「また遊ぼうぜ!」みんなを幸せにするエンディング
リサイタルズのライブが終わると、ステージのモニターには虫眼鏡?さんが登場。かつても様々な人に迷惑をかけたことがメンバーたちによって暴露されていたが、今回も様々な姿の虫眼鏡?さんが会場で様々な悪事を働いていたことが暴露された。
歓声に包まれステージに戻ってくると、それぞれイベントを終えての思いを語った。 りょうさんが「てつやの家からはじまって、こんなにたくさんの人が集まってくれているっていう事実がすごすぎない?」と言うと、としみつさんも同意し、そんなステージをつくり上げてくれたスタッフさんたちへの感謝を述べる。
そんなとしみつさんに対し虫眼鏡さんは、「イベント担当大臣として本当に頑張ってくれた」と、イベントの企画を行ってくれたとしみつさんを讃えた。 最後のてつやさんは、「すごく楽しかったけど、たぶん全員を満足させられてはいないし、大きい舞台に立つほど申し訳なくなる」と心情を吐露。
てつやさんがだからこそと「みなさんが笑って死ねるように」と言いかけ「それはダメかな…?」と言い淀む。それを見て他のメンバーが暖かく「いいよ言っちまえ」と背中を押すと、てつやさんは「僕たちがみなさんを幸せにします!」とリーダーとして宣言。
「また遊ぼうぜ!」という言葉と共に、メンバーたちが退場し、イベントは終了となった。
らしさとスター性があふれたイベント
グループ史上最大規模となったイベント「TCG」は、開幕から終演まで、東海オンエアらしさがたっぷりのイベントだった。囲み取材でとしみつさんは、今回のイベントでは「ファンとの距離」を大事にしたかったと語っていた。
大きな舞台に立つからこそ、来てくれたファンのそばに行きたい。そんなとしみつさんの言葉通り、企画からライブまで、全ての時間でメンバーたちは常にファンと共に楽しんでいた。 東海オンエアは、これまでも大がかりなセットを用いてコントを行ったり、TV局とともに企画を行ったりと、TVバラエティへの意識が強いグループだ。
コント的な設定に乗りながら、全力でパフォーマンスするリサイタルズの3人、そしてそれを見守る他のメンバーたちを見ていると、ふと懐かしい感覚がよみがえってきた。 それは、小さいころTVで見ていた音楽ユニット・矢島美容室やナインティナイン・岡村隆史さんのような、TVバラエティから生まれたエンタメ界のスターたちを見ている時と同じものだった。
時代と共にTVバラエティの形も変わり、失われてしまったと思っていたエンタメ界のスターの姿は、YouTubeでバラエティを体現する6人に確かに継承されていたように思う。
「東海オンエア」であり続ける彼らのファンでい続けよう
取材時に「次にイベントを開くとしたらどんな場所でやりたいですか?」と聞かれたとしみつさんは、「逆に小さい会場でやりたいですね。ぼくらのすることをよりしっかりと見てもらえる距離感で」と言い、てつやさんはそれに「ディナーショーとかいいんじゃない?」と応えていた。また、2023年で10周年を迎えることについて、虫眼鏡さんは「事務所の人は10周年として色々企画してくれてますけど、我々本当に目標なくやってるので、10周年だからなんだくらいにしか思ってないんですよ」とあっけらかんと答えてくれた。
てつやさんの実家から始まり、地元・愛知県岡崎市にて、10年たっても変わらず東海オンエアであり続ける彼らが今後、どんなエンタメを届けてくれるのか。今後も変わらずファンとして、楽しんでいきたいと思う。 【画像35枚】東海オンエア史上最大のイベントを振り返る
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