『進撃の巨人』『SPY×FAMILY』などの制作で知られるアニメスタジオ・WIT STUDIOの創立10周年を記念した展覧会「WIT STUDIO 10th Aim Higher」が、5月27日(金)から6月20日(月)まで、東京・池袋PARCO本館7F・PARCO FACTORYで開催されています。
2012年6月の設立後、2013年に放送されたTVアニメ『進撃の巨人』でスタートを切ったWIT STUDIO。
その後、2015年に初のオリジナルアニメ『ローリング☆ガールズ』を制作するなど、原作・オリジナル問わず、多くの作品を手掛けてきました。
会場では設立初期の作品から、『王様ランキング』『ヴァンパイア・イン・ザ・ガーデン』『バブル』『おにぱん!』、さらにはCloverWorksとの共同制作した『SPY×FAMILY』と、放送中の最新タイトルに至るまで、膨大な作品資料がずらり。
「WIT STUIDOといえば?」と聞かれて、名前が浮かぶであろう様々な作品と共に、スタジオの歴史を振り返り、その未来を期待させる内容となりました。
【画像】WIT STUDIO設立10周年展示の数々
あの質の高いアクションシーンがどのようにして生まれたのか。原画からもそのダイナミズムを感じられるので、ぜひ1枚ずつじっくりと見ておきたいところ。 放送されるや否や爆発的に人気を獲得したキャラクター・アーニャも随所に展示。
コロコロと変わる表情を楽しみつつ、ロイド、アーニャ、ヨルのパネルと記念撮影して、フォージャー家の一員になれる!
会場内に展示された、10年間で制作した話題作の数々を見ると、初の元請制作デビューを『進撃の巨人』で飾ったことは、WIT STUDIOの躍進にとってやはり大きかったと感じます。
原作漫画では断片的にしか描かれていない立体機動装置の動きを、最適かつ最良の形でアニメーションにしたことで、WIT STUDIOの名前は一気に広く知れ渡りました(個人の感想も含みます)。
視聴者たちに大きな驚きをもたらしてきた技術力は、Netflixで配信中および劇場公開中の最新作『バブル』にも顕著に表れています。
立体機動ばりのパルクールアクションに加え、『甲鉄城のカバネリ』で見せたアニメキャラクターをより魅力的に描く“メイクアップ”なる手法も数多く登場。 まさにWIT STUDIO設立10周年の集大成とも呼べる内容に仕上がっており、『進撃の巨人』『甲鉄城のカバネリ』を手掛けてきた荒木哲郎監督が、圧倒的没入感を生み出しています。
会場では原画に加え、キャラクター設定画やイメージボードなども展示。また、特徴的なパルクールアクションの制作工程も公開されていました。
『王様ランキング』の原画では、主人子・ボッジが涙する表情を、いかに活き活きと描いたのか。通常時のカットと比べて、その仕事の丁寧さをうかがうことができます。 加えて、放送・配信中作品としては、『ヴァンパイア・イン・ザ・ガーデン』『おにぱん!』のコーナーも。
朝からWIT STUIDOの技術力全開で注目を集める『おにぱん!』は可愛らしいキャラクターたちが、Netflixで配信中の『ヴァンパイア・イン・ザ・ガーデン』はキャラクターデザイン・総作監をつとめるアニメーター・西尾鉄也さんの仕事の一端が披露されていました。 【画像で振り返る】WIT STUDIO設立10周年展示の数々
2012年6月の設立後、2013年に放送されたTVアニメ『進撃の巨人』でスタートを切ったWIT STUDIO。
その後、2015年に初のオリジナルアニメ『ローリング☆ガールズ』を制作するなど、原作・オリジナル問わず、多くの作品を手掛けてきました。
会場では設立初期の作品から、『王様ランキング』『ヴァンパイア・イン・ザ・ガーデン』『バブル』『おにぱん!』、さらにはCloverWorksとの共同制作した『SPY×FAMILY』と、放送中の最新タイトルに至るまで、膨大な作品資料がずらり。
「WIT STUIDOといえば?」と聞かれて、名前が浮かぶであろう様々な作品と共に、スタジオの歴史を振り返り、その未来を期待させる内容となりました。
【画像】WIT STUDIO設立10周年展示の数々
そこかしこにアーニャ! 『SPY×FAMILY』の一員に
いま、このタイミングの展覧会という意味では、当然見ておきたいのが『SPY×FAMILY』です。会場では原画や場面カット、キャラクターのパネルなどが展示されています。あの質の高いアクションシーンがどのようにして生まれたのか。原画からもそのダイナミズムを感じられるので、ぜひ1枚ずつじっくりと見ておきたいところ。 放送されるや否や爆発的に人気を獲得したキャラクター・アーニャも随所に展示。
コロコロと変わる表情を楽しみつつ、ロイド、アーニャ、ヨルのパネルと記念撮影して、フォージャー家の一員になれる!
