連載 | #27 ポップなまとめ記事をつくってみた

GWはゲーム三昧! スタッフがやり尽くした10本を厳選

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GWはゲーム三昧! スタッフがやり尽くした10本を厳選
GWはゲーム三昧! スタッフがやり尽くした10本を厳選

POPなポイントを3行で

  • 超大型のGW10連休、ゲーム三昧!
  • 普段あまりゲームをやらないという人もプレイする良い機会
  • KAI-YOUスタッフが近年プレイした中でオススメのゲームを一挙紹介
超大型のGW10連休が始まりました。旅行するもよし、ゆっくり休むもよし。10日間もあればなんでもできると言っても過言ではありません。

もちろん、家でじっくりゲームをやり尽くすのも、贅沢な休日の過ごし方の一つ。家に積んでいたあのアクションも、あのRPGも、開封してやり込む時間としては十分です。あるいは、普段あまりゲームをやらないという人も、手を伸ばしてみるにはいい機会。

そこで、KAI-YOUスタッフが近年プレイした中でオススメのゲームをご紹介。是非GW中のゲームプレイの参考にしてください。

目次
・わいがちゃんよねや
 『Magic: The Gatahering ARENA』
・新見直
 『ドラゴンファングZ 竜者ロゼと宿り木の迷宮』ほか4本
・おんだゆうた
 『JUDGE EYES:死神の遺言』ほか3本
・キャベツこうべ
 『Celeste』ほか2本
・かよちゃん
 『テトリス99』ほか2本
・片山健
 『Fortnite』ほか2本
・うぎこ
 『ペルソナ5』ほか2本
・わたはる
 『Overcooked』
・和田拓也
 『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』ほか2本
・森田将輝
 『UNDERTALE』ほか2本

わいがちゃんよねや|KAI-YOU CEO

『Magic: The Gathering ARENA』(PC)

みんなはなんのためのゲームをするのだろうか。長い人生の暇つぶしか、現実を忘れさせてくれる逃避や癒しか、友だちや知り合いとのコミュニケーションの一形態か。

Magic: The Gathering ARENA』(MTGA)はそのどれとも異なったゲーム体験を与えてくれる。勝利への渇望、焦りから陥る視野狭窄、おびただしい脳内麻薬の分泌によってゾーンに入る感覚──凄まじい快楽と絶望を与えてくれるのが『MTGA』だ
どこまでもストイックに向き合える『MTGA』
TCG『Magic: The Gathering』のデジタル版、そしてe-Sports版としてリリースされたのが『MTGA』だ。現在はBETAテストとして運用されているが、すでに『MTGA』を利用した賞金制トーナメントも開催されており、賞金総額100万ドルの「ミシックインビテーショナル」は世界中で大きな話題を呼んだ。

血で血を洗う、凄まじい戦いが日夜繰り広げられている『MTGA』だが、GWには新カードセットとなる「灯争大戦」がリリースされ、初心者やこれからはじめる人にも持ってこいの環境となっている。

暇つぶしでも逃避でも癒しでもない、甘えや妥協が一切ない、一度はそんなゲームにハマることによって見えてくる世界があるはず
『Magic: The Gathering ARENA』を無料ダウンロードする

新見直|KAI-YOU編集長

『ドラゴンファングZ 竜者ロゼと宿り木の迷宮』 (Nintendo Switch/PS4/PC/ Xbox Oneなど)

スマホ版「風来のシレン」もやり尽くした! という人に今こそ薦めたいのが本作『ドラゴンファングZ 竜者ロゼと宿り木の迷宮』。

自動生成されるダンジョンにせっせと潜っては探掘を繰り返し、選択肢を誤れば一瞬ですべてを失う死と隣り合わせの緊張感。ターン制だからこそピンチの局面ではじっくり次の一手を考えることになる、詰将棋のような頭脳戦。ローグライクRPGの本懐はそこにあるわけだが、本作が数ある同ジャンルの中で特別やりごたえがある、というわけではない。

