スタジオコロリド、Netflixと共同制作 石田祐康『漂流団地』含む長編アニメ3本

スタジオコロリド、Netflixと共同制作 石田祐康『漂流団地』含む長編アニメ3本
スタジオコロリド、Netflixと共同制作 石田祐康『漂流団地』含む長編アニメ3本

スタジオコロリド×Netflix 長編アニメーション映画共同制作プロジェクト

アニメーション制作会社・スタジオコロリドNetflixと新作長編アニメーション3作品を共同制作すると発表した。

そのうち1作品は9月16日(金)にNetflixでの配信と劇場公開がスタートする石田祐康監督による『雨を告げる漂流団地』。他の2作もNetflixが全世界独占配信する。

2024年にはNetflixオリジナルアニメ映画として『泣きたい私は猫をかぶる』の柴山智隆監督が手がける新作映画が配信される。

評価高めるアニメ制作会社・スタジオコロリド

スタジオコロリド 10周年記念Movie
スタジオコロリドは2011年8月22日に設立されたアニメスタジオ。親しみやすいビジュアルとダイナミックな映像演出を強みに、短編・中編作品やCM映像などを手がけてきた。

2018年に長編アニメ映画の第1弾として、石田祐康さんを監督に迎えた『ペンギン・ハイウェイ』を公開。「第42回日本アカデミー賞」優秀アニメーション作品賞、「ファンタジア国際映画祭」今敏賞(ベストアニメーション賞)の長編部門を受賞した。
映画『雨を告げる漂流団地』特報第2弾
2020年には柴山智隆監督の『泣きたい私は猫をかぶる』をNetflixで配信。配信から1か月で30の国や地域で映画部門のトップ10にランクイン。この9月には長編アニメ映画第3弾『雨を告げる漂流団地』の配信・公開を控えている。

近年は『ポケットモンスター ソード・シールド』のオリジナルWebアニメ『薄明の翼』や、久保帯人さん原作の映画『BURN THE WITCH』を制作するなど、作品の幅を広げ一層評価を高めている。

『泣き猫』柴山智隆の新作は「ひと冬の不思議な恋愛譚」

柴山智隆監督による新作映画(2024年公開予定)のイメージボード

2024年公開予定の柴山智隆監督による新作映画は、スタジオコロリドが制作する3作品目のNetflix映画。

柴山監督は「現在企画中の新作は、ひと冬の、ちょっと不思議な恋愛譚です。日常の中にふと訪れる非日常、そして登場人物の心の成長を丁寧に描き、少年少女の応援歌となるような作品をお届けしたいと思っています。ぜひお楽しみに」と作品についてコメントしているという。

制作にあたっては、クリエイターやアニメーション制作会社などのパートナーへの支援強化に向けた新拠点「Netflix アニメ・クリエイターズ・ベース」(外部リンク)も協力している。

共同制作プロジェクトの発表に際し、スタジオコロリド・代表取締役社長の山本幸治さんとNetflixコンテンツ部門のバイス・プレジデント・坂本和隆さんはそれぞれコメントを発表。

山本さんはNetflixとの取り組みを通じて、“コロリドらしい映画”を世界中に届けていきたいと意気込んでいる。

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