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コロナ禍でVRユーザー増えたって本当? VTuber×人類学者がVR国勢調査

コロナ禍でVRユーザー増えたって本当? VTuber×人類学者がVR国勢調査

ソーシャルVR国勢調査2021

POPなポイントを3行で

  • VRユーザーの実態を明らかにする「VR国勢調査」
  • バーチャル美少女ねむと人類学者・Milaが主催
  • VRでの生活実態や恋愛・VR感覚まで踏み込む
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)状況下で急拡大していると言われるソーシャルVRユーザーの生活実態を明らかにするため、バーチャルYouTuber(VTuber)・バーチャル美少女ねむとスイス・ジュネーブ大の人類学者・Mila(Liudmila Bredikhina) が「ソーシャルVR国勢調査2021」 と題して大規模アンケート調査プロジェクトを8月23日に開始した。

VRでの生活実態や恋愛・VR感覚まで踏み込んだ意欲的な内容になっており、後援宣伝協力として「NPO法人バーチャルライツ」「株式会社ブイノス」が名を連ねる。回答の締切は9月11日(土)。結果はレポートとして公開される予定だ。

​ソーシャルVRとは?

「ソーシャルVR」とは、ヘッドマウントディスプレイなどを利用し、ユーザー同士がバーチャル空間内でコミュニケーションできるサービス。

バーチャルYouTuberのライブに参加して会いに行く事ができ、大多数のユーザーが集まった様々なイベントなども行われている。圧倒的なユーザー数を誇る「VRChat」をはじめ、様々なサービスが続々と登場しており、バーチャル空間では感染リスク等もないためコロナ禍の影響もあり利用者が急拡大している。

バーチャルアバターやボイスチェンジャーなどを使って好きな姿になって活動できることから、男性が美少女のキャラクターとして活動する「バーチャル美少女受肉(バ美肉)」など、現実とは違う自分を演じて活動しているユーザーもいる。また、アバターを使って動物やロボットの姿で生活しているユーザーもいるなど、現実とは異なる全く新しい文化が産まれている。

ただし、様々なサービスが存在することと、実際のコミュニケーションはフレンド同士の閉じたコミュニティで行われる事が多いため、その生活の実態はこれまでなかなか明らかになる事がなかった。

「ソーシャルVR国勢調査2021」

 新型コロナ拡大後に利用者が急拡大したソーシャルVRのユーザーの生活実態を明らかにし、定量的に分析するための大規模アンケート調査プロジェクトである。

単なる生活実態調査に留まらず、VRにおける恋愛模様や、近年注目される「ファントムセンス(VR感覚)」(視聴覚しか再現されないはずのVRで様々な感覚を擬似的に感じる現象)にもスポットを当てる。

日本だけでなく、世界のユーザーを対象に行い、国・地域ごとの傾向の違いを分析、調査結果は個人が特定されない形でレポートとして公開する。

・対象:VRヘッドマウントディスプレイを用いて、ソーシャルVR (VRChat、Rec Room、Neos VRなど)を直近1年以内に5回以上使ったユーザー。
・方法:日本語と英語のバイリンガル対応したアンケートフォームにより実施。
・回答時間:約5分
・開始:2021年8月23日(月曜)
・締切:2021年9月11日(土曜)
・アンケートフォーム:Social VR Lifestyle Survey 2021 // ソーシャルVR国勢調査2021 https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSczrgFmUgtL6o5Gci3XaOQFAS2oC56pIbPDITGEEE15CluPJg/viewform

運営:バーチャル研究ユニット「Nem✕Mila」

「ソーシャルVR国勢調査2021」は、バーチャル美少女ねむと人類学者・Milaによるバーチャル研究ユニット「Nem✕Mila」による新たな調査プロジェクトである。

「Nem✕Mila」は、2020年の新型コロナウイルス感染症の拡大初期に「新型コロナはバーチャルコミュニケーションを加速したか」と題してレポートを発表。VTuberやソーシャルVRユーザーによるアバター利用拡大と仮想キャラクターとしてのコミュニケーションの実態に関するこのレポートは注目を集め、朝日新聞webメディア「論座」で取り上げられ「バーチャル学会2020」でも登壇発表が行われた。今回はこれに続くプロジェクトである。

※参考:〈インタビュー〉新型コロナは、バーチャルコミュニケーションを加速したか - 丹治吉順|論座 - 朝日新聞社の言論サイト - https://webronza.asahi.com/culture/articles/2020073000009.html

※参考:「バーチャル学会2020」12日に開催 講演内容の詳細を発表 GOROman、バーチャル美少女ねむなど登壇 | PANORA - https://panora.tokyo/archives/14700

■バーチャル美少女ねむ

 世界最古の個人系VTuber。VR機器を開発するHTC公式の初代VIVEアンバサダー。NHK人気番組「ねほりんぱほりん」にゲスト出演しお茶の間に「バ美肉(バーチャル美少女受肉)」の衝撃を届けた。VTuberによる人類進化を予言した自筆小説『仮想美少女シンギュラリティ』はamazon売れ筋ランキング「小説・文芸」部門1位達成(外部リンク)。

■Mila (Liudmila Bredikhina)

 VTuberを研究するスイス・ジュネーブ大学の人類学者にして、自身もVTuber。日本のVTuber現象が人間のアイデンティティやコミュニケーションに与える可能性について着目し、様々な研究レポートを発表している(外部リンク)。

後援拡散協力

■NPO法人バーチャルライツ

 ​VR文化の振興を目的として設立された世界初のVR市民団体。VR空間で生きる者たちの権利を守るための提言活動saやVR文化を広めるための各種イベントの企画運営など、様々な活動を行っている(外部リンク)。

■VNOS/株式会社ブイノス

「Vの者がVのまま社会参画できる未来」を目指す実践検証組織。所属する個人系バーチャルアーティストたちや、企業である株式会社ブイノスと連携しながら、個人と法人の枠を超えた様々なプロジェクトを行っている(外部リンク)。

バーチャルに秘められた可能性

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