山田尚子の新作アニメ『Garden of Remembrance』アヌシー国際映画祭で特別上映

山田尚子の新作アニメ『Garden of Remembrance』アヌシー国際映画祭で特別上映
山田尚子の新作アニメ『Garden of Remembrance』アヌシー国際映画祭で特別上映

『Garden-of-Remembrance』ティザービジュアル

山田尚子監督のオリジナル作品『Garden of Remembrance』が、世界最大規模のアニメ映画祭・アヌシー国際アニメーション映画祭で特別上映される。

『Garden of Remembrance』は2023年にリリースされる作品で、制作はサイエンスSARU。音楽はシンガーソングライターのラブリーサマーちゃんが担当している。

『夏へのトンネル、さよならの出口』『かがみの孤城』が出品

フランス現地時間の6月11日(日)〜17日(土)に開催されるアヌシー国際アニメーション映画祭。1960年にカンヌ国際映画祭から独立して設立された、世界最古かつ世界最大規模のアニメ映画祭であり、前回の開催時に『Garden of Remembrance』の情報が解禁された。

今回は『Garden of Remembrance』の他にも、映画『BLUE GIANT』『THE FIRST SLAM DUNK』『名探偵コナン 黒鉄の魚影』など、2023年の大ヒット作が特別上映されることが決定。

また、長編コンペティション部門には日本から、『夏へのトンネル、さよならの出口』と『かがみの孤城』の出品が決まっている。

「けいおん!」シリーズや『平家物語』で知られる山田尚子

山田尚子監督は、映画『聲の形』や「けいおん!」シリーズ、TVアニメ『平家物語』などを手がけてきたアニメ監督。

オリジナル作品『Garden of Remembrance』は、アネモネの花をテーマとして、「きみ」と「僕」と「おさななじみ」の3人の感情が揺れ動く様子を鮮麗に描いた作品となる。

アニメーション制作は『平家物語』でもタッグを組んだサイエンスSARU。キャラクター原案は山田尚子監督の希望もあり決定した漫画家・水沢悦子さん(漫画『花のズボラ飯』作画担当ほか)。

音楽は、山田尚子監督が“無敵な女の子という感じがする”と語るシンガーソングライター・ラブリーサマーちゃんが書き下ろす。

『Garden of Remembrance』ストーリー
空のビール缶・ウィスキーグラスが床に置かれ、

部屋の端には画材やエレキギターが並ぶ、少し散らかった「きみ」の部屋。

携帯のアラームが鳴って、ぼんやりと起き上がり「きみ」1人の朝が始まる。

「ぼく」が好きだったアネモネの花、それは「ぼく」との思い出を繋ぐ大切な花。

ある日部屋のクローゼットを開けると「ぼく」との思い出が「きみ」を包み込んでいき・・・

これは「きみ」と「ぼく」、そして「おさななじみ」との”さよなら”を描く物語──。

ⒸGarden of Remembrance -二つの部屋と花の庭-製作委員会

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