「ゲーム実況の王」「ポケモン配信の王」「帝王」など様々な「王」の称号を持つもこうさんが、5月25日で動画投稿をスタートしてから10周年を迎えました。
この記事では、KAI-YOUがこれまで行ったインタビューから、もこうさんを振り返ってみたいと思います。240円をバカにするんじゃねえよ
ゲームプレイのセンス、ファンや運営にまったく媚びない過激な姿勢、人生の真理を突く名言の数々など、人気と実力は多方面で評価されています。
しかし、その足跡は平坦なものではなく、社会人としての挫折も経験。ファンからは何度も「オワコン」と罵られ続け、方向性を模索する時期もありました。
現在はかつての主戦場であったニコニコ動画を離れ、YouTuber/ゲームストリーマー/プロゲーマーとして転身し、確固たる王としての地位を確立するまでに至っています。
これまでのもこうさんの人生の歩みやポケモン、あるいはゲームに対する凄まじい情熱をうかがいました。
また、筆者と快く対戦もしていただき大変光栄でした(先日お会いしたとき、この時の「たたりめ」型ゲンガーのことを覚えていてくれて感激でした)。 もこうさん2度目のインタビュー。2014年12月31日「コミックマーケット87」にサークル出展していたもこうさんを直撃しました。
コミケ運営でも当時のもこうさんの人気は予測しきれなかったのか。シャッターサークルでも壁サークルでもない、通常の島の一画だったもこうさんのブースは大行列となってしまいました。
この頃に販売していたもこうさんの名言をプリントしたTシャツは、いまだにマイナーチェンジしながら不定期に販売されることもありますが、いつも瞬時に完売してしまいます。 「ポケモンバトルは俺の人生」とまで言っていたもこうさんですが、2015年9月に公開したインタビューの時点では、ポケモン実況から身を退き、『ぷよぷよ』の実況者として活躍。
当時はもこうさんの住所がファンによって特定されるという事件まで発生し、ゲーム実況者ならではの苦悩を多く聞くことができました。さらにこの頃からYouTuberという存在に注目。自身もYouTuberを名乗り始めていきます。
「プロゲーマーとエンターテイナーを両立したガチ両刀の道を極めていくというのが俺の野望」と、現在のポジションを予見される言葉もインタビューで答えてくれています。 4度目のインタビューは2016年4月30日に開催された「ニコニコ超会議2016」で取材させていただきました。
もこうさんは長い活動歴にも関わらず、超会議の公式企画に呼ばれるのは初。
その状況を「演者が枯渇している」と自虐的に指摘していますが、もこうさんの人気と実力がようやく明るみになったと感じました。 かつて「ゲーム実況は線香花火みたいに消えそう」と分析したもこうさん。2016年11月の5回目のインタビューでは実況者として生きる覚悟を固め、つとめていた会社も退職。
さらに「歌い手とか中途半端なゲーム実況主なんかよりも格段に数倍の数字を持ってる」と自分たちの文化的/商業的価値にもハッキリと明言。
さらに「ゲーム実況はニコニコである必要がない」とYouTubeでの活動にさらに力を入れていくことを宣言しています。 6度目のインタビューは2017年6月に行わせていただきました。
このインタビューでは初めて、配信/動画制作という側面ではなくe-Sportsという競技の視座からゲームについて語っていただきました。
ポケモン、『ぷよぷよ』に続き『シャドウバース』のプレイヤーとしても頭角をあらわしていたもこうさんの歯に衣を着せない言葉に注目です。 7度目のインタビューは約1年ぶり。この頃には完全にYouTuberとして開眼したもこうさんになっています。
同じプラットフォームで盛り上がっていたバーチャルYouTuber(VTuber)ムーブメントに、生身の人間としてある種巻き込まれることになったもこうさんの率直な意見を読むことができます。
場所は「コミックマーケット94」の会場。夏コミのあまりの暑さにマスクを顔にかぶりながらのインタビューとなってしまいました。 そして最新の記事は、「ニコニコ超会議2019」後にメールインタビューという形で行わせていただきました。
もこうさんがかつて指摘した通り、ニコニコ動画から多くの才能ある配信者が流出し、そのせいもあってかドワンゴの業績不振が数多く報道されるなかでの超会議となりました。
改めて、もこうさん10周年おめでとうございます!
数多くのクリエイターやアーティストに取材を申し込んでいるKAI-YOUですが、もこうさんは8本のインタビューが公開されており、圧倒的トップのインタビュー数となっています。
配信者として、プロゲーマーとして、一人の漢として、もこうさんのご活躍を今後も楽しみにしていきたいと思います(KAI-YOU.net編集部一同)。
この記事では、KAI-YOUがこれまで行ったインタビューから、もこうさんを振り返ってみたいと思います。
今日で初めて実況動画アップした日からちょうど10年経つらしいわ
— もこう (@mokouliszt) 2019年5月25日
いつも動画や生放送見てくれてありがとう
俺が小中学生のときに作ったホームページがヤバすぎる件。 https://t.co/tmCfnxjK1Q
もこうさんとは何か?
