TVシリーズ、映画5作品を手がける作曲者
ネイサンさんは、アメリカのエンターテインメント会社・ファニメーション社が配信するアメリカ版『ドラゴンボールZ』シリーズの1〜67話、『ドラゴンボールZ 危険なふたり! 超戦士はねむれない』『ドラゴンボールZ 龍拳爆発!! 悟空がやらねば誰がやる』など、映画5作品の作曲を手がけている。Twitterでは「もしかしてドラゴンボールのネイサン?」というリプライに「そうだよ!」などと返答。ネイサンさんが手がけた音源をアップしたYouTubeなどでは、「いまではテキサスの上院議員」「ネイサンおめでとう!」など、ファンからのコメントが寄せられている。The outcome of this election will decide the fate of our neighborhood schools. These students are a shining example of civic engagement! They can't vote yet, but they're encouraging others to be their voice and vote to fully fund our public schools! https://t.co/XFhFvIVm8o
— Nathan Johnson (@NathanForTexas) 2018年11月6日
海外版『ドラゴンボールZ』作曲者 ネイサンさんって何者?
ネイサンさんの本職は実は弁護士。自身の法律事務所を開業する際に事務所の内見に訪れたネイサンさんは、大家でのちのファニメーション社の共同出資者であるRobert Cocanaugher(ロバート・コカナファー)さんに出会った。
当時、新しく配信予定だった『ドラゴンボールZ』の作曲家を探していたロバートさんは、法律学校の隣の音楽施設で音楽を作っていた、ネイサンさんの音楽を聞いて次の作曲者に抜擢。ドラゴンボールの作曲に携わったのちは、弁護士としての活動に戻っていた。
インタビューでは、仕事で作曲すらもしたことがなく、さらにはドラゴンボールの作曲を手がけるまでは『ドラゴンボール』シリーズは一切見たことがなかったことがなかったそだ。アニメすらも見たことがなかったと語っている(外部リンク)。
ちなみに、ネイサンさんが当選した上院議会は、トランプ大統領の共和党が過半数を維持し、下院は民主党が多数派に返り咲くいわゆる「ねじれ」の構造となった。
常に世界中の注目を集めるアメリカ政治(おもにトランプ大統領)のなかで、日本のアニメファンとしても身近なトピックとなったのではないだろうか。
ドラゴンボールは偉大
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