こういう光景を想像して書いた曲です。
Marprilの立花鈴さん(左)と谷田透佳さん(右)
コーサカさんと立花鈴さんがメロウなラップを重ね合えば、反対側ではアンジョーさんと谷田透佳さんが可愛く振りを合わせる。テーマカラーが似通った2組が見事なユニゾンを生み出していく。
ファンたちの愛がつくり出す優しい景色を目にして、「めちゃくちゃ大変な時期に、こういう光景を想像して書いた曲です」とこぼすコーサカさん。いつになくまっすぐ届けられたその言葉にあたたかな拍手が送られる。“人生ってのは上手くいかない
Riskey マス目もなけりゃ賽の目すらもない
進めるのは足 転がるのは躓くから
Reach out 万感
背中押してくれる貴方達に感謝”
タイトなビートの上に2人の性質の異なる歌声が美しく響き合うMarprilのオリジナルソングを、異なる才覚を持つ4人のアーティストが再構築していく。
熱狂と混沌の華金ダンス空間
コーサカさんが変幻自在のラップスキルをこれでもかと見せつければ、アンジョーさんも呼応しミラーボールもド派手に煌めく華金ダンス空間が出来上がる。そして骨の髄まで響く低音と和の調べがたまらない新曲「Bikidan」へと続き、カオティックなパーティはさらにかき混ぜられていく。
YACAさん
まずは「みなさんのおかげです2023 大騒動 Ver」で挨拶代わりにテクニカルなライミングを繰り出す2人。組む相手が変わればパフォーマンスも鮮やかに変質させるコーサカさんに、負けじと卓越したラップスキルで張り合うYACAさん。
そしてワニコーパートは「透明な日曜日」で締めくくる。浮遊感のある穏やかなビートに乗せて透き通るほどに自然体にラップを重ねていくと、途中には谷田透佳さんもカットインするなどして溢れる幸福感をバラまいた。
カットインする谷田透佳さん
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