ユニークなのはそのシステムだ。テーマは“勇気”。
潜りがい抜群『ドラゴンファングZ』
あらゆるジャンルには定石というものが存在し、ローグライクRPGにもまた、ダンジョンの奥深くに潜るためにいくつもの定石が存在する。

フロアに点在する無数の敵に取り囲まれると死ぬ確率が跳ね上がるため、通路に誘い込むというのもその一つだ。しかし本作には、プレイヤーの八方どこにも壁と面していない状態で敵と対峙するとパワーアップするなど様々なボーナスを獲得できる「ブレイブシステム」というものがある。

勇気を奮って敵を迎え撃つか、通路で慎重に立ち向かうか。ギリギリの局面でその選択が生死を分かつこともある。

もう一点の特徴は、武器や盾とは別に、モンスターを倒して取得・装備する「ファング」の存在だ。ファングにはそれぞれ固有の能力があり、かつそれを任意のタイミングで「捧げる」ことでファングを失う代わりに特殊能力を発動させることも可能だ。

装備するか捧げるかを選べるファングの存在は大きく、ダンジョン探掘に無限の奥行きを与えている。個人的には、かつて飽きることなくプレイし続けた二次創作のフリーゲーム「ディアボロの大冒険」を彷彿させるシステムにテンションが上がった。

ゲーム全般に言えることだが、特に試行錯誤を繰り返しながら何度も何度もダンジョンに潜るローグライクのゲームシステムは、繰り返される無限の死の中で活路を手繰り寄せる挑戦だ。

死と引き換えに少しずつ鍛え上げた武器やアイテムで挑むこともできれば、裸一貫、徒手空拳で挑むこともできる。しかし、無為な死というものは存在しない。死から得た経験は必ず次の挑戦に活かされるからだ。そして、その繰り返しは何より楽しい。

必ずしも初心者にオススメとは言えないが、ローグライクの醍醐味に触れたいという人も是非本作を手にとってみてほしい。
『ドラゴンファングZ』を購入する

【他のオススメ】
『Dead Cells』(PCNintendo SwitchPS4Xbox One
『ダンジョンメーカー』(iOSAndroidPC
『ディアブロ III』(PS4Nintendo SwitchPCなど)
『Florence』(iOSAndorid

おんだゆうた|KAI-YOU 編集

『JUDGE EYES:死神の遺言』(PS4)

発売直後、ううん違うね、正確には体験版が配信された直後から「キムタクが如く」としてネットミーム化した『JUDGE EYES:死神の遺言』。ピエール瀧逮捕の余波で「販売自粛」「キャラクター差し替え」が報道されてから、焦って買いに走ったっていう人、多いんじゃないかな?

うん、僕もその一人。あまりゲームをやらないっていうのもあるけど、体験版だけDLして止まっちゃった。でも実際やってみたら、4月の土日48時間×3週、寝てる以外はほぼ「キムタクが如く」。

やっぱり木村拓哉がしゃべってるから、ほかのゲームなら飛ばしちゃいそうなシーンもきちんと見ちゃう。あとは会話のテンポがいつもやってるアイドルのソシャゲよりも早くて、ストレスを感じる場面が少ないような気がする。それからジャニーズがよく許可したなと思うほど豊かな表情。本物の木村拓哉が出演している作品をコマ送りで見てもなかなかお目にかかれない表情が次々と出てきて、「おぉ!おぉぉぉぉぉ!!」って興奮の連続なんだ。
これぞキムタクが如く『JUDGE EYES』
ちなみに対立するキャラクターを演じているのが谷原章介なんだけど、『プライド』といい『HERO』といい、ことごとく木村と対立してきた印象があって、わかってる感のあるキャスティングも最高。

かつてジャニーズJr.に応募してジャニー喜多川と面接した人間としては、やっぱり木村拓哉は憧れの存在の一人だし、物心ついたときから今に至るまで「かっこいい男」の代表格であり続けるわけで、そんな彼がゲームで大暴れと聞いたらやらないわけにはいかないよね

