芸術選奨の文部科学大臣賞及び同新人賞(第75回)の受賞者が決定した。芸術選奨は、文化庁が主催する芸術家やクリエイターの表彰制度。
第75回となる令和6年度は、『名探偵コナン』で国民的漫画家となった青山剛昌さんや、映画『ルックバック』で絶大な支持を集めたアニメーション監督・押山清高さん、ゲームクリエイターの桜井政博さんらが受賞者に名を連ねている。
受賞者は文部科学大臣賞24名、同新人賞22名2組となった。
文化庁が主催する、優れた芸術家に贈られるアワード「芸術選奨」
『ルックバック』配給:エイベックス・ピクチャーズ©︎藤本タツキ/集英社©︎2024「ルックバック」製作委員会
芸術選奨は、“芸術”の各分野において、毎年、優れた業績を挙げた作家を選奨する制度。受賞者には賞状及び、大臣賞には120万円、新人賞には80万円の賞金が贈られる。
演劇、映画、音楽、舞踊、文学、美術A、美術B、メディア芸術、放送、大衆芸能、芸術振興、評論の12部門にて実施される。
近年では、小島秀夫さん(2022年)、新海誠さん(2023年)や井上雄彦さん(2024年)も受賞するなど、漫画やアニメ、ゲームなどのポップカルチャー領域で活躍するクリエイターが選ばれることも増えている。
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