美味しいキノコに猛毒キノコ 名前の語源や歴史をフルカラーで紹介する書籍

美味しいキノコに猛毒キノコ 名前の語源や歴史をフルカラーで紹介する書籍
美味しいキノコに猛毒キノコ 名前の語源や歴史をフルカラーで紹介する書籍

『誰かに話したくなるキノコの不思議な世界』

POPなポイントを3行で

  • 『誰かに話したくなるキノコの不思議な世界』
  • 人文的な視点でキノコ97種を紹介
  • 著者は40年以上キノコを探究したスペシャリスト
多角的な視点で楽しくキノコのことを学べる図鑑、『誰かに話したくなるキノコの不思議な世界』が2月10日より発売となった。

著者は野遊び作家、エッセイスト、フィールドアドバイザーの大海 淳(おおうみ じゅん)さん。価格は1100円で、大和書房より出版されている。

美味しいキノコから猛毒まで、魅惑の97種をオールカラーでお届け

近年、キノコに興味を持っている人が増えており、いわゆる「キノコ図鑑」が多く刊行されている。

本書はそういった「キノコ図鑑」とは一味違っており、従来みられるような生体的、形態的な視点ではなく、名前の語源や歴史といった人文的な観点から97種のキノコをオールカラーで紹介している。

著書の大海 淳さんは、登山、釣り、山菜、薬草、きのこ採りをはじめ、アウトドアに関する広範な知識を持っている。

そういった知識を活かし、これまで『いますぐ使える山菜採りの教科書』『持ち歩き きのこ見極め図鑑』『樹木見どころ勘どころまるわかり図鑑』(大泉書店)、『野草をおいしく食べる本』 (スタンダーズ・プレス)など、野遊びや健康ライフをテーマとした著書を多数出版している。

本書では、40年以上にわたってキノコを探究してきた大海さんが、思わず誰かに話したくなってしまうような不思議で面白いキノコの世界へ誘ってくれる。

【目次】
キノコのキホン/キノコの出る場所/キノコの見分け方/キノコの探し方・採り方
第1章 アカマツ林・クロマツ林のキノコ
食毒判別法 クロハツ/ネズミとブドウ ホウキタケ/ビギナーズ・ラック/マツタケ
第2章 カラマツ林・カンバ林のキノコ
弘法さまの贈りもの ハナイグチ/草原に散らばるまんじゅう ヤマイグチ
第3章 モミ・ツガ・トウヒ林のキノコ
トイレの番人 オオキツネタケ/鮮やかなイエローの花畠 カベンタケ
第4章 ブナ・ミズナラ林のキノコ
出汁は出るけど喰えないヤツ アシグロタケ/もぬけの殻をつかまされるな コフキサルノコシカケ
スプーンで掬え ナメコ/下戸が上戸に変身 ヤマブシタケ
第5章 コナラ・クヌギ林のキノコ
皇帝の影武者タマゴタケ/冬は虫、夏はキノコ冬虫夏草/屋根の上の居候ヤグラタケ
第6章 シイ・カシ林のキノコ
食・薬・染の三拍子 ホコリタケ/シーザーとクレオパトラ タマゴタケ/舟に揺られてキノコ狩り ヤナギマツタケ 
第7章 草地・路傍、果樹・スギ林のキノコ
「お裾分け」の押し売り コガネタケ/1本見つけたらイモヅル シメジモドキ

ニッチなものほどおもしろい

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