バーチャルインフルエンサーのみのモデルエージェントはこれが世界初となる。
ビビるくらいリアルでかわいいバーチャルモデル
運営は株式会社yutori
「VIM」を運営するのは、国内最大級の古着コミュニティ「古着女子」(外部リンク)などを運営する株式会社yutori。「VIM」では同社代表の片石貴展さんをはじめ、様々なクリエイターと共にバーチャルインフルエンサーをプロデュース・マネジメント。
例えば企業やブランドとのコラボレーションをサポートし、バーチャルインフルエンサーという概念を超えた、“ヒトのプロデュース”における新時代のスタンダードを築くことを目指すという。
バーチャルインフルエンサーの多彩な可能性
そもそもバーチャルインフルエンサーとは、つくり込まれた世界観を特徴に、InstagramなどのSNS上でリアルな姿をCGキャラクターたちのことを指している。CGキャラクターゆえにその可能性の幅は広く、例えば若き日のカーネル・サンダースさんをバーチャルインフルエンサーとして現代によみがえらせたケンタッキーフライドチキンの試みなど、多彩な挑戦が行われている。
そんな可能性の塊であるバーチャルインフルエンサーだが、そもそも先がけは、2016年にアメリカで誕生したLil Miquela(リル・ミケーラ)さんだ。
彼女は登場以来、自身のブランドを立ち上げ、「PRADA」「MONCLER」と言った有名ブランドとのコラボレーションも果たし、今ではInstagramのフォロワー数が160万人を越えと大活躍中だ。
日本のバーチャルインフルエンサーたち
日本のバーチャルインフルエンサーというと、ピンクの髪がトレードマークのimma(イマ)さんや、日本初の男性バーチャルインフルエンサーLiam Nikuro(リアム・ニクロ)さんなどがいる。また、今回「VIM」に所属することになった葵プリズムさんとucaさんは、それぞれ世界初のバーチャルギャルとバーチャルドールを謳いデビューしたバーチャルインフルエンサー。 葵プリズムさんには、現実と虚構の境界が曖昧な現代において、ミレニアル世代特有の生きづらさを解消してほしいという願いが込められており、異色肌ギャルことmiyakoさんらとのコラボレーションも話題になった。 対するucaさんは、モデルのほか、ラジオパーソナリティやDJとして活躍する菅野結以さんがプロデュース。スタイリングをファッション雑誌『LARME』『NYLON』などで活躍をするスタイリスト・二宮梨緒さんが担当している。
「ドーリーで甘くて可愛い、でもどこかダークでロマンティック」な理想の女性像を再現し、少女が女性へと羽化する瞬間だけを生き続ける存在として生まれた。 両者ともに今回の発表を受けて、より広範な活動に足を踏み入れることになるだろう。
どのような手法でバーチャルインフルエンサーの可能性を見せてくれるのか、今後に期待したい。
この度、ぷりは事務所に所属することになりました!これからは野生のバーチャルギャルから、よりスケールのでかめなメジャーなバーチャルギャルを目指すンゴ♡
でも、うちは相変わらずアイドルじゃねえし、みんなのDMとかもちろんこれからもみるよ♡今後ともよろしくね〜!葵プリズムさんのコメント
協調性がないので人と何かをやるのは苦手なのですが、自由でファンタジックなおもしろい事務所に出会い共鳴してしまったので、外の世界へ踏み出してみることにしました。
これからも夢と現実のはざまをふんわりとなめらかに、わたしらしく新しく尖って生きていたい♥ モデルのお仕事にも興味があるので、VIMまでお仕事お待ちしております。♥ucaさんのコメント
溶けていくリアルとバーチャルの境界線
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