映像では「ずっと真夜中でいいのに。」(通称・ずとまよ)が書き下ろした主題歌「消えてしまいそうです」が初公開。映画への期待感をドラマティックかつエモーショナルに高めている。
大海原を漂流する団地でのサバイバル体験、謎の少年・のっぽ、急な嵐によって直面する緊迫感あふれるシーンなどが、スタジオコロリドらしい柔らかくも躍動感に富んだタッチで描かれている。
少年少女たちが経験する“ひと夏の別れの旅”──映画『雨を告げる漂流団地』は、9月16日(金)にNetflixで全世界独占配信&日本全国ロードショー。
【画像】アニメ映画『雨を告げる漂流団地』最新場面カット
思い出の団地を舞台にしたひと夏の漂流
『雨を告げる漂流団地』は、2018年に『ペンギン・ハイウェイ』で第42回日本アカデミー賞優秀アニメーション作品賞などを受賞した石田祐康監督による、初の長編オリジナルアニメ映画。『ペンギン・ハイウェイ』『泣きたい私は猫をかぶる』に続く、アニメ制作会社・スタジオコロリドが手掛ける長編アニメーション映画第3弾だ。
団地で育った幼なじみの小学6年生である航祐と夏芽が、夏休みに同級生たちと忍び込んだおばけ団地で不思議な現象に巻き込まれ、大海原を団地ごと漂流する物語。
キャストは主人公の航祐役を田村睦心さん、夏芽役を瀬戸麻沙美さんが担当。ほかにも、村瀬歩さん、山下大輝さん、小林由美子さん、水瀬いのりさん、花澤香菜さん、島田敏さん、水樹奈々さんが出演する。
ずとまよ主題歌解禁、ノベライズ版も発売決定
団地漂流サバイバルである本作の主題歌・挿入歌は、作詞・作曲・ボーカルのACAねさんを中心とする音楽ユニット「ずっと真夜中でいいのに。」が、アニメ作品初タイアップとなる。新たに解禁された予告編では、主題歌「消えてしまいそうです」が初解禁。ひと夏の冒険を終えた彼・彼女たちに寄り添うような、エモーショナルな楽曲に仕上がっている。
なお、挿入歌の「夏枯れ」は先行して解禁済み。夏の思い出をイメージさせるノスタルジックかつ爽やかな楽曲で、映画本編の映像を使用したワンコーラス分のPVが公開中だ。
ノベライズ版は2種類あり、角川文庫版が8月24日(水)、挿絵とふりがなが入った角川つばさ文庫版が9月14日(水)に発売される。
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イベント情報
雨を告げる漂流団地
- 公開
- 9.16(金) Netflix全世界独占配信&日本全国ロードショー
- 出演
- 田村睦心 瀬戸麻沙美
- 村瀬歩 山下大輝 小林由美子 水瀬いのり 花澤香菜 島田敏 水樹奈々
- 監督
- 石田祐康
- 脚本
- 森ハヤシ/石田祐康
- 音楽
- 阿部海太郎
- 主題歌・挿入歌
- ずっと真夜中でいいのに。
- 企画
- ツインエンジン
- 制作
- スタジオコロリド
- 配給
- ツインエンジン/ギグリーボックス
- 製作
- コロリド・ツインエンジンパートナーズ
【ストーリー】
まるで姉弟のように育った幼なじみの航祐と夏芽。
小学6年生になった二人は、航祐の祖父・安次の他界をきっかけにギクシャクしはじめた。
夏休みのある日、航祐はクラスメイトとともに取り壊しの進む「おばけ団地」に忍び込む。
その団地は、航祐と夏芽が育った思い出の家。
航祐はそこで思いがけず夏芽と遭遇し、謎の少年・のっぽの存在について聞かされる。
すると、突然不思議な現象に巻き込まれ――気づくとそこは、あたり一面の大海原。
航祐たちを乗せ、団地は謎の海を漂流する。
はじめてのサバイバル生活。力を合わせる子どもたち。
泣いたりケンカしたり、仲直りしたり?果たして元の世界へ戻れるのか?
ひと夏の別れの旅がはじまる―
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