宗教2世を描くノンフィクション漫画 連載打ち切り経て文藝春秋から刊行

連載終了から現在まで 変化した「宗教」を巡る状況

『「神様」のいる家で育ちました~宗教2世な私たち~』の連載が打ち切られてから現在に至るまで、日本国内における「宗教2世」を巡る状況に、大きな注目が集まっている。

7月、日本の元首相・安倍晋三さんが銃撃され死亡した事件が起きた。山上徹也容疑者は、世界平和統一家庭連合(旧略称・統一教会)の宗教2世であり、同団体と関係性が深い安倍晋三さんを狙ったという事件の背景は、大きく報道された。

政治家と旧統一教会との癒着をはじめとした「政治と宗教」の関係性が表面化。社会問題として、現在、多くのメディアで取り上げられている。

菊池真理子さん

【菊池真理子さんコメント】

このたび 「『神様』のいる家で育ちました ~宗教2世な私たち~」を、出版していただけることとなりました。様々な宗教の2世に取材し、これまで語られることのなかった、親が信仰を持つ方たちの半生を描いたノンフィクションコミックです。当初は別媒体で連載していましたが、宗教団体からの抗議をきっかけに休止となり、一度は消えかけた作品です。 SNSでの応援の声にも励まされました。諦めずに進めたのは取材にご協力くださった方たちと、読者の皆様のおかげです。

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