アニメ『
映像研には手を出すな!』『
犬王』などの監督で知られる
湯浅政明さんが、学術、スポーツ、芸術文化などにおいて功績のあった人物に贈られる
紫綬褒章を受賞した。
ほか俳優の
内野聖陽さん、映画監督の
黒沢清さん、芥川賞作家の
小川洋子さん、そしてソフトボールの
上野由岐子さん、競泳の
大橋悠依さん、スケートボードの
西矢椛さんなど、オリンピックとパラリンピックの金メダリスト77人も受章している。
最新監督作『犬王』後は休養へ
初の監督作品『
マインド・ゲーム』の圧倒的な独自性で注目を集めて以降、『
ピンポン THE ANIMATION』『
夜は短し歩けよ乙女』『
夜明け告げるルーのうた』『
きみと、波にのれたら』など、様々なアニメーション作品を手がけてきた湯浅政明さん。
これまでにも国内外の各賞を受賞してきたが、冒頭にも記載した『映像研には手を出すな!』もまた高い評価を得ている。なお同作は現在NHK Eテレで毎週日曜日に再放送が行われている。
2013年にアニメーションスタジオ・
サイエンスSARUを設立。
最新作の劇場アニメーション『犬王』は、2022年初夏に公開される予定。同作の監督後は休養を取ることを明かしており、同時に次作の準備を進めるとしている。
今回の受賞を伝えているNHKニュースには、「
これからへの支持とありがたく捉えて、再び足場を整え、成す様、休みながら進んでゆきたいと考えています」など、湯浅さんのコメントも掲載されている(
外部リンク)。
1993年生まれ。ライター。
大学を卒業後、私立大学の広報、地方のスポーツ誌などを経験。現在はフリーランスとしてWeb、紙を問わず様々な媒体で執筆・編集。撮影もたまに。
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