「事実誤認がある」との指摘が殺到していた書籍『ゲームの歴史』(講談社)全3巻が、販売中止になるとTwitterで話題になっている。
4月6日頃から販売中止の報告を受けたという投稿がTwitterで確認されており、KAI-YOU.netが講談社に事実確認を行った結果、「読者に誠実に対応するため、4月10日(月)に正式な発表を行います」との回答を得た。
すでに電子書籍版は販売停止となり、インターネット上での取り扱いも行われていないため、紙版が販売停止となれば事実上の絶版となる。
お知らせでは、同書の内容について「多くの方々にご指摘いただいた通り、内容に事実誤認と情報元が確認できない箇所が多数見つかりました」と調査の結果を報告。
その対応として、同書は販売中止が決定。講談社は既に、書店に対して店頭在庫の返品対応を依頼。購入した人に対しての返金対応もアナウンスしている(外部リンク)。
今回の騒動については「本書は岩崎夏海氏が企画・構成・口述を、稲田豊史氏が文章を担当したものですが、編集部による事実関係の確認が不十分だったためにこのような事態となりました」と経緯を説明。
「ご購入いただいた読者のみなさま、関係者のみなさまに多大なご迷惑をおかけしましたことを深くお詫び申し上げます」と謝罪し、お知らせは締めくくられている。
様々なゲームハードやタイトル、近年盛り上がりを見せるe-Sports、ゲーム実況、ソーシャルゲームのガチャ文化など、タイトルの通りゲームの歴史を網羅的にまとめた書籍となる。
刊行後に本書で触れられたゲーム「ポケットモンスター」の制作関係者やその他のゲーム関係者から、記述内容に誤りがあるとの指摘・批判が多数挙がり、2023年3月17日に講談社児童図書出版部が声明を発表(外部リンク)。
「事実誤認があるのではと複数の方からご指摘をいただいております」「現在、編集部と著者で全体の確認作業を行っております」と報告していた。
4月6日頃から販売中止の報告を受けたという投稿がTwitterで確認されており、KAI-YOU.netが講談社に事実確認を行った結果、「読者に誠実に対応するため、4月10日(月)に正式な発表を行います」との回答を得た。
すでに電子書籍版は販売停止となり、インターネット上での取り扱いも行われていないため、紙版が販売停止となれば事実上の絶版となる。
※追記:講談社、『ゲームの歴史』販売中止と返金対応を決定
4月10日(月)、講談社の児童図書出版部が公式サイトに『ゲームの歴史』に関するお知らせを掲載した。お知らせでは、同書の内容について「多くの方々にご指摘いただいた通り、内容に事実誤認と情報元が確認できない箇所が多数見つかりました」と調査の結果を報告。
その対応として、同書は販売中止が決定。講談社は既に、書店に対して店頭在庫の返品対応を依頼。購入した人に対しての返金対応もアナウンスしている(外部リンク)。
今回の騒動については「本書は岩崎夏海氏が企画・構成・口述を、稲田豊史氏が文章を担当したものですが、編集部による事実関係の確認が不十分だったためにこのような事態となりました」と経緯を説明。
「ご購入いただいた読者のみなさま、関係者のみなさまに多大なご迷惑をおかけしましたことを深くお詫び申し上げます」と謝罪し、お知らせは締めくくられている。
『もしドラ』の岩崎夏海とファスト映画の著書で話題の稲田豊史が執筆
『ゲームの歴史』は、『もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら』の著者・岩崎夏海さんと、『映画を早送りで観る人たち ファスト映画・ネタバレ――コンテンツ消費の現在形』の著者・稲田豊史さんが執筆した書籍。様々なゲームハードやタイトル、近年盛り上がりを見せるe-Sports、ゲーム実況、ソーシャルゲームのガチャ文化など、タイトルの通りゲームの歴史を網羅的にまとめた書籍となる。
刊行後に本書で触れられたゲーム「ポケットモンスター」の制作関係者やその他のゲーム関係者から、記述内容に誤りがあるとの指摘・批判が多数挙がり、2023年3月17日に講談社児童図書出版部が声明を発表(外部リンク)。
「事実誤認があるのではと複数の方からご指摘をいただいております」「現在、編集部と著者で全体の確認作業を行っております」と報告していた。
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