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藤本タツキ『ルックバック』は修正されるべきだったのか 弱体化する批評の価値

藤本タツキ『ルックバック』は修正されるべきだったのか 弱体化する批評の価値
藤本タツキ『ルックバック』は修正されるべきだったのか 弱体化する批評の価値

『ルックバック』単行本/画像はAmazonより

精神疾患の描写を巡る批判と修正は妥当だったか
このような『ルックバック』にて描かれるフィクションの限界と到達に対し、同じくあの事件に打ちひしがれた人間たちの共感を大いに呼び、SNSでも絶賛の声が湧き上がった。

ただしそのような肯定的反響の中、この作品、特に京本を殺害した「通り魔」の描写に対し、批判の声が一定数寄せられたことにも触れなければいけない。精神科医の斎藤環氏は、作品そのものを「傑作」と評した上で「やむを得ないとは思うけれど通り魔の描写だけネガティブなステレオタイプ、つまりスティグマ的になっている。単行本化に際してご配慮いただければ」と指摘している。

ただし1点だけ。やむを得ないとは思うけれど通り魔の描写だけネガティブなステレオタイプ、つまりスティグマ的になっている。単行本化に際してはご配慮いただければ。— 斎藤環 3.15発売「まんが やってみたくなるオープンダイアローグ 」 (医学書...

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