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伊作家 パオロ・ジョルダーノ『コロナの時代の僕ら』早川書房から緊急刊行

POPなポイントを3行で

  • イタリアの世界的作家が『コロナの時代の僕ら』刊行
  • 26カ国で緊急出版
  • 世界初の「コロナ文学」
伊作家 パオロ・ジョルダーノ『コロナの時代の僕ら』早川書房から緊急刊行
イタリアの小説家・パオロ・ジョルダーノさんのエッセイ『コロナの時代の僕ら』が4月25日(土)に緊急刊行されることが分かった。 パオロ・ジョルダーノさんは物理学の博士号を持つ小説家。代表作『素数たちの孤独』で知られ、2008年にストレーガ賞を受賞。同作は200万部を越えるベストセラーとなり、30ヶ国以上で翻訳されている。

『コロナの時代の僕ら』は、本国での刊行より2週間足らずで26ヶ国での緊急出版が決定している。

世界初の「コロナ文学」

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染爆発が発生し、医療崩壊も報じられているイタリア。

本記事執筆時点で約12万人以上が感染し、死者数も1万5千人を数える(外部リンク)、未曾有の災禍にある。

イタリアのそのような状況からパオロ・ジョルダーノさんは自らを隔離状態に置き、エッセイ『コロナの時代の僕ら』を執筆。

早川書房によると、本作は世界初の「コロナ文学」と呼べる作品として結実しているという。

感染症と文学の相対

長きに渡る人類史だが、疫病との闘争、その災禍が残した傷跡はこれまで多くの文学作品のテーマにもなっている。

ジョバンニ・ボッカッチョさん『デカメロン』やアルベール・カミュさんの『ペスト』では黒死病が描かれ、トーマス・マンさん『魔の山』や堀辰雄さん『風立ちぬ』は、結核の療養施設を描いたサナトリウム文学というジャンルで語られることもある。

人と感染症は幾度ともなく、あるいは常に相対してきた。エッセイ『コロナの時代の僕ら』では、パオロ・ジョルダーノさんの科学的な姿勢と、全世界的な抑圧の中での静かな情熱を描いているという。

国内でも、『文藝』が緊急特集「アジアの作家たちは新型コロナ禍にどう向き合うのか」を発表し、4月7日(火)に発売される。 世界中の小説家や文学者たちが、世界が新型コロナウイルスに覆われる今、あるいはその後の社会と向き合い、言葉にしようとしている。

こんな時こそ考えて、人にやさしくなりたいものです

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