イラストコミュニケーションサービス・pixivを運営するピクシブ株式会社が、9月8日(木)に開かれた裁判について公式サイト上で報告。
トランスジェンダーの社員(原告)からの訴えに対して、その責任を認め、請求されていた内容を認諾したと公表した。
また、報告のなかでピクシブ株式会社は、「原告である弊社従業員に対しまして、社内でハラスメント被害が発生してしまったこと、またそれに対する弊社の度重なる対応の不足・不手際によりお心を深く傷つけてしまったことをお詫び申し上げます。」と、改めて謝罪している。
トランスジェンダーの社員が、上司から性的指向と性自認(SOGI)に関する差別や嫌がらせ「SOGIハラ」を受けたとピクシブ社内で対応を求めたものの、十分な対策がなされなかったとして、同社は提訴されていた。
同文書には、ハラスメントに関する処分を厳格にすること、人事評価にハラスメントに関する項目を追加すること、社内外の相談窓口を充実させること、ハラスメントの当事者や関係者のプライバシーと秘密を厳守することなどが明記されている。
また、報告のなかでピクシブ株式会社は、「原告である弊社従業員に対しまして、社内でハラスメント被害が発生してしまったこと、またそれに対する弊社の度重なる対応の不足・不手際によりお心を深く傷つけてしまったことをお詫び申し上げます。」と、改めて謝罪している。
ピクシブ社内で起きたセクハラと対応の問題
この裁判は、5月に明らかになったピクシブ社内でのハラスメント問題に端を発するもの。トランスジェンダーの社員が、上司から性的指向と性自認(SOGI)に関する差別や嫌がらせ「SOGIハラ」を受けたとピクシブ社内で対応を求めたものの、十分な対策がなされなかったとして、同社は提訴されていた。
問題発覚後に行ってきたピクシブ社の対応
ピクシブ株式会社はハラスメント問題の発覚後、複数回にわけてハラスメント防止に向けての声明を発表しており、8月末には具体的な方針をまとめた2つの文書を公開。同文書には、ハラスメントに関する処分を厳格にすること、人事評価にハラスメントに関する項目を追加すること、社内外の相談窓口を充実させること、ハラスメントの当事者や関係者のプライバシーと秘密を厳守することなどが明記されている。
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