中村健治監督『ガッチャマン クラウズ』以来の新作? キーワードは「夜伽YOTOGI」

「夜伽YOTOGI」/画像は山本幸治さんのTwitterから

POPなポイントを3行で

  • ツインエンジン代表・山本幸治が新作発表
  • 『C』『モノノ怪』『つり球』の中村健治監督と
  • 公開された作品コードネームは「夜伽YOTOGI」
アニメーション企画会社・ツインエンジンの代表である山本幸治さんが、自身のTwitterにて『ガッチャマン クラウズ』などで知られる中村健治監督とのオリジナル作品の企画が進行中であると明かした。

作品のタイトルなのか、キーワードなのか、山本さんがコードネームと称する「夜伽YOTOGI」という言葉も公開。なお「夜伽」には、夜通し看病する、通夜で故人に寄り添う、女性が男性に奉仕するといった意味がある。

山本さんは作品に関わる仲間を増やしたいとして、3月13日(土)の21時ごろから、音声SNS・Clubhouseで関係者たちによるトークを開催。ちなみに山本さんは、3年前にもオリジナル作品の開発をしているとツイートしていたが、本作との関連性も気になるところ(外部リンク)。

どのような作品になるのかはまだ未発表の段階にあるが、ここで何かがわかるかもしれない。

ノイタミナ初代編集長として数々のヒット作に携わった山本幸治

山本幸治さんは、フジテレビの深夜アニメ枠「ノイタミナ」の初代編集長(チーフプロデューサー)として知られる人物。

ハチミツとクローバー』『のだめカンタービレ』『東のエデン』『PSYCHO-PASS サイコパス』といったヒット作を手がけてきた。
ノイタミナラインナップ発表会告知映像
その後独立し、2014年にアニメーション企画会社・ツインエンジンを起業。

KAI-YOU.netでは、2020年にNetflixにて独占配信されたアニメ映画『泣きたい私は猫をかぶる』の配信に伴い、ツインエンジンの戦略やアニメ業界の変化を山本さんにインタビューしている。

独自の世界観と斬新な映像表現を持つアニメ監督・中村健治

中村健治さんは、2006年放送の初監督作品『化猫』で大きな反響を呼び、以降、同作のスピンアウトとなる『モノノ怪』などに携わってきたアニメ監督。

C』『つり球』『空中ブランコ』では独特のストーリー、特徴的な色使い、実験的な映像表現をもって視聴者を楽しませてきた。
TVアニメ『つり球』振り返りPV
タツノコプロを代表する作品『科学忍者隊ガッチャマン』の派生作品として制作された『ガッチャマン クラウズ』(2013年)と『ガッチャマン クラウズ インサイト』(2015年)では監督をつとめ、従来のシリーズから設定やストーリーを一新。

社会的なテーマやそれを描き出す斬新な映像表現が大きな話題を呼んだ。 新スタジオとして、アニメーション制作会社・スタジオカフカの設立も発表され、勢いを増すツインエンジングループ。

今回その一端が公開されたオリジナルアニメはどのような作品になるのだろうか。

インディー、スタジオ、己の道を進むアニメーターたちの声

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