放送上で「最終回」と宣言しつつ終わらなかったりなんだりと、度重なる「終わる終わる詐欺」でも話題を集めてきたアニメ『銀魂』。
最新作にして“今度こそ本当に”ラストになるという劇場版、そのアフレコが先日無事に終了したことが発表された。
それに伴って、主人公たち万事屋と、ライバルでもある真選組のキャストたちそれぞれのコメントも到着。
キャストもいよいよ「最後」を喜びつつ、「本当に最後なのかな?」と半信半疑の様子だ。
原作もアニメも掟を破り続けた破天荒な『銀魂』
『銀魂』は、『週刊少年ジャンプ』で2004年に連載を開始、シリーズ累計発行部数は5500万部。長きにわたって話題に事欠かない作品としてお茶の間を楽しませてきた。テレビアニメは2006年に放送開始、2018年まで全367話を放送。さらにアニメ映画2作と実写映画2作、計4本の興行収入はあわせて100億円を突破している。
過激なパロディや下ネタに度重なる「終わる終わる詐欺」、まったく反省の色がない謝罪の数々。
さらにパロディで先方から怒られたこと、制作や予算の都合をアニメの中でぶっちゃけるなど、やりたい放題の内容だった。
最新映画の特報映像でも使われた、お決まりのBGMに万事屋の外観が写っている中、キャストがしゃべり続ける省エネ映像は最早伝統芸能ともいえる。
アフレコを終えたキャストからのコメント「ついに最後です!今度こそ最後です!」
やりたい放題しながらも全力で走り続け、常識を破り続けてきた15年間を締めくくる、アニメ『銀魂』のラストラン『銀魂 THE FINAL』。主人公たち万事屋に加え、近藤勲役・千葉進歩さん、土方十四郎役・中井和哉さん、沖田総悟役・鈴村健一さんら真選組メンバーのキャスト陣も集合し、それぞれ台本を持ち笑顔を見せるアフレコ終了直後の写真が公開された。
杉田智和さん(演:坂田銀時)
最後の祭り、という意味では、自分のやるべき事は変わりません。
我を忘れて楽しむ側ではなく、バランスを根底で支え続ける立場であるという事です。
バカは良い、なら、良いバカである為に必要な事は何か?寛大で余裕のある許容の精神です。
ノリ悪いな!って言う輩は自分のリズムしか信じられない無軌道な存在です。気を付けましょう。
阪口大助さん(演:志村新八)
ついに最後です!今度こそ最後です!
アフレコして確信しました、最後です!
こんな御時世なのでアフレコ現場はバカ騒ぎとはなりませんでしたが、内容は間違いなし!でございます。お楽しみに!
釘宮理恵さん(演:神楽)
このご時世に万事屋3人揃って収録できて、正直なところ、それが何よりも嬉しかったです。
銀魂としては久しぶりの収録で、私の思いすごしかもしれませんが何だか温かい雰囲気を感じました。
物語はみなさまご存知の方も多いとは思いますが、銀魂最後のお祭り騒ぎ、一緒に盛り上がりましょう!!
はじめましての方も、今ならまだ間に合いますっ!!ぜひー!!
高橋美佳子さん(演:定春)
そして、週末に控える主人公・坂田銀時の誕生日10月10日(土)に、映画『銀魂 THE FINAL』の新たな激アツ情報が多数発表されるという。長い様であっという間の15年間でした。
まさかこんなにも長く犬の役を、定春をやらせて貰える事になるとは…嬉しい誤算でした!(お通ちゃんにももう一度会いたかったな?)
映画ラストのひと鳴きに思いを込めたので、最後までお見逃しなく!
「最後のバカ騒ぎ」万歳!!…本当に最後なのかな?(笑)
アニメ『銀魂』は10月13日(火)まで、名エピソード総選挙も実施中。
映画の公開までまだまだ話題には事欠かなそうだ。
(C)空知英秋/劇場版銀魂製作委員会
みんな大好き少年ジャンプ
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