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商品開発CGM「たのみこむ」21年の歴史 サービス開始から終了、復活まで

商品開発CGM「たのみこむ」21年の歴史 サービス開始から終了、復活まで

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POPなポイントを3行で

  • 商品開発CGM「たのみこむ」密かに再燃
  • 1999年に始動、21年の歴史を振り返る
  • サービス開始から終了、そして復活まで
インターネット黎明期の1999年にサービス開始し、数々の伝説をつくってきた消費者リクエスト型ショッピングサイト「たのみこむ」。

ユーザー主導で商品を開発するユニークな手法が話題となった本サイト。

2011年にサービス終了したが、その後紆余曲折を経て2017年に復活。この記事では、その歴史と実績を紹介する。

1999年-サービス開始

1999年12月、当時テレビ番組制作やWebコンテンツ開発を手掛けていた株式会社エンジン(現:株式会社ウェッジホールディングス)によって「たのみこむ」は開設された。
当初は、「たのみこむ本店」「たのむ!考えてくれ!」「たのむ!作ってくれ!」「たのモール」の4つのコーナーが存在したが、その中でもユーザーの商品リクエストに一定数賛同が集まれば「たのみこむ」運営が商品企画に仕上げて企業側に売り込んでくれる「たのむ!作ってくれ」のコーナーが人気となり、サイトのメインコンテンツとなる。

以後、PCに貼るお札「パソ札」、「北斗の拳」に登場するザコキャラ「ジャギ」のヘルメットなど様々な商品が実現した。

電脳御札「パソ札」/画像は「ITmedia」より

「北斗の拳」ジャギのヘルメット/画像は「Gigazine」より

さらに、過去に廃盤となった「moon」(アスキーから発売されたPlayStation用ゲームソフト)のサウンドトラックが、多くの支持を集め再発売されるなどの例もあった。

ゲーム「moon」のサウンドトラック「THE SKETCHES OF MOONDAYS 〜WE KEPT OUR PROMISE TO YOU〜」/画像はAmazonより

2010年-サービス終了を発表、その後撤回

画像は「たのみこむ」より

しかし2010年11月1日、突如年内でのサービスの終了を発表する。

その理由として、メーカーが独自にインターネットを活用し、消費者ニーズを直接商品開発に反映させることが一般的になってきたことを挙げていた。

だがその直後、多くのユーザーからサービス継続を求める声が殺到。これを受けて2011年12月27日にサービスの終了を一旦撤回することとなる。

2015年-復活プロジェクト始動

画像は「たのみこむ」より

その後、サービスの運営元が2回変更されるもサイトに動きはなかったが、2015年2月17日、空想生活(株式会社CUUSOO SYSTEMが運用する商品開発コミュニティサイト)にて復活プロジェクトが開始。

10万票集まればサイトを復活させる予定であったが、最終的に集まったのはわずか320票。これによりサイトは完全に閉鎖することとなった。

にもかかわらず3ヶ月後の2015年7月、スマホアプリとして復活。Twitterのハッシュタグ(#たのみこむ)をつけてツイートすると、アプリ内に反映されるシステムだったが、大きな話題にはならなかった。

2017年-サイト復活

画像は「たのみこむ」より

さらに2年後の2017年5月11日、突如「たのみこむ」のサイトが更新。それは「株式会社たのみこむ」設立の報告であった。

そして8月18日、「たのみこむ」のサイトが復活。従来のように発案の投稿ができるようになった。 それから3年経ち、サイトは以前ほどではないもののひそかに盛り上がりをみせている。

まだまだ発展途上だが、今後の行方次第では大きなムーブメントが起こる可能性もある。

新生「たのみこむ」に期待したい。

インターネットとお金とカルチャー

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