『DRAGON BALL』などで知られる漫画家・鳥山明さんの訃報を受けて、フランス大使館が公式Xを更新。
「鳥山明氏の訃報に接し、フランス大使館は悲しみを深くしています」と追悼の意を表した。
鳥山明さんは2013年に、フランスで開催された欧州最大級の漫画の祭典・アングレーム国際漫画祭で40周年特別賞を受賞。
2019年には、フランスの芸術文化勲章・シュバリエを受章している。
コメント全文「フランスにおける第九芸術の普及に大きく貢献しました」
鳥山明氏の訃報に接し、フランス大使館は悲しみを深くしています。漫画の最高峰に到達した人物であり、鳥山氏の創造性に溢れた作風、物語の展開の妙、そして比類なきデザインの芸術により、フランスにおける第九芸術の普及に大きく貢献しました。
2013年には、アングレーム国際漫画祭において40周年特別賞を受賞。2019年には、フランスの芸術文化勲章「シュバリエ」を受章しました