2021年に満足度の定額制動画配信サービスの総合1位はDisney+となった。直近4回(2017年〜2020年)の同じ調査ではNetflixが4回とも総合1位だったが、今回は2位となっている。 また利用動向の調査も行われており、「2021年に観た最も好きな配信作品」ではアニメ『鬼滅の刃』が最多。実写では『全裸監督』がトップに。
ほか『名探偵コナン』『呪術廻戦』『ウォーキング・デッド』『東京リベンジャーズ』『愛の不時着』『進撃の巨人』などがTOP10入りしている。 各社の強みがはっきり、画像で見る調査結果
若い女性からの支持と独占配信に強いDisney+
Disney+は5つの評価項目のうち3項目――――「アプリ・サイトの使いやすさ」「コンテンツの充実さ」「コストパフォーマンス」――――で1位に。男女別では「女性」、年代別では「10・20代」からの支持が特に厚く総合1位を獲得している。また2021年のDisney+の利用回答者に「2021年に観た最も好きな配信作品」を聞いた結果、『ロキ』『アナと雪の女王』『アベンジャーズ』『ワンダビジョン』などが上位に。
これらはDisney+のみで視聴可能な作品となっており、これら独占作品への支持の高さがそのままDisney+の評価の高さにつながっている。
※『アベンジャーズ』や『アナと雪の女王』については、Amazonのレンタル機能など、別途課金することで視聴可能なサービスは存在する。 同サービスは2020年6月にサービスを開始したが、現在ディズニー、ピクサー、マーベル、スター・ウォーズ、ナショナルジオグラフィックといった世界的なブランドの作品を多く配信しており、計16000以上の作品を提供中。
今後もアニメ『ディズニー ツイステッドワンダーランド』『ブラック★★ロックシューターDAWN FALL』『四畳半タイムマシンブルース』などの独占配信が決まっており、そのラインナップは注目を集め続けている。
Disney+について実際の利用者からのコメント
「好きなディズニーアニメが観られることが良かった(20代・女性)」
「マーベルのドラマシリーズのために入会した(20代・女性)」
「新作映画をすぐに観られたり、オリジナル作品があったりするのが良かった(20代・女性)」
「映画館へ行かなくても新作映画が観られるので楽です(20代・女性)」
「子供たちが観たい作品がたくさんあってとてもいい(30代・男性)」
「『ザ・ビートルズ:Get Back』がここでしか観られないので入っていて良かった(40代・女性)」
「スター・ウォーズ関連の新作を視聴できるのが良かった(50代・男性)
Netflixは10部門で1位、広い年齢層が支持
総合2位のNetflixも相変わらず満足度が高く、ランキングの10部門で1位を獲得している。評価項目別では「手続きのしやすさ」「動画の見やすさ」で1位に。男女別では「男性」、年代別では「30代」「40代」「50代」「60代以上」からの支持を獲得。 ジャンル別では「洋画」「海外ドラマ」「韓国ドラマ」「ドキュメンタリー」「オリジナルコンテンツ」の全17部門中10部門で1位となり、特に「オリジナルコンテンツ」では高い評価を得ている。
また総合3位のAmazonプライム・ビデオは「音楽」、総合4位のHuluは「バラエティ」、総合5位のParaviは「国内ドラマ」、総合6位のU-NEXTは「邦画」、dアニメストアは「アニメ」で1位を獲得している。
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