わずか半年でのサービス終了について、プロデューサー・中村光一さんは「現在の課金規模では事業として成立せず、今回の決定となりました」と説明している。
ちなみに、これまでドワンゴは2014年12月にリリースした「ニコキャス」を、わずか5日で終了した過去もある。
一生歩けるRPGのはずだった『テクテクテクテク』
『テクテクテクテク』は、「一生歩けるRPG」をキャッチフレーズに、現実世界をベースにしたマップを塗りつぶしながら、日本全国に出現するモンスターを倒していく位置情報ゲーム。2018年11月29日より配信が開始され、小林幸子さんや『シン・ゴジラ』とコラボするなど注目を集めた。
Webサービス事業及びゲーム事業においても大きな業績貢献を見込まれていたが、収益が期待値を大きく下回っていたことを明かしていた。
さらに、月ノ美兎さんや電脳少女シロさんら人気Vtuberとのコラボの中止も決まり、AR撮影機能も3月14日(木)17時で終了されることが予定されている。
サービス終了に伴い、公式サイトには『テクテクテクテク』プロデューサー・中村光一さんよりコメントが掲載された。
みなさま、こんにちは。「テクテクテクテク」プロデューサーの中村光一です。
一人でも多くの方に、「歩いて」「塗って」楽しい時間をお過ごしいただこうと、テクテクを作って参りましたが、現在の課金規模では事業として成立せず、今回の決定となりました。みなさまには、たいへんに申し訳ないとともに、とても残念に思っております。
現在のバージョンは、まだまだ序盤の状態であり、これからが、みなさまが塗って拡大していった陣地と、闘って集めた仲間モンスターたちで、今まで以上に、かつてない楽しい時間を体験いただく予定でした。
せめて、クローズ前に、みなさまにお約束した、レイドバトルをお楽しみいただきたく思います。これまで集めた仲間モンスターたちを思いっきり暴れさせ、ゴジラに挑んでください。日本中からの挑戦を、お待ちしております。
最後になりますが、これまで、テクテクを支えてくださったみなさま、本当にありがとうございました。
私としては、今回の反省点を改善して、もっと楽しく快適にプレイできるように一新し、また、いつの日かテクテクを復活できるよう頑張ろうと思っております。
重ねがさね、みなさま、本当に、誠にありがとうございました。 『テクテクテクテク』プロデューサー・中村光一 コメント
Twitterでは「早すぎる」との声が多数
『テクテクテクテク』の早すぎるサービス終了に、Twitterでは「なんぼなんでも判断が早すぎるんじゃないかなー」「一生あるけるRPGとはなんだったのか」といった感想が寄せられている。テクテクテクテクのサービス終了早すぎ。
— あつし (@atsushi1000) 2019年3月13日
一生あるけるRPGとはなんだったのか。
え? 川上量生さんがあれだけ推してたテクテクテクテクなくなるの?? https://t.co/S7JO64QOuv
— 山本一郎(Ichiro Yamamoto) (@kirik_game) 2019年3月13日
テクテクテクテクサービス終了のお知らせにショックを受ける。なんぼなんでも判断が早すぎるんじゃないかなー。どういう計画だったんだろう。文京区100%いったのにー。 #テクテクテクテク
— 米光一成「はぁって言うゲーム」 (@yonemitsu) 2019年3月13日
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1件のコメント
匿名ハッコウくん(ID:2675)
一生=半年