ゲームクリエイターのZUNさんが4月18日、Webサイト「東方よもやまニュース」で開発が進んでいることを明かした。
5月7日(日)に東京ビックサイト・東ホールで開催される東方Projectオンリーの同人誌即売会「博麗神社例大祭」で体験版を頒布。
8月に開催される「コミックマーケット102」で頒布を予定しており、Steamでもリリースされる。
【画像】新作『東方獣王園』の開発中の画面
二次創作のクラファンに約2億、根強い人気の東方Project
東方Projectは、ゲームクリエイターのZUNさんが主宰する同人サークル「上海アリス幻樂団」が手がける弾幕シューティングゲームを中心にした作品群。シューティングゲームとしての美しい弾幕演出や優れた楽曲、そして舞台となる「幻想郷」に住む人間、妖怪、鬼、幽霊、神などのキャラクターたちが、多くの人々を魅了してきた。
また、二次創作ガイドラインが明示され、ルールの範囲内での二次創作が許容されているのも東方Projectの大きな特徴の1つ。
様々な二次創作プロジェクトが生まれ、近年もシューティングゲーム『東方アルカディアレコード』や音楽ゲーム『東方ダンマクカグラ』などが展開されている。 なお、2021年リリースの『東方ダンマクカグラ』は1年2ヶ月で終了するも、その後スタンドアローン版(SteamおよびNintendo Switch用のオフライン版)の開発に向けクラウドファンディングを実施。
当初の目標金額は1500万円と高額ながら、最終的に6995人から1億9327万7283円の支援が集まるなど、現在でも根強い人気を維持している。
ZUN「東方力が高い人ほど有利なゲームになっています」
そんな東方Project第19弾となる新作タイトル『東方獣王園』は、第9弾の『東方花映塚』を踏襲した画面構成となる弾幕ゲーム。ZUNさんは「常にアドリブ的な避け方を強いられるスピーディな対戦ゲームで、簡単に言うと、東方力が高い人ほど有利なゲームになっています」とコメント。
5月の同人誌即売会「博麗神社例大祭」で頒布される体験版は、博麗霊夢、霧雨魔理沙、高麗野あうん、ナズーリン、清蘭が使用可能。なお、体験版のストーリーは製品版とは異なる。
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連載
2023年8月12日(土)・13日(日)の2日間にわたって東京ビッグサイトの東・西・南展示棟(サークル・企業ブース)で開催される「コミックマーケット102」(C102)を特集。 近年はコロナ禍の影響で、来場者数の上限をはじめ様々な制限を設けてきたコミケ/コミケット。しかし、今回の夏コミではそれらを大幅に緩和。 各種のガイドラインが廃止されたことを受け、1日あたりの来場者数の上限を撤廃し、さらに当日午後からの入場が可能になるなど、かつての熱狂を取り戻す準備が整いつつある。
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