ゲームの進捗はクライマックス直前。まずはさくっと本編クリアしつつ、この連休中もサブイベントとかで神室町を蹂躙するつもりだよ。君は?
『JUDGE EYES:死神の遺言』を購入する

【他のオススメ】
『アイドルマスター シンデレラガールズ スターライトステージ』(iOSAndroid
『アイドルマスター ミリオンライブ! シアターデイズ』(iOSAndroid
『アイドルマスター シャイニーカラーズ』(iOSAndroidPCブラウザ

キャベツこうべ|KAI-YOU エンジニア

『Celeste』(PC/Nintendo Switch)

みなさん今年のGWは未曾有の10連休、こんなチャンスはそうない!ということで旅行に行かれる方も多いと思います。

とはいえ、考えることはだいたいみんな同じ、観光地は人がいっぱい。宿泊費なども高くなっているそうで(外部リンク)、旅行はつらいな〜って思ってる人!

というわけでオススメするのは山登り

Celeste』というゲームです。昨年末に発表された「The Game Awards 2018」でベスト・インディー・ゲームにも選出されています。
GWは山登り『Celeste』
オーソドックスすぎる横スクロールアクションで、主人公・マデレンのできることはジャンプ、ダッシュ、壁掴み。

そしてゲームの導入部分でわかるのはマデレンがセレステ・マウンテンの頂上を目指していることくらい。

ただ、プレイして5分も経たずわかることがあります。「あ、コレ死にゲーだ」と。

セレステ・マウンテン登頂は非常に困難です。しかし、同時に優しさもある。それは秀逸なレベルデザイン、一瞬にも思えるリトライ、1画面ごとのコンティニューポイントに見出すことができます。

セレステ・マウンテンには勝手気ままにマップを歩き回り、触れたらこちらが死ぬ怪物のような敵はいません。

基本的に、いるのは自分だけ。どこまでも自分との戦い。セレステ・マウンテンには理不尽な死はなく、あるのは納得できる死。そして訪れる、確かな達成感 ↑達成感が凄かった動画

あなたがセレステ・マウンテンの登頂に成功したとき、何回の死を経験するでしょうか? 私は1586回でした。
『Celeste』を購入する

【他のオススメ】
『Ape Out』(Nintendo SwitchPC
『リアルタイムバトル将棋』(Nintendo Switch

かよちゃん|KAI-YOU マーケティング

『テトリス99』(Nintendo Switch)

1984年に発売された神パズルゲーム「テトリス」。35年の時を経て、99人のプレイヤーが同時に戦うバトルロワイヤル式パズルゲーム『テトリス99』としてNintendo Switchから配信された。

『テトリス99』では、オンライン上で99人が一斉にプレイする。ゲームオーバーにならず最後まで生き残った1人が勝者。さらに攻撃システムが導入されていることも特筆すべき点として挙げておきたい。

ゲームオーバー間際の相手を狙う「とどめうち」や、自分を狙う相手に攻撃をする「カウンター」、誰かを倒す(K.O.)と手に入る”バッジ”が多い相手を狙う「バッジねらい」など、様々な戦略で99人が襲ってくる。
現実をサバイブする能力を身につけろ『テトリス99』
元号改正に伴い10連休を勝ち取ったGW、自己の能力拡張こそ最も有意義な過ごし方ではないのか?

テトリスで身につけられる能力は大きく分けて、状況判断能力・忍耐力の2つ

常に敵からの攻撃を受け続けても、地震警報さながらのピンチアラートが鳴り響いていようとも、冷静沈着に戦いつづける強靭なメンタル。面とブロックの形状を即座に判断して、最も高得点を狙える型を積み上げていく俊敏な判断能力。

どれも令和という新たな時代を生きていくためには必ず必要となっていく能力であることは間違いない。

さらに、「テトリス・エフェクト」と呼ばれる現象の研究も世界中で行われている。一例として、テトリスを長時間プレイした人の多くは、陳列された箱や道にある建物など、実世界のさまざまな形をはめ込む方法について、意識せず考えている、ということがある。

