動画ストリーミングサイト大手のNetflixが、2022年中に広告付きプラン導入するため、PCソフトウェア「Windows」などで知られるアメリカの大手IT会社・Microsoftと提携すると発表した。
この広告付きプランは、現状最も低い月額料金(ベーシックプラン)より低価格になるという。
この有料会員数の10年ぶりに減少傾向と売上高の鈍化について、同社は“アカウント共有の増加”、そして“競合サービスとの競争の激化”が原因だと指摘している。
同時にNetflixと同様に世界中の作品の配信にも取り組んでおり、日本では『ブラック★★ロックシューター DAWN FALL』や『サマータイムレンダ』などのアニメを独占配信している。TVアニメ『サマータイムレンダ』 第1弾PV
配信されている作品が同じであれば、独占配信やオリジナルコンテンツで違いを示す必要があり、Disney+はここで強みを見せつつある。
それはNetflixも同様で、オリジナルシリーズ『ストレンジャー・シングス』を筆頭に話題作は豊富だが、その上で価格プランの多様化を図るのが次の一手ということだろう。
この広告付きプランは、現状最も低い月額料金(ベーシックプラン)より低価格になるという。
激化する配信サービスの競争、10年ぶりにブレーキのNetflix
Netflixは、2022年第1四半期(1月〜3月)に20万人の有料会員を失っており、今後も減少傾向が続くと予測している。そのため、4月には広告付きプランの導入計画を明らかにしていた。この有料会員数の10年ぶりに減少傾向と売上高の鈍化について、同社は“アカウント共有の増加”、そして“競合サービスとの競争の激化”が原因だと指摘している。
鍵になる独占配信とオリジナルコンテンツ
例えば競合の一つであるDisney+は、ディズニー作品やマーベル作品など自社グループの人気コンテンツを武器に台頭。同時にNetflixと同様に世界中の作品の配信にも取り組んでおり、日本では『ブラック★★ロックシューター DAWN FALL』や『サマータイムレンダ』などのアニメを独占配信している。
それはNetflixも同様で、オリジナルシリーズ『ストレンジャー・シングス』を筆頭に話題作は豊富だが、その上で価格プランの多様化を図るのが次の一手ということだろう。
この記事どう思う?
関連リンク
0件のコメント