連載 | #28 冨樫義博『HUNTER×HUNTER』超特集

冨樫義博「あと2話」を考察 『HUNTER×HUNTER』ネーム完成は1ヶ月後?

公開されたネームと思われる画像/冨樫義博さんのTwitterから

漫画『HUNTER×HUNTER(ハンター×ハンター)』の作者・冨樫義博さんが、ネームと思われる画像とともに「取り敢えず、あと2話。」と、6月19日にTwitterへ投稿した。

冨樫義博さんがテキストに「あと〇〇話」と書いてツイートするのは、初投稿となった5月24日の「とりあえずあと4話。」、6月6日の「とりあえず、あと3話。」以来となる3度目である。

待ち望まれる『HUNTER×HUNTER』連載再開

幽☆遊☆白書』『レベルE』の作者であり、少年漫画史に残るレジェンド作家のひとりに数えられる冨樫義博さん。

現在、『週刊少年ジャンプ』(集英社)で連載中の『HUNTER×HUNTER』は、2018年11月26日より3年半近い休載が続いている。 冨樫義博さんによる「公式( )です。 主に原稿の 進捗状況を お伝えしていきます」とプロフィール欄に記載したTwitterアカウントが登場したのは5月24日。

当初は、数ある偽アカウントの可能性も疑われていたものの、翌5月25日にORICON NEWSなど複数メディアの集英社への取材により、冨樫義博さんのものであることが確定(外部リンク)。

以降も度々ネームと思われる画像を投稿し、『HUNTER×HUNTER』の読者たちを騒がせてきた。

ネームの完成は1ヶ月後? 2週間ペースでカウントダウン

「あと4話」「あと3話」「あと2話」──果たして、このカウントダウンが何を指し示しているのか。それは冨樫義博さんと集英社など関係者のみぞ知る。

しかし、「4話」から「3話」までは13日、「3話」から「2話」までも13日と、約2週間のペースで数字が刻まれている。

この数字が、仮に『HUNTER×HUNTER』連載分の進捗状況だとして、このペースのまま進むのであれば、あと1ヶ月でネームは完成しそうだ。

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冨樫義博『HUNTER×HUNTER』超特集

1998年より『週刊少年ジャンプ』にて連載を開始した漫画家・冨樫義博さんが描く『HUNTER×HUNTER』。 主人公のゴン=フリークスが父親であるジンを探すためハンターとなり、キルア、クラピカ、レオリオといった仲間達との絆を深めながら、未知なる敵との戦いを描きます。 緻密に計算された高度な攻防と読者の予想を上回り続ける展開で人気を博す一方、非常に寡作なことでも知られ、現在までに500回以上の休載を繰り返していることも話題となりました。 冨樫義博『HUNTER×HUNTER』超特集では、そんな本作に魅せられたKAI-YOUの面々が、作品にまつわる疑問や伏線などを考察するコラム記事を執筆。ときには座談会も実施しながら、一読しただけでは伝わりづらい冨樫義博作品に通底する思想を紐解きます。

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