イラストレーターしまどりる初のTRPGシナリオ ドラマを生みそうな設定が光る

エモクロアTRPG「大悪党 地獄ケ原斬人」PV/画像は動画のキャプチャー

POPなポイントを3行で

  • イラストレーター・しまどりる初のTRPGシナリオ
  • 「真実が1つとは限らない」
  • 既に様々なプレイヤー達による配信も決定
YouTubeなどでブームを起こすTRPG。そして、その中でもオンラインプレイや配信への親和性の高さが評価されているのが、配信者のぱぱびっぷさんとまだら牛さんが制作した『エモクロアTRPG』だ。

2021年に誕生した新鋭タイトルである『エモクロアTRPG』に、イラストレーター・しまどりるさんがシナリオ制作者として参戦。

しまどりるさんが制作したシナリオ「大悪党 地獄ケ原斬人」のPVが公開された。

イラストレーター・しまどりるの配信で生まれたシナリオ

しまどりるさんは、『Fate/GrandOrder』『ダンガンロンパV3』などのゲームでイラストを手掛けるイラストレーター。

自身でもTRPGをよくプレイしているほか、KAI-YOUが企画協力を行っている、QuizKnockの河村拓哉さんが配信でのTRPG初挑戦する配信「カワシロ」においても、河村さんの演じるキャラクターのデザインを行ってくれている。 今回PVが公開された「大悪党 地獄ケ原斬人」は、しまどりるさんが自身のYouTubeチャンネルにて行っている視聴者参加型企画会議「しまどりる企画室」にて生まれたシナリオ。

4月に配信された回では、本シナリオのコンセプトなどについてまだら牛さんや、実況者グループ・驚天動地倶楽部ディズムさんを招いて語っているので、チェックしてみて欲しい。(シナリオのネタバレも含まれるため、今後遊ぶ予定がある人は要注意だ。)
しまどりる企画室 210404_MTG07

コンパクトなシナリオとドラマを生みそうな設定が楽しみな「大悪党 地獄ケ原斬人」

TRPGは、ゲームマスターを含めた参加者それぞれがその場で下した判断や即興によって、同じシナリオであっても参加者によって展開や結末が異なるものとなる。

物語の柔軟な枠組みとなるシナリオの制作において、インパクト抜群のイラストによって情景を想像させることができるしまどりるさんがどんなシナリオを生み出すのかは、非常に興味深い。

本シナリオはPV冒頭にて、起きている事件や真実が1つとは限らないことが明記されている。

エモクロアTRPG「大悪党 地獄ケ原斬人」PV/画像は動画のキャプチャー

そして、PVにて提示されているシナリオの形式は、プレイヤー1人かつ、想定プレイ時間1時間というもの。

TRPGのシナリオは1プレイに3時間以上かかるものも多いことを考えると、コンパクトにまとまっており、リプレイ性もある、ライブ配信とも相性がよさそうなシナリオになっていそうだ。

しかし、形式と同じくらい気になるのが、PV中に登場した「斬人教団」や「全人類幸せ洗脳装置」という文言。こちらはシナリオ形式とは逆に、ワードだけで色々な物語が広がっていきそうな匂いがプンプンする。
エモクロアTRPG「大悪党 地獄ケ原斬人」PV/画像は動画のキャプチャー

「大悪党 地獄ケ原斬人」は、すでにしまどりるさんのチャンネルにて驚天動地倶楽部のJ.B.さん、配信者の夢咲刻夜さん、バーチャルYouTuberコーサカさん、日ノ森あんずさんらをプレイヤーに迎えての配信が予定されている。

それぞれの配信でどのような物語が生まれていくのか、今から楽しみだ。

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