オックスフォード大学精神神経学科のエミリー・ホームズ博士は、PTSD(心的外傷後ストレス障害)にテトリスが貢献するかもしれないという研究結果を2009年に発表した。それによると、ショッキングな出来事が起きてから4時間以内にテトリスをプレイすることで、その事件をフラッシュバックする回数が軽減されるという。

テトリスはすごい。テトリスは生まれるべくして生まれた人類の産物だと実感している。

この文章を書いている今、勤務中にも関わらず今すぐ『テトリス99』をプレイしたい衝動に駆られている。99人を叩きのめしたい。しかしまずは、おすすめゲームを紹介しているKAI-YOUスタッフ10人の中での1位を目指していきたい。(リツイートおねさ〜す^^)
『テトリス99』を無料ダウンロードする

【他のオススメ】
『クッキング・タウン(TastyTown)』(iOSAndroid
『人狼殺』(パーティーゲーム)

片山健|KAI-YOU マーケティング

『Fortnite』(PS4/Nintendo Switch/PC/Xbox/iOS/Android)

Fortnite』(フォートナイト)がいかにゲームとしておもしろいか? という話は、もはや語る必要がない。一大ブームを巻き起こしたバトルロイヤルというゲームシステム、そこに“建築”という要素が加わることで戦略性の幅が広がり、動きがよりダイナミックとなった。素晴らしい。以上。

2019年において、ゲームがゲームとしておもしろいことはもはや大前提だ

『フォートナイト』をオススメする理由は、『フォートナイト』を軸として、多種多様なゲーム実況者が集まるコミュニティが生まれていることにある

上手さで魅せるゲーム実況者やプロゲーマーがいる。バトルロイヤルとはまた違うゲームモードである「クリエイティブ」で高難易度なアスレチックやレースコースをつくって遊んでいるクリエイターがいる。ゲームデザインとしてどこかコミカルな雰囲気もあったり、運営が「もはやネタ枠だろ」みたいな武器やアイテムを導入したりするのでそれらで笑えるような企画系動画をつくるクリエイターがいる。『フォートナイト』には全容こそ語らないがどこかストーリーめいた要素が散りばめられていて、そういった要素を深読みしてああでもないこうでもないと語る動画を投稿する考察勢がいる。そして、YouTubeのチャンネル登録者数80万人規模の影響力の大きいゲーム実況者がいる。30万〜50万人規模の個性が強く、熱量の高いファンを獲得しているゲーム実況者がいる。まだ10万人程度ながらここ1年ほどで登録者数を伸ばしている勢いのあるゲーム実況者がいる。

バラエティ豊かというか、個性豊かというか、大なり小なりファンがつくような何かしらの魅力があるし、コラボしたりとゆるく繋がり合っていたりするし、毎日何かしらコンテンツや変化があって、YouTubeを楽しむ上でまじで飽きない。楽しい。
面白いなんて大前提『フォートナイト』
しかも、『フォートナイト』はe-Sportsとしても注目されている。プロゲーマーたちによる終盤戦は、一般人のそれとは違い、建築のレベルが高すぎてもはや地形構造が変わってしまうほどの“魔境”と化し、「一手ミスると即死」なぐらいのヒリヒリとする緊張感に、我々はただ固唾を飲んで見守ることになる。それでも、やっぱり、応援している選手が敵を倒したとき、あるいは勝者となったときの、歓声をあげたくなるほどテンションがぶち上がるあの爽快感は最高だ。「観戦映えする」と言われがちな『フォートナイト』だけど、少しでもプレイしておくと、プロゲーマーたちのすごさがより理解できるはずだ。

今年7月に開催される『フォートナイト』ワールドカップの予選が始まっているが、もうすでに各週で行なわれているオンライン予選を突破し、ニューヨークでの決勝への切符を獲得している日本勢もいる。全世界2億ダウンロード・同時接続830万人超え(2018年11月時点)のビッグタイトルの頂点に誰が立つのか? 今からもうすでに全力でそのニューヒーローが生まれる瞬間を見届けるぞという気持ちだ。