初の元請制作『進撃の巨人』が与えたインパクト
WIT STUDIOの名を聞いたとき、多くの人がシーズン3まで制作したアニメ『進撃の巨人』を思い浮かべるはず。会場内に展示された、10年間で制作した話題作の数々を見ると、初の元請制作デビューを『進撃の巨人』で飾ったことは、WIT STUDIOの躍進にとってやはり大きかったと感じます。
原作漫画では断片的にしか描かれていない立体機動装置の動きを、最適かつ最良の形でアニメーションにしたことで、WIT STUDIOの名前は一気に広く知れ渡りました(個人の感想も含みます)。
WIT STUDIOの集大成とも言うべき『バブル』
誤解を恐れずに言えば、それまでのTVアニメにはなかった新たな躍動感こそがWIT STUDIOの強み。視聴者たちに大きな驚きをもたらしてきた技術力は、Netflixで配信中および劇場公開中の最新作『バブル』にも顕著に表れています。
立体機動ばりのパルクールアクションに加え、『甲鉄城のカバネリ』で見せたアニメキャラクターをより魅力的に描く“メイクアップ”なる手法も数多く登場。 まさにWIT STUDIO設立10周年の集大成とも呼べる内容に仕上がっており、『進撃の巨人』『甲鉄城のカバネリ』を手掛けてきた荒木哲郎監督が、圧倒的没入感を生み出しています。
会場では原画に加え、キャラクター設定画やイメージボードなども展示。また、特徴的なパルクールアクションの制作工程も公開されていました。
『王様ランキング』や『モルカー』監督の新作も
「WIT STUDIO 10th Aim Higher」の会場ではほかにも、『屍者の帝国』『魔法使いの嫁』『ヴィンランド・サガ』『GREAT PRETENDER』『Vivy-Fluorite Eye’s Song-』『王様ランキング』『Candy Caries』などの資料が展示。『王様ランキング』の原画では、主人子・ボッジが涙する表情を、いかに活き活きと描いたのか。通常時のカットと比べて、その仕事の丁寧さをうかがうことができます。 加えて、放送・配信中作品としては、『ヴァンパイア・イン・ザ・ガーデン』『おにぱん!』のコーナーも。
朝からWIT STUIDOの技術力全開で注目を集める『おにぱん!』は可愛らしいキャラクターたちが、Netflixで配信中の『ヴァンパイア・イン・ザ・ガーデン』はキャラクターデザイン・総作監をつとめるアニメーター・西尾鉄也さんの仕事の一端が披露されていました。 【画像で振り返る】WIT STUDIO設立10周年展示の数々
WIT STUDIO制作の注目アニメ
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イベント情報
「WIT STUDIO 10th Aim Higher」
- 開催期間
- 2022年5月27日(金)~2022年6月20日(月)
- 開催場所
- 池袋PARCO 本館7F PARCO FACTORY
- 主催
- ムービック・WIT STUDIO
- 運営
- PARCO
- 入場料
- 前売り:入場チケット1300円、グッズ引換券1500円
- 当日:入場チケット1500円、グッズ付チケット3000円
- ※全て税込、小学生以下無料 ※チケット発売開始日:5月6日(金)~
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