コレコレさんの動画配信において、東海オンエアの有料会員向け限定動画とされるものが「URLさえわかればだれでも視聴可能」であることが判明。
実際にURLが拡散され、東海オンエアの動画コメント欄に、ユーザーからコレコレさんの配信をきっかけにアクセスしたことが書き込まれる。
この経緯を知った東海オンエアのメンバー・虫眼鏡さんが、Twitterで「人のことネタにするのはまぁどうでもいいけど、これはもうそういうレベルじゃないね・・・久しぶりにキレたわ」と発言。
結果として「(所属する)事務所と対策を考える」と言及するに至っている。
水溜りボンド、東海オンエアらが導入する「チャンネルメンバーシップ」
騒動の発端となっているのは、東海オンエアが1月から導入した有料の課金制度「チャンネルメンバーシップ」。YouTubeの機能として2018年からはじまった月額課金制のサービスで、チャンネル登録者数3万人以上などの条件を満たせば導入できる(外部リンク)。
日本では2019年1月以降、東海オンエアと同じく大手YouTuber事務所・UUUMに所属する水溜りボンドなど人気のYouTuberが続々とスタートしている。 基本的に、月額490円でメンバーシップ限定のコミュニティ投稿やチャット、カスタムバッジの提供などが主な特典だ(外部リンク)。
チャンネル登録者数は409万人の東海オンエアも21日に導入を発表。その際、メンバーのひとり・てつやさんがTwitterで「チャンネルメンバーシップ」の「ファンの証明」と発言し物議を醸したが、その後、謝罪・訂正している。
「ファンの証明」ってワードはミスったな...簡単に言いすぎて勘違いを生んで申し訳ない!
— てつや【東海オンエア】 (@TO_TETSUYA) 2019年1月22日
バッジ機能のおかげでこの画像の一番上の人みたいに一目瞭然だよ!って言いたかった!
自分が昔からファンクラブの会員証とか凄いテンション上がるタイプだったからつい喜んでもらえるかなぁと... pic.twitter.com/B4J0puEnM1
騒動の発端と経緯
現在、議論を呼んでいる問題が明らかになったのは、暴露話で知られる配信者・コレコレさんが1月23日に実施したライブ配信にて。「チャンネルメンバーシップ」に関するトークの中で、ユーザーから「あくまでも限定動画なので、URLさえわかれば視聴できる」と、URLとともに連絡を受けたコレコレさん。
実際にアクセスして視聴できることが判明。同時に、動画のURLがTwitterでも拡散され始めることに。
一時はコメント欄にもURLやURLをツイートした当該Twitterアカウントなどが書き込まれたため、コレコレさんはコメント欄の配信を停止。
しかし、実際に動画へアクセスしたユーザーが複数存在したようで、東海オンエアの虫眼鏡さん自身、コレコレさんの配信を視聴していたため苦言を呈したというかたちだ。
忠告してくれてる人ありがとう。僕は配信見てたので状況は理解していますよ!
— 虫眼鏡【東海オンエア】 (@TO_ZAWAKUN) 2019年1月23日
「配信者ならこうなることくらいわかるだろ」って意味で怒ってるんです。
確認しておきたい事実2点
ここで注意したいのは、「チャンネルメンバーシップ」の特典として、YouTube側は「メンバー限定の動画」を明言しているわけではないという点だ。YouTubeが一般的な特典として挙げているのは、動画としては「メイキング動画」「通常の動画への早期アクセス」「メンバー限定のライブ配信」などだ。
もうひとつ、「チャンネルには表示されないが、URLを知っていれば誰でも視聴できる」という「限定動画」は、YouTubeの機能として以前から存在している。・動画: ラフカット、メイキング動画、通常の動画への早期アクセス、またはメンバー限定のライブ配信
・より深いつながり: Q&A 用のライブ配信、今後の動画の内容を決めるためのアンケート、[コミュニティ] タブの写真やテキストの更新
・ステータス: 名前の呼びかけやクレジット表示 チャンネル メンバーシップの一般的な特典
そういう意味で、原因としてはいくつかの可能性が考えられるが、現時点で何かを断定できるような情報や公式な発表は明らかになっていない。
KAI-YOU編集部では現在、YouTubeを運営するGoogle広報部に問い合わせており、続報は追ってお伝えする。
記事初出時、チャンネルメンバーシップ動画であると断定的な記述があったため、表現を改め加筆いたしました。
動画内でも言及されたYouTuberの騒動
この記事どう思う?
関連リンク
0件のコメント