GWは暇でしょ? 『フォートナイト』はダウンロード無料でPCやPS4、Xboxのみならず、SwitchやiOSやAndroidなどのスマホにも対応している。なにかを新しく買うために外出したりAmazonのページにアクセスする必要もなく、きっとあなたの自室にある機器でプレイできるはずだ。

ちょろっとやってみて「あー、難しいなぁ」と感じて辞めたところで、ゲーム実況やe-Sportsといった楽しみ方もある。コンテンツとしての強さはバケモノ級でまず間違いないので、ぜひこの連休中にやってみてほしい。
『フォートナイト』を無料ダウンロードする

【他のオススメ】
『スプラトゥーン2』(Nintendo Switch
『Fate/Grand Order』(iOSAndroid

うぎこ|KAI-YOU アカウントマネージャー

『ペルソナ5』(PS3/PS4)

大人気「ペルソナ」シリーズの第5弾『ペルソナ5』。『P3』(ペルソナ3)から続くテイストになってからは3本目。基本的には、『P3』『P4』と同じシステム・世界観だが、ストーリーは独立しているため、ペルソナシリーズをプレイしたことない方でも安心してプレイできる。

舞台は渋谷・三軒茶屋を中心とした都内。発売当時三軒茶屋に住んでいた私は、三軒茶屋の再現度に歓喜し、徒歩10分の聖地巡礼を楽しんだ。全然テイストは違うが、「龍が如く」シリーズで歌舞伎町の再現度を喜べる人は今作も楽しめるはずだ。
最高の厨二感『ペルソナ5』
主人公はある事情で都内の親せき宅に身を寄せることになった高校生。色々あって友人たちと共に心の怪盗団を結成し、さまざまな権力者を成敗していくという、ピカレスク・ロマンだ。ペルソナシリーズはどれも「厨二心」をくすぐるストーリー・キャラメイクになっているが、特に今作は怪盗団という題材や各キャラの怪盗風衣装、ペルソナの名前まで、厨二心がカッコイイと叫び出す要素が盛りだくさん

ストーリーはメインだけでも相当やりごたえがあるのに、シリーズ特有のコープ(コミュニティ)システムにより、脇役キャラとのサイドストーリーがかなりの数用意されているので、GW全部使ってやりこめるソフトだろう。

『ペルソナ5 ザ・ロイヤル』という、本作に追加要素を盛り込んだ移植版が発表されたばかりだが、発売が10月31日のため、発売直後に一からやり込める時間が取れなさそうという方は、GWを使って予習してはいかがだろうか。
『ペルソナ5』を購入する

【他のオススメ】
『スーパーマリオ オデッセイ』(Nintendo Switch
『ヨッシークラフトワールド』(Nintendo Switch

わたはる|KAI-YOU デザイナー

『Overcooked』(Nintendo Switch/PS4/Xbox One/PC)

私は普段ゲームをほとんどやらない。たまにスマホの『テトリス』とミニスーファミに入っている『パネルでポン』をやるくらい。そんな私でもハマったのが友情崩壊ゲームとして名高いこの『Overcooked』(オーバークック)だ。

『オーバークック』はクッキング・アクションゲーム。プレイヤー同士で協力して、料理をオーダー通りにつくりお客さんに運んでいくだけのゲーム。言葉で言うとかなりシンプルなゲームだけど、料理のレシピがたくさんあるし、ステージは動くし、フライパンにずっと火にかけていると火事になるし、料理をつくるゲームなのになぜだか「投げる」アクションがあるしで結構難しい。

何よりプレイヤー同士で連携が取れていないとマジで料理がつくれないし、提供もできない、クレームの嵐、ステージはまさに地獄と化す
友情が試される? 『オーバークック』
上述したがプレイヤー同士の連携がこのゲームの最大のポイントである。一人で料理はつくれない。このゲームをしている時、私はふと思った。「あ、これ仕事と一緒だ」と。仕事で大切なことは、「報告」「連絡」「相談」。社会人になりたての頃、よく上司に言われた「報連相」はこの『オーバークック』(社畜ゲーとも言われているみたい)の中でも例外なく重要になっているのだ。

