コカインを大量摂取した巨大熊が大暴れ 実話を基にした映画『Cocaine Bear』

コカインを大量摂取した巨大熊が大暴れ 実話を基にした映画『Cocaine Bear』
コカインを大量摂取した巨大熊が大暴れ 実話を基にした映画『Cocaine Bear』

映画『Cocaine Bear』ポスター/画像は公式Twitterより

“白い粉”で描かれた、雄叫びを上げる巨大熊。血を彷彿とさせる赤文字で刻まれる「BEAR」の文字。

2023年2月24日(金)にアメリカで公開される映画『Cocaine Bear(コカイン・ベア/原題)』のポスターが公式Twitterで公開された。

コカインを大量摂取した巨大熊が大暴れ『Cocaine Bear』

『Cocaine Bear』は、墜落した飛行機に積まれていたコカインを食べたクマが暴れ回るというスリラー映画。

配給は米ユニバーサル・ピクチャーズ。監督は『スパイダーマン』(サム・ライミ版)や『キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン』への出演で知られるエリザベス・バンクス(Elizabeth Banks)さん。

監督としては、『チャーリーズ・エンジェル』(2019年)や『ピッチ・パーフェクト2』(2015年)などの作品を手がけている。脚本は青春ホラー『ザ・ベビーシッター キラークイーン』のジミー・ウォーデン(Jimmy Warden)さんが担当する。

プロデューサーには、『スパイダーマン:スパイダーバース』に参加した2人、フィル・ロード(Phil Lord)さんとクリス・ミラー(Chris Miller)さんも名を連ねている。

キャストにはケリー・ラッセル(Keri Russell)さん、レイ・リオッタ(Ray Liotta)さん、オールデン・エアエンライク(Alden Ehrenreich)さんらがクレジットされている。

米メディア・Deadlineによれば、『Cocaine Bear』は1985年にアメリカで起こった実話を基にしているという。

同メディアでは、「この映画では、警官・犯罪者・観光客・10代の若者たちからなる奇妙なグループがジョージア州の森に集まる。そこでは500ポンドの頂点捕食者が驚異的な量のコカインを摂取し、暴力と血を求めて暴れ回っている(筆者訳)」と紹介している(外部リンク)。

スタイリッシュ&インパクト大なポスターのデザイン性

その上で、今回は初公開された『Cocaine Bear』のポスターのデザイン性について触れておきたい。

「白い粉で巨大熊の雄叫びを描く」のは、コカインを題材にした作品ならではのアイデア。作品に登場する要素を示しつつ、静止画の巨大熊に躍動感を与えている。

また、その粉の白と正反対の黒を背景色とし、赤をアクセントにするという色彩構成は、シンプルかつ王道ながら強烈だ。

文字要素の多くが力強くカッチリとしたサンセリフ系統のフォントの中、赤文字の「BEAR」のみブラジで書いたような荒っぽいフォントなのもポイント。

そもそもの構成要素の少なさも、デザインのスタイリッシュさ&インパクトを際立たせている。
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『Cocaine Bear』公式「Don’t coke the bear.」

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