光の巨人、立つ『シン・ウルトラマン』特報 地上を蹂躙する怪獣と緊迫した人類

『シン・ウルトラマン』/記事内画像はすべて『シン・ウルトラマン』公式サイトより

POPなポイントを3行で

  • 庵野秀明×樋口真嗣『シン・ウルトラマン』特報
  • 斎藤工、長澤まさみ、西島秀俊、早見あかりら
  • 2体の怪獣とウルトラマンの姿も
映画『シン・ウルトラマン』の特報、特別ビジュアルが公開されました。

出演が発表されている斎藤工さん、長澤まさみさん、西島秀俊さん、早見あかりさんなどが登場。

地上を蹂躙するかのような2体の怪獣と、ゆっくりと立ち上がるウルトラマンの姿も見ることができる必見の特報になっています。

また特別ビジュアル2点も公開。一方は出演者の顔が、もう一方には謎のアイテムが3つ並んでいます。

『シン・ゴジラ』の庵野秀明と樋口真嗣が制作『シン・ウルトラマン』

企画・脚本を庵野秀明さん、監督を樋口真嗣さんが担当する作品で、『シン・ゴジラ』のコンビによる制作としても注目を集めている『シン・ウルトラマン』。 製作は円谷プロダクション東宝カラーの3社で、2019年に発表されました。

『シン・ゴジラ』が初代『ゴジラ』(1954年)の現代における再構築であったように、『シン・ウルトラマン』も初めてTVで“ウルトラマン”を目撃したときと同様の衝撃を届けるべく制作されています。

『シン・ウルトラマン』特別ビジュアル

『シン・ウルトラマン』特別ビジュアル

今回新たに公開された特別ビジュアルは、斎藤工さんら出演者が並んだものと、謎のアイテムと意味深なキャッチコピー「そんなに人間が好きになったのか、ウルトラマン。」が印象的なものの2点。

3つのアイテムのうちの1つは、初代『ウルトラマン』における変身アイテム・ベーターカプセルを彷彿させます。 ちなみに、日本の特撮・アニメ好きで知られる『パシフィック・リム』のギレルモ・デル・トロ監督も大興奮のご様子。

成田亨『真実と正義と美の化身』の影響

その後2020年中に「ウルトラマン」のデザインコンセプトや、「ウルトラシリーズ」の始まりから55周年となる記念すべき2021年の初夏の公開予定が発表されていました。

デザインコンセプトになっているのは、『ウルトラQ』『ウルトラマン』『ウルトラセブン』などで実質的な美術総監督を担い、今日の「ウルトラシリーズ」の世界観構築に大きく貢献した成田亨さんが描いた絵画『真実と正義と美の化身』(1983年)です。 企画・脚本の庵野さんがこの絵画を観て抱いた「この美しさを何とか映像に出来ないか」という想いが、『シン・ウルトラマン』のデザインコンセプトの原点になっています。

デザインコンセプトには成田さんの思想が反映されており、発表当時「カラータイマーがない」と話題になったこの点も、『真実と正義と美の化身』を踏襲しています。

©2021「シン・ウルトラマン」製作委員会 ©円谷プロ

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