社会人になって1ヶ月経った新卒の皆さんにこそやってほしい。
『オーバークック』を購入する

和田拓也|KAI-YOU 編集

『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』(Wii U/Nintendo Switch)

10代まではそこそこのゲーマーだった僕が大人になってゲームをまたはじめるきっかけになった超名作タイトル『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』。

「ファミ通」が発表した「平成のゲーム 最高の1本」の2位にも選ばれたこの作品(ちなみに1位は『クロノ・トリガー』)ははっきりいって語り尽くされているので、このゲームの新しい部分を紹介したい。

本作は、4月26日より全編VR対応ソフトとしてアップデートされる。オープンワールドとして屈指の評価を得ている美しいハイラルの世界を、今度はVRの世界で駆け巡ることができるのだから、これはもうやる以外の選択肢はない。
正直『ゼルダ』VRの評判良くないが果たして…!
ダンボール製の工作キット「Nintendo Labo: VR Kit」にNintendo Switchをセットすることで、VRヘッドセットになるのだが、僕は準備バッチリ。この文章を書いているこの瞬間も、早く家に帰って「ゼルダVR」をやりたい気持ちでいっぱいだ。仕事したくない。ハイラルに帰りたい

GWはまさにハイラルへ繰り出すには最高の期間。平成屈指の名作ゲームを、ぜひVRで堪能してほしい。
『VR Kit』を購入する

【他のオススメ】
『ファイナルファンタジーVII』(Nintendo SwitchiOSAndroidPSXbox Oneなど)
『キャサリン・フルボディ』(PS4PS Vita

森田将輝|KAI-YOU 編集

『UNDERTALE』(PC/Nintendo Switch/PS4/PS Vita)

こんにちは。ガチ“ゲーム実況みる”勢の森田です。去年まで貧乏学生だった僕にはゲームを買う金銭的余裕がありませんでした。そのため、基本的にゲーム実況を通してゲームを楽しんできました。その名残か、今でも、気になるゲームタイトルはすべてゲーム実況でプレイ(?)しています。

そんな僕がGWにおすすめしたいゲームは『UNDERTALE』です。人気作なので知っている方も多いと思いますが、本作は「誰も死ななくていい優しいRPG」がテーマのゲームです。プレイヤーの選択次第で全ての敵と和解したり、ボスと友達になれるという特徴があります。

そして、いくつかルートに分かれるそれぞれのストーリーやゲーム性の高さもさることながら、特筆すべきは鳥肌が立つほどかっこいいBGMです。
人気作には人気の理由がある『UNDERTALE』
僕は、『ファイナルファンタジーXIII』の「閃光」や『ポケットモンスターブラック2・ホワイト2』の「戦闘!アイリス」はじめ、など好きなゲーム音楽はプレイリストにまとめて聞いていますが、『UNDERTALE』ほど一つの作品に多くの良曲が詰まっているゲームを僕は知りません。

GW最終日の5月6日(月)にはゲームタイトルの音楽をつきつめていく演奏団体・MUSICエンジンによる本作のフルオーケストラコンサートなども開催も予定されています。すでにチケットは売り切れてしまっているので、未プレイの方はGWにプレイして次の公演に備えたるような立ち回りをおすすめしたいです!
『UNDERTALE』を購入する

【他のオススメ】
『レインボーシックス シージ』(PS4Xbox OnePC
『Pokemon Trading Card Game Online』(iOSAndroidなど、いずれも日本版は未リリース)

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日夜生み出される現象や事象を“ポップなまとめ記事”として紹介する人気連載。 いま注目を集めるジャンル、気になったときにチェックしたいトレンド──。 KAI-YOUでは「POP」を軸に、さまざまな対象をまとめて紹介していきます。

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