特報映像が公開され、劇場版の応援クラウドファンディングが6月24日(金)から始まることも決定。
中村健治監督は劇場版の制作に向けて「矛盾から生じた捻じれた気持ちと情念を描きながら、産まれてしまったモノノ怪をまるで私達自身を斬るかのように鮮やかに薬売りに斬ってもらいたいと思っています」とコメントしている。
外連味あふれ世界観と脚本が融合した傑作『モノノ怪』
10年以上も前の作品にも関わらず第1位を獲得した『モノノ怪』。
人の因果と縁(えにし)によって成る“モノノ怪”を斬ることができる退魔の剣を携えて、諸国を巡る薬売りの男。「座敷童子」「海坊主」「のっぺらぼう」「鵺(ぬえ)」「化猫」という5つの怪異エピソードが、オムニバス形式で描かれている。
テレビアニメ『モノノ怪』の場面写真をもっと見る もともと2007年7月にTVシリーズとして放送され、前作『怪~ayakashi~』シリーズの1エピソードとして放送された「化猫」が反響を呼んで単独作品として生まれたという経緯がある。
前エピソードから中村健治さんがシリーズディレクターをつとめた。中村健治さんと言えば、その後も『ガッチャマン クラウズ』といった、現代社会に対する批評性の高い傑作を監督している。
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