「これは、愛と友情と、ぱんつの物語である!」── 一見深夜アニメのキャッチコピーのようですが、テレビ東京の朝の情報番組『おはスタ』(月〜金/7時5分〜)内で放送されているアニメです。
その名を『おにぱん!』。『進撃の巨人』や『王様ランキング』などを手がけ、4月からは『SPY×FAMILY』をCloverWorksと共同制作するスタジオ・WIT STUDIOによるオリジナルアニメです。
放送はこの4月からスタート。前振りの時点でお気づきかと思いますが、そうです、朝っぱらからとは思えないハイカロリー&ハイクオリティな作画で、第1話の放送直後からアニメファンを唸らせています。
【画像】アニメ『おにぱん!』場面カット
鬼と人間が共存する世界を舞台に、つつじ(CV:野崎結愛さん)、ひまわり(CV:根岸実花さん)、つゆくさ(CV:野中ここなさん)の3人のおにっ子が鬼ヶ島から上京し、「鬼のイメージアップ」のために奮闘する姿を描く物語です。TVアニメ『おにぱん!』公式メインPV
原作は、『魔法使いの嫁』の監督・長沼範裕さん、WIT STUDIO、小学館集英社プロダクションによる「おにぱん!プロジェクト」。監督は『みなみけ』『ゆるゆり』などで知られる太田雅彦さんが担当しています。
かわいらしい3人のおにっ子のデザイン原案は、イラストレーター/キャラクターデザイナーのトマリさん。ライトノベル『スパイ教室』のイラストやバーチャルYouTuber(VTuber)・獅白ぼたんさんのデザインを手がけるクリエイターです。
変身シーン(俗にいう変身バンク)を指す「おにぱんチェンジアニメーション」を担当するのは、原画マンとして「プリキュア」シリーズへの参加歴もあるアニメーター・木曽勇太さん。
これまでに映画『僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ヒーローズ:ライジング』の印象的な背景動画や、ポケモン&BUMP OF CHICKENのスペシャルムービー「GOTCHA!」の原画などを担当。
TVアニメ『スーパーカブ』第4話では一人で原画を担当したほか、最近では『平家物語』『SPY×FAMILY』のOPにも原画として参加している要注目のクリエイターです。
放送に先駆けて、公式Twitterで該当シーンの線撮ムービーが公開されていましたが、着色されたアニメーションになると、奥行きや動きの躍動感が一層際立ちます。
それもそのはず。実際に『進撃の巨人』でも3D背景動画を担当した廣住茂徳さんが制作しており、ぎゅんぎゅんと動きまくるカメラワークは、朝の寝ぼけた脳を活性化させるには十分な情報量を有します。
ちなみに3人の住宅街を走り回るパルクールのようなアクションは、同じくWIT STUDIOが制作し、現在Netflixで配信中のオリジナルアニメ映画『バブル』にも登場。映画『バブル』特報(0:46〜)
5月13日(金)からは劇場でも公開されるので、パルクールの動き(=アニメーション)の気持ちよさにより没入したい場合は、ぜひ劇場へ足を運びましょう。
というか、両方ともこれまでのWIT STUDIOのエッセンスが注ぎ込まれたオリジナル作品という意味では、同スタジオのTVアニメ&劇場アニメとしてある種の集大成……と言えなくもないかもしれません!『おにぱん!』テーマ曲 おにパパパン!パン!/おにぱんず!
