全体を通じて新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響が色濃く、「アベノマスク」「オンライン○○」「GoToキャンペーン」などもトップテン入り。
コロナ禍でおうち時間が増加した際の娯楽として、また米大統領選でも活用された『あつまれ どうぶつの森』、劇場版が現代大ヒット中の『鬼滅の刃』も名を連ねた。
【「ユーキャン新語・流行語大賞」第37回2020年授賞語】
・3密
・愛の不時着
・あつ森(あつまれ どうぶつの森)
・アベノマスク
・アマビエ
・オンライン○○
・鬼滅の刃
・GoToキャンペーン
・ソロキャンプ
・フワちゃん
コロナ禍を象徴する「新語・流行語大賞」
1年間に話題になった出来事や発言、流行などの中からその年を代表する言葉を選び、そこに深く関わった人物や団体を顕彰する「新語・流行語大賞」。2020年は11月のノミネート30語の段階で、新型コロナウイルスが世界的流行の影響から、「アベノマスク」「3密(三つの密)」「PCR検査」「新しい生活様式/ニューノーマル」など、コロナ関連のワードが数多く選出されているのが印象的だった。
なお、社会的な注目を集めた動きとしては、エンターテインメント業界に加え、さまざまなジャンルから声が上がった「BLM(Black Lives Matter)運動」があるが、ノミネート入りしたもののトップテンには選出されていない。
【「新語・流行語大賞」のノミネート語(50音順)】
・愛の不時着/第4次韓流ブーム
・新しい生活様式/ニューノーマル
・あつ森
・アベノマスク
・アマビエ
・ウーバーイーツ
・AI超え
・エッセンシャルワーカー
・おうち時間/ステイホーム
・オンライン◯◯
・顔芸/恩返し
・カゴパク
・鬼滅の刃
・クラスター
・香水
・GoToキャンペーン
・3密(三つの密)
・自粛警察
・Zoom映え
・総合的、俯瞰的
・ソーシャルディスタンス
・ソロキャンプ
・テレワーク/ワーケーション
・時を戻そう(ぺこぱ)
・NiziU(ニジュー)
・濃厚接触者
・BLM(BlackLivesMatter)運動
・PCR検査
・フワちゃん
・まぁねぇ~(ぼる塾)
エンタメでは「鬼滅の刃」「あつ森」などがTOP10入り
一方、「鬼滅の刃」「あつ森(あつまれ どうぶつの森)」、さらにはNetflixでの配信開始から常にサービス内のランキング上位に表示される韓国ドラマ「愛の不時着」など、コロナ禍という状況下でヒットした作品も今回トップテン入りを果たしている。特に、映画『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』が現在進行形でヒットしている『鬼滅の刃』は、10月の映画公開を経て、2020年終盤を象徴するヒットコンテンツとなっている。
公開初日からの推移を見ると、50億(3日)→100億(10日)→150億(17日)→200億(24日)と、4週目までは50億円増の興収を更新。
そして31日目で233億円(33億円増)、39日目で259億円(26億円増)と、45日目で275億円(16億円増)と、徐々にその推移は減じてきたとは言え、公開から1ヶ月以上が経過しているという意味で、その興収・動員が異例なのは間違いない。
コロナ禍で夏の目玉のはずだった『るろうに剣心 最終章 The Final』と『るろうに剣心 最終章 The Beginning』『STAND BY ME ドラえもん 2』『劇場版ポケットモンスター ココ』が軒並み延期された中で、配給の東宝としても、また劇場運営をはじめとした映画産業にとっても『鬼滅の刃』のヒットは大きな意味を持ちそうだ。
2020年を振り返る…もうそんな時期
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