『シン・ウルトラマン』2021年初夏公開が白紙に 新たな公開時期へ調整

「映画『シン・ウルトラマン』劇場版特報【鋭意制作中 公開日調整中】」

POPなポイントを3行で

  • 映画『シン・ウルトラマン』の公開予定が変更
  • 2021年初夏の公開予定が新たな時期に調整される
  • 庵野秀明&樋口真嗣の『シン・ゴジラ』タッグで制作
庵野秀明さんと樋口真嗣さんのタッグによる映画『シン・ウルトラマン』の公開時期が延期。2021年初夏から新たな時期へと調整されることが発表された。

あわせて公開表記を改めた特報映像が公開。なお新たな公開時期は、決定次第、公式サイトとSNSで発表される。

今回の調整の理由は、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)による制作スケジュールへの影響と説明されており、公式Twitterは「スタッフ一丸で鋭意制作中です。どうか楽しみにお待ち頂ければと思います」とツイートしている。

庵野秀明と樋口真嗣による『シン・ウルトラマン』

企画・脚本を庵野秀明さん、監督を樋口真嗣さんが担当する『シン・ウルトラマン』は、大ヒットした『シン・ゴジラ』を制作したコンビによる作品としても注目を集めている。

斎藤工さん、長澤まさみさん、西島秀俊さん、早見あかりさん、有岡大貴さん、田中哲司さんなどが出演を予定。 特報では以上の出演者や、2体の怪獣とウルトラマンの姿も確認できる。

また1月には特別ビジュアルが2点公開。公開されたビジュアルの一方には、緊迫感漂う出演者の顔が並ぶ。 もう一方には、謎のアイテムが3つ。そのうちの1つは、初代『ウルトラマン』における変身アイテム・ベーターカプセルを彷彿させる。

加えて、意味深なキャッチコピー「そんなに人間が好きになったのか、ウルトラマン。」も印象的だ。

成田亨『真実と正義と美の化身』が現代に

『シン・ウルトラマン』に登場するウルトラマンのビジュアルが発表された際に話題になったのが、カラータイマーがないこと。

これは成田亨さんによる絵画『真実と正義と美の化身』(1983年)がコンセプトデザインのもとになっているため。 成田さんは、『ウルトラQ』『ウルトラマン』『ウルトラセブン』などで実質的な美術総監督を担い、今日の「ウルトラシリーズ」の世界観構築に大きく貢献した人物だ。

庵野さんが『真実と正義と美の化身』を前にして「この美しさを何とか映像に出来ないか」と考え、そしてデザインコンセプトに反映されたという。

©2021「シン・ウルトラマン」製作委員会 ©円谷プロ

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