開発・運営は新たに立ち上げられた会社・テクテクライフ社が担当。2020年内にiOS/Androidでリリース予定。
7月15日からクローズドβテストを開始するにあたり、現在テスターを募集している。
公式サイトでは、ゲームデザイナー・麻野一哉さんからの挨拶文が公開され、『テクテクテクテク』の再生に向けて考えたことなどが語られている。
一生歩けるRPGがキャッチコピー『テクテクテクテク』
『テクテクテクテク』は「一生歩けるRPG」をキャッチフレーズに、現実世界をベースにしたマップを塗りつぶしながら、日本全国に出現するモンスターを倒していく位置情報ゲーム。「niconico」などを運営するドワンゴが開発した。
2018年11月29日より配信が開始され、小林幸子さんや『シン・ゴジラ』とのコラボなどで注目されたが、当時の課金規模では事業として成立せず、およそ半年後の2019年6月17日にサービスを終了した。
終了から1年が経った2020年6月17日、同作を手がけた麻野さんが、復活を目指して準備していたこと、またそれが形になってきたことなどをTwitterで発言。1年前の本日、「テクテクテクテク」はサービスを終了しました。それから、復活をめざして準備を進めてきましたが、そろそろ形になってきました。見た目はあまり変わりませんが、中身は割と変えました。タイトルも少し変えました。暑いうちに出したいと思っています。もうしばらくお待ちください。
— 麻野一哉 (@asanokaz) June 17, 2020
存在をほのめかされた続編に対して、ファンからは内容を期待する声が上がっていた。
『テクテクライフ』では「地図をぬる」ことに特化
続編となる『テクテクライフ』は、麻野さんによれば『テクテクテクテク』とまったく同じものを再生したわけではないという。【2020年内リリース決定‼️】#テクテクテクテク は新作位置情報ゲーム#テクテクライフ として生まれ変わります🎊
— テクテクライフ公式 (@teku_4) July 1, 2020
前作よりもっと「ぬりが楽しい」を目指しました✨
うごいて、ぬって、自分だけの地図を作ろう🗺️
もちろん、家からでも、ぬれます🏠
👇詳しくはコチラ👇https://t.co/ca7koegvuY pic.twitter.com/WMHDYcueWN
『テクテクテクテク』を再生するにあたり一番考えたこととして、「どこが最も喜ばれたのか」「何が一番の特徴なのか」を考え、ユーザーへのアンケートを実施。
結果、ゲームを構成するさまざまな要素の中で、多くの人が楽しんでいたのは「地図をぬる」だったことが判明。モンスターとのバトルやアイテムのドリップを楽しんでいたのは少数派だった。
それを受けて開発陣は、続編では「地図をぬる」に特化することを決断。そのために『テクテクテクテク』から大きく削った要素、新たに付け加えた要素があるとしている。
開発担当者「移動を楽しむには最適のツール」
『テクテクライフ』は当初、5月の連休頃のリリースを考えていたが、新型コロナウイルス感染症の世界的な流行が立ちはだかった。麻野一哉さんは「『となりぬり』という、外に出なくても遊べる機能があるとはいえ、やはり、根本は散歩や旅行のお供にふさわしいゲームです。さすがにある程度外出が可能にならないと、遊んでいただけないと判断しました」と説明している。
緊急事態宣言が解除され、通勤や通学、遠距離移動が可能になりつつある現在であれば、『テクテクライフ』をより楽しむことができるという。
「近場での散歩、となり町での新たな発見、近郊への小旅行。『テクテクライフ』は、そういった移動を楽しむには、最適のツールです」
「地図をぬる」に特化したという最新作の内容。気になる人は、7月15日(水)からスタートするクローズドβテストに参加して、生まれ変わった『テクテクライフ』をいち早く体験しよう。
奇しくもニコニコも新バージョンへの変更を発表
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