湯浅政明、「サイエンスSARU」代表を退任 『犬王』監督後は休養へ

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湯浅政明、「サイエンスSARU」代表を退任 『犬王』監督後は休養へ
湯浅政明、「サイエンスSARU」代表を退任 『犬王』監督後は休養へ

湯浅政明監督

POPなポイントを3行で

  • サイエンスSALU代表、湯浅政明が退任
  • 後任はEunyoung Choi
  • 2021年『犬王』を監督後、休養へ
アニメーション監督・湯浅政明さんが、アニメーション制作会社「サイエンスSARU」の代表取締役を辞任することを4月2日(木)に発表した。

2020年3月25日付の退任となり、後任には取締役であったEunyoung Choiさんが就任する。

スタジオ設立以降、走り続けた湯浅政明

サイエンスSARU

2013年に湯浅政明さんとEunyoung Choiさんで設立されたサイエンスSARU。

夜は短し歩けよ乙女』や『夜明け告げるルーのうた』などが国内外で数々の映画賞を受賞するなど、アニメーション映画を中心として次々に作品を発表していた。

現在はTVアニメ『映像研には手を出すな!』もNHKで放送中。 FLASHアニメーションを用いた独特のタッチや技法も人気で、熱烈なファンも多く、Twitter上では退任を惜しむ声が多数寄せられている。

近年のその多作ぶりも常に話題となっており、2021年公開予定の劇場アニメーション作品『犬王』の監督をつとめることも発表されていた。 『犬王』は作家・古川日出男さんの小説『平家物語 犬王の巻』を原作とし、キャラクター原案を松本大洋さん、脚本を野木亜紀子さんがつとめるなど、日本のポップカルチャー界を代表するクリエイターが集結した作品となっている。 ファンからは今回の発表を惜しむ声もあるが、7年間を走り続けた湯浅さんの功績に拍手を贈りたい。

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