ゲーム開発者支援プログラム「iGi」発足 日本のインディーゲームを世界へ

ゲーム開発者支援プログラム「iGi」発足 日本のインディーゲームを世界へ
ゲーム開発者支援プログラム「iGi」発足 日本のインディーゲームを世界へ

画像は株式会社マーベラス公式サイトより

POPなポイントを3行で

  • インディゲーム開発の支援プログラムが発足
  • スペインで実績のある無償プログラム
  • インディゲーム代表作『Minecraft』の販売本数は世界一
株式会社マーベラスが、日本初のインディーゲーム開発者支援を目的としたオンライン事業支援プログラム「iGi(インディーゲームインキュベーター)」を発足した。

プログラムへの参加費は無料。募集対象は5チーム、6月から11月までの半年間の開催を予定。3月中旬に応募受付を開始予定している。

一攫千金の可能性も 世界で人気のインディゲーム

インディーゲームの『Minecraft』/画像はAmazonから引用

インディーゲームとは、企業に属さない少人数が低予算で開発したゲームソフトのこと。

近年はスマートフォンや「Steam」をはじめとするプラットフォームの普及に伴い、個人によるアプリ開発が加速。企業が大規模で開発するゲームとは異なった斬新でユニークなゲームシステムや世界観などで人気を得ている。

インディーゲームの代表作ともいえる建築冒険ゲーム『Minecraft』は販売累計2億本超えで世界一売れたゲームの記録を樹立。開発者のマルクス・ペルソンさんは史上最高額でビバリー・ヒルズに豪邸を購入したことで、インディーゲーム業界に夢と衝撃を与えたことも記憶に新しい。

国内でも数多くのインディーゲーム開発者が存在し、多くのリリースが行われている。

成功実績のあるプログラム

今回の支援プログラムは、スペイン・バルセロナの「GameBCN」が監修。本国で同プログラムは6年目、世界で販売数50万以上のゲームソフト『Aragami』の開発チームLince Worksを輩出など、多くの成功実績を残している。

プログラムには、『天穂のサクナヒメ』を開発した「えーでるわいす」をはじめ、各分野で活躍してきたインディーゲーム開発の第一人者達が講師をつとめる。開発だけではなく、宣伝、海外対応、コミニティとの連携など多くを支援してくれる。

GameBCN・プログラムマネージャーのOscar Sahunさんは「多くの作品や開発者をサポートしてまいりましたが、そのノウハウをもとに、日本のインディーゲーム開発者による優れた作品がより多くのゲームファンに届けられるよう応援したいと思っています。新世代の開発者による作品を遊べる日を楽しみにしています。」とのこと。

インディゲーム記事

SHARE

この記事をシェアする

Post
Share
Bookmark
LINE

プログラム情報

iGi応募条件

参加費用
無償
採択チーム数
5チーム
タイトル条件
・Steam(PC)での有償販売を予定していること
・動作するデモまたはプロトタイプがあること※企画書のみは不可
・ジャンル不問
参加者条件
・発起人またはコアメンバーが18歳以上かつ日本在住の日本語話者であること
・前年度年商が1000万円以下の独立した会社、または団体・個人であること
・開発を外注していないこと

関連キーフレーズ

0件のコメント

※非ログインユーザーのコメントは編集部の承認を経て掲載されます。

※コメントの投稿前には利用規約の確認をお願いします。

コメントを削除します。
よろしいですか?

コメントを受け付けました

コメントは現在承認待ちです。

コメントは、編集部の承認を経て掲載されます。

※掲載可否の基準につきましては利用規約の確認をお願いします。

POP UP !

もっと見る

もっと見る

よく読まれている記事

KAI-YOU Premium

もっと見る

もっと見る

ゲームの週間ランキング

最新のPOPをお届け!

もっと見る

もっと見る

このページは、株式会社カイユウに所属するKAI-YOU編集部が、独自に定めたコンテンツポリシーに基づき制作・配信しています。 KAI-YOU.netでは、文芸、アニメや漫画、YouTuberやVTuber、音楽や映像、イラストやアート、ゲーム、ヒップホップ、テクノロジーなどに関する最新ニュースを毎日更新しています。様々なジャンルを横断するポップカルチャーに関するインタビューやコラム、レポートといったコンテンツをお届けします。

ページトップへ