米津玄師さんの5thアルバム『STRAY SHEEP』が日本人アーティスト最高位となる7位にランクインした。
1位にはIFPIの「Global Recording Artist of the Year Award」に続きBTS(防弾少年団)が輝いた。
CD・ダウンロード・ストリーミングの合算チャート
「IFPI Global Album All Format Chart」は、CDやレコードなどのフィジカルアルバムだけではなく、デジタルアルバムのダウンロードおよびストリーミングサービスのセールスを加味して選出されるチャート。音楽のフォーマットの進化を反映し、アーティストが自身のアルバムを様々な方法でファンと共有していることを評価するために新たに導入された。
(フィジカルアルバムとデジタルアルバムの売上数量でランク付けされる「IFPI Global Top Ten Album Chart」では、2019年に嵐『5×20 All the BEST!! 1999-2019』が「Global Album of 2019」を受賞(外部リンク))
「IFPI Global Album All Format Chart 2020」Top 10
1. BTS『Map Of The Soul: 7』
2. The Weeknd『After Hours』
3. Billie Eilish『When We All Fall Asleep, Where Do We Go?』
4. BTS『Be (Deluxe Edition)』
5. Harry Styles『Fine Line』
6. Post Malone『Hollywood’s Bleeding』
7. 米津玄師『STRAY SHEEP』
8. Justin Bieber『Changes』
9. Taylor Swift『Folklore』
10.Dua Lipa『Future Nostalgia』
日本人最高位の米津玄師、2冠達成のBTS
フラゲ日となる8月4日にミリオン出荷、8月13日付けでミリオンセールスを突破。その後、150万枚までセールスを伸ばし、オリコン合算アルバムで200万セールスを記録。2020年の年間ランキングは31冠を獲得した。
国内での快挙に前後して、ユーザー数3億5000万人を誇るゲーム『FORTNITE(フォートナイト)』でのバーチャルライブの開催や、ユニクロとのコラボTシャツの全世界販売、「ジバンシィ(GIVENCHY)」21SS新作コレクションのルックブックへ各国の著名人と共に参加。
2020年12月にはそれらの功績が認められ、『Forbes』が選ぶ「アジアのデジタルスター100」に選出されたほか、全世界における音楽セールスチャート「WORLD MUSIC AWARDS」でのCDセールス部門で、3週連続全世界1位を記録。「米津玄師」の名前が世界へと広がりつつある。
加えて、世界の5大音楽市場(アメリカ、日本、イギリス、ドイツ、フランス)でチャートのトップを獲得した。
なおBTSは、IFPIが、全世界で販売されるアルバムとデジタル音源のダウンロード、オーディオ及びビデオのストリーミング数値を合算して選出する「Global Recording Artist of the Year Award」でもトップを獲得しており、2冠達成となっている(外部リンク)。
ボーダーレス化する音楽シーン
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