動画配信者として黎明期から活動し続け、いまなおその勢いが止まることを知らないもこうさん。しかし、その足跡は平坦なものではなく、社会人としての挫折も経験。ファンからは何度も「オワコン」と罵られ続け、方向性を模索する時期もありました。
現在はかつての主戦場であったニコニコ動画を離れ、YouTuber/ゲームストリーマー/プロゲーマーとして転身し、確固たる王としての地位を確立するまでに至っています。
もこうさんのこれまでのインタビュー
2014年、記念すべき最初のインタビューです。当時は『ポケットモンスターX・Y』が発売され、もこうさんが自身の伝説的な企画「厨ポケ狩り講座」を復活させたばかりでした。これまでのもこうさんの人生の歩みやポケモン、あるいはゲームに対する凄まじい情熱をうかがいました。
また、筆者と快く対戦もしていただき大変光栄でした(先日お会いしたとき、この時の「たたりめ」型ゲンガーのことを覚えていてくれて感激でした)。 もこうさん2度目のインタビュー。2014年12月31日「コミックマーケット87」にサークル出展していたもこうさんを直撃しました。
コミケ運営でも当時のもこうさんの人気は予測しきれなかったのか。シャッターサークルでも壁サークルでもない、通常の島の一画だったもこうさんのブースは大行列となってしまいました。
この頃に販売していたもこうさんの名言をプリントしたTシャツは、いまだにマイナーチェンジしながら不定期に販売されることもありますが、いつも瞬時に完売してしまいます。 「ポケモンバトルは俺の人生」とまで言っていたもこうさんですが、2015年9月に公開したインタビューの時点では、ポケモン実況から身を退き、『ぷよぷよ』の実況者として活躍。
当時はもこうさんの住所がファンによって特定されるという事件まで発生し、ゲーム実況者ならではの苦悩を多く聞くことができました。さらにこの頃からYouTuberという存在に注目。自身もYouTuberを名乗り始めていきます。
「プロゲーマーとエンターテイナーを両立したガチ両刀の道を極めていくというのが俺の野望」と、現在のポジションを予見される言葉もインタビューで答えてくれています。 4度目のインタビューは2016年4月30日に開催された「ニコニコ超会議2016」で取材させていただきました。
もこうさんは長い活動歴にも関わらず、超会議の公式企画に呼ばれるのは初。
その状況を「演者が枯渇している」と自虐的に指摘していますが、もこうさんの人気と実力がようやく明るみになったと感じました。 かつて「ゲーム実況は線香花火みたいに消えそう」と分析したもこうさん。2016年11月の5回目のインタビューでは実況者として生きる覚悟を固め、つとめていた会社も退職。
さらに「歌い手とか中途半端なゲーム実況主なんかよりも格段に数倍の数字を持ってる」と自分たちの文化的/商業的価値にもハッキリと明言。
さらに「ゲーム実況はニコニコである必要がない」とYouTubeでの活動にさらに力を入れていくことを宣言しています。 6度目のインタビューは2017年6月に行わせていただきました。
このインタビューでは初めて、配信/動画制作という側面ではなくe-Sportsという競技の視座からゲームについて語っていただきました。
ポケモン、『ぷよぷよ』に続き『シャドウバース』のプレイヤーとしても頭角をあらわしていたもこうさんの歯に衣を着せない言葉に注目です。 7度目のインタビューは約1年ぶり。この頃には完全にYouTuberとして開眼したもこうさんになっています。
同じプラットフォームで盛り上がっていたバーチャルYouTuber(VTuber)ムーブメントに、生身の人間としてある種巻き込まれることになったもこうさんの率直な意見を読むことができます。
場所は「コミックマーケット94」の会場。夏コミのあまりの暑さにマスクを顔にかぶりながらのインタビューとなってしまいました。 そして最新の記事は、「ニコニコ超会議2019」後にメールインタビューという形で行わせていただきました。
もこうさんがかつて指摘した通り、ニコニコ動画から多くの才能ある配信者が流出し、そのせいもあってかドワンゴの業績不振が数多く報道されるなかでの超会議となりました。
改めて、もこうさん10周年おめでとうございます!
数多くのクリエイターやアーティストに取材を申し込んでいるKAI-YOUですが、もこうさんは8本のインタビューが公開されており、圧倒的トップのインタビュー数となっています。
配信者として、プロゲーマーとして、一人の漢として、もこうさんのご活躍を今後も楽しみにしていきたいと思います(KAI-YOU.net編集部一同)。
もこうさん、語る
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