新元号を冠した雑誌『令和』創刊 特集は 「僕たちは、 どう生きたか。 」

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新元号を冠した雑誌『令和』創刊 特集は 「僕たちは、 どう生きたか。 」
新元号を冠した雑誌『令和』創刊 特集は 「僕たちは、 どう生きたか。 」

POPなポイントを3行で

  • 30年後に今の本音を届けるための ”遺書集”
  • 責任編集は写真家の石田祐規さん
  • 5月1日の新元号施行日に増刷
新元号を冠した雑誌『令和』の創刊が4月1日に発表された。

この雑誌は、30年後に今の本音を届けるための ”遺書集” として企画され、ちゃんもも◎小林健太中島晴矢東信俉稲葉あみ、としくにら若手28名によるエッセイのほか、宮崎駿の最新作となる映画「君たちはどう生きるか」に呼応する特集「僕たちは、どう生きたか。」が掲載される。  責任編集を務めるのは、写真家・石田祐規と台湾在住の気鋭デザイナー・増田捺冶。

制作は2月下旬にはじまり、コンセプトや内容が不明なまま、Twitter上に「newgengo」として姿を現し、「官房長官が名前を発表する雑誌」として名を広げてきた。

4月1日の時点ですでに初版100冊が完売し、5月1日の新元号・令和の施行日での刊行に向けて増刷が決定している。

2010年代インディペンデントシーンを彩る執筆陣

現在、Twitter上では、雑誌の独特の世界観をイメージした映像が公開されるなど、未だ全貌が明かされぬまま、さまざまな仕掛けが行われている。 執筆者は、石田祐規と増田捺冶が平成という時代を通して親交を深めてきた、東信伍、 石田祐規、 小林健太、 コムラマイ、 斉藤拓海、 さようならアーティスト、 稲葉あみ、 菅井早苗、 菅谷聡、 ちゃんもも◎、 角田啓、 中島晴矢、 ネギシコウダイ、 根本美咲、 平岡花、 Peter Freestone、 増沢夏実、 増田捺冶、 又吉美輪、 村田絵梨子、 許瞳、 吉田俊文、 赤倉知行、 山本千尋、 玉城泰久、 大通り、 としくにの28名。

石田と同じく渋家出身の小林健太、 稲葉あみ、 菅井早苗、 ちゃんもも◎、 角田啓、 中島晴矢、 としくになどに加え、沖縄那覇のオルタナティブスペース・ナハウスやBARRAKで出会ったアーティストなど、2010年代のインディペンデントなカルチャーシーンの展開を見通すことになるラインナップでもある。

責任編集の石田祐規とは?

石田祐規は平成元年に生まれ、渋谷を拠点としたクリエイター集団・渋家(SHIBUHOUSE)のコアメンバーとして、美術・音楽・演劇・ファッションなど、幅広い領域を横断して個々人の文脈間における写真を撮影し続け、これまでに『完全犯罪』『大満足』などのZINEを刊行し注目を集めてきた。

現在は、東京アートシーン発のクリエイティブカンパニー渋都市に所属。写真家/大外ネットワーカーとして国内外を飛び回るなかで、台湾で活躍する20歳の気鋭デザイナー増田捺冶と出会い、平成最後の日に30歳を迎える石田からのラブコールによって、今回の共同制作が決まった。 石田祐規は、雑誌『令和』について次のようにコメントを発表している。

「理知と経験に溢れる増田捺冶と共に120p近い雑誌を作りました。30年前の雑誌を見たときのような感動を30年後にもっていくために、タイムマシンのような、ノアの箱舟のような、ちょっと不思議な雑誌となりました。しかも雑誌のタイトルは4月1日に官房長官がテレビで発表してくれたのでとてもワクワクしました。30年後の少年少女たち〜! お父さんとお母さんが〝おないどし〟だった頃こんなことを考えていたんですよ。」

まもなく訪れる令和と平成の終わりについて


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商品情報

雑誌『令和』

発売日
2019年5月1日発送
責任編集
石田祐規、 増田捺冶
執筆者
東信伍、 石田祐規、 小林健太、 コムラマイ、 斉藤拓海、 さようならアーティスト、 稲葉あみ
Peter Freestone、 増沢夏実、 増田捺冶、 又吉美輪、 村田絵梨子、 許瞳、 吉田俊文、 赤倉知行
山本千尋、 玉城泰久、 大通り、 としくに
価格
2,200円+送料

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