©2022 おにぱん!製作委員会
その名を『おにぱん!』。『進撃の巨人』や『王様ランキング』などを手がけ、4月からは『SPY×FAMILY』をCloverWorksと共同制作するスタジオ・WIT STUDIOによるオリジナルアニメです。
放送はこの4月からスタート。前振りの時点でお気づきかと思いますが、そうです、朝っぱらからとは思えないハイカロリー&ハイクオリティな作画で、第1話の放送直後からアニメファンを唸らせています。
【画像】アニメ『おにぱん!』場面カット
「おはスタ」で放送中のオリジナルアニメ『おにぱん!』
テレビ東京系列の朝のキッズ向け番組として25周年を迎える『おはスタ』内で放送中の『おにぱん!』。Amazon Prime Videoなどの配信サービスでは、1週間分を1本にまとめたバージョンが配信中です。鬼と人間が共存する世界を舞台に、つつじ(CV:野崎結愛さん)、ひまわり(CV:根岸実花さん)、つゆくさ(CV:野中ここなさん)の3人のおにっ子が鬼ヶ島から上京し、「鬼のイメージアップ」のために奮闘する姿を描く物語です。
かわいらしい3人のおにっ子のデザイン原案は、イラストレーター/キャラクターデザイナーのトマリさん。ライトノベル『スパイ教室』のイラストやバーチャルYouTuber(VTuber)・獅白ぼたんさんのデザインを手がけるクリエイターです。
おにぱん変身シーンは「プリキュア」参加アニメーター
ちなみに3人のおにっ子は、鬼族に伝わるという秘密道具「おにぱん」を使って変身。黄色と黒の縞模様が特徴的な、いわゆる鬼のパンツです。変身シーン(俗にいう変身バンク)を指す「おにぱんチェンジアニメーション」を担当するのは、原画マンとして「プリキュア」シリーズへの参加歴もあるアニメーター・木曽勇太さん。
これまでに映画『僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ヒーローズ:ライジング』の印象的な背景動画や、ポケモン&BUMP OF CHICKENのスペシャルムービー「GOTCHA!」の原画などを担当。
TVアニメ『スーパーカブ』第4話では一人で原画を担当したほか、最近では『平家物語』『SPY×FAMILY』のOPにも原画として参加している要注目のクリエイターです。
立体機動さながらのアクションに『進撃』スタッフ
ここまでのスタッフが参加している『おにぱん!』。結論から言うと、第1話から早くもバズりました。警察官姿に扮したおにっ子3人が住宅街を駆け抜けるシーンが圧巻でした。『おにぱん!』とかいうおはスタ内アニメが急に立体起動みたいな動きし始めて何事かと思ったら制作WITだったわ
— みの虫。 (@minorun9) April 16, 2022
朝から本気出してンな pic.twitter.com/ZNuSAcXaby
放送に先駆けて、公式Twitterで該当シーンの線撮ムービーが公開されていましたが、着色されたアニメーションになると、奥行きや動きの躍動感が一層際立ちます。
3人を前後左右背景から縦横無尽に映し出すアングルと、3Dを用いた背景動画で描かれるシーンは、WIT STUDIOが手がけた『進撃の巨人』の立体起動装置を彷彿とさせると大反響。作画は若手エースの前田園香さん!
— 完戸翔洋 (@larelifeo) April 15, 2022
3D背動は進撃の巨人でも背動を作って下さっていた
廣住茂徳さんが担当されております!
お二人の才能によりこのカットが作られたと思うと、、感無量です。。
見逃し配信もありますので是非見て下さい!#おにぱん https://t.co/4zACPzfKBR
それもそのはず。実際に『進撃の巨人』でも3D背景動画を担当した廣住茂徳さんが制作しており、ぎゅんぎゅんと動きまくるカメラワークは、朝の寝ぼけた脳を活性化させるには十分な情報量を有します。
『おにぱん!』もいいけど『バブル』もパルクール出てます
『おにぱん!』は第2話以降で、桃太郎や一寸法師の子孫が登場して、物語はさらに面白さを増していきます。おにっ子たちが「鬼のイメージアップ」のために奮闘する姿はもちろん、これぞWIT STUDIOなアニメーションにも注目していきたいです。ちなみに3人の住宅街を走り回るパルクールのようなアクションは、同じくWIT STUDIOが制作し、現在Netflixで配信中のオリジナルアニメ映画『バブル』にも登場。
というか、両方ともこれまでのWIT STUDIOのエッセンスが注ぎ込まれたオリジナル作品という意味では、同スタジオのTVアニメ&劇場アニメとしてある種の集大成……と言えなくもないかもしれません!
見ておきたいアニメ
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作品情報
おにぱん!
- 原作
- おにぱん!プロジェクト
- 原案・原作監修
- 長沼範裕
- おにっ子デザイン原案
- トマリ
- 監督
- 太田雅彦
- 助監督
- 橋口淳一郎
- シリーズ構成
- あおしまたかし
- キャラクターデザイン・総作画監督
- 柳隆太
- 美術監督
- 鈴木俊輔
- 3DCG監督
- 廣住茂徳
- 色彩設計
- 小松亜理沙
- 撮影監督
- 頓所信二
- 編集
- 小野寺絵美
- 音響監督
- えびなやすのり
- 効果
- 山谷尚人
- 録音
- 鶴巻慶典
- 音楽
- 三澤康広
- アニメーション制作
- WIT STUDIO
- 企画協力
- AAO Project
- 【キャスト】
- つつじ
- 野崎結愛
- ひまわり
- 根岸実花
- つゆくさ
- 野中ここな
- 桃園桃
- 前田佳織里
- 一寸法子
- 富田美憂
- クマ
- 井上喜久子
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