樋口真嗣さん監督、庵野秀明さん企画・脚本で2021年公開予定の映画『シン・ウルトラマン』より、「ウルトラマン」のデザインが公開された。
『ウルトラQ』『ウルトラマン』『ウルトラセブン』などで実質的な美術総監督として今に続く「ウルトラマンシリーズ」の世界観構築に大きな功績を残した成田亨(なりた とおる)さんが、1983年に描いた絵画『真実と正義と美の化身』がコンセプト。 庵野秀明さんは、この『真実と正義と美の化身』の美しさを何とか映像にできないかという想いが、『シン・ウルトラマン』のデザインコンセプトの原点だと語っている。
その造型を見ると、ウルトラマンの大きな特徴の一つであるカラータイマーがなくなっているのも目を引く。
本日のTSUBRAYA CONVENTIONにて、『シン・ウルトラマン』の「ウルトラマン」ビジュアルが公開となりました!成田亨氏の『真実と正義と美の化身』がデザインコンセプトの原点。公式サイトでは庵野秀明のコメントが掲載されています。
— 株式会社カラー (@khara_inc) December 14, 2019
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原点にして新作『シン・ウルトラマン』
半世紀以上の長きにわたりファンに支えられ愛されてきたウルトラマン。その原点、1966年に放送された「ウルトラマン」が『シン・ウルトラマン』として2021年に映画化される。
2016年に公開され、興行収入が80億円を超えた映画『シン・ゴジラ』で総監督をつとめた庵野さんと監督・特技監督をつとめた樋口さん。今回の映画『シン・ウルトラマン』は、庵野さんが企画・脚本をつとめ、樋口さんが監督として再びタッグを組む。
製作は円谷プロダクション、東宝、そして庵野さんが代表をつとめているカラーの3社共同、配給は東宝。
主要キャストには斎藤工さん、長澤まさみさん、西島秀俊さんが決まっている。 なお、脚本検討稿は2019年2月5日に脱稿しており、庵野さんは現在制作中の『シン・エヴァンゲリオン劇場版』の完成後、樋口さんサイドに本格的に合流する予定であることが、2019年8月時点で明かされている。
円谷、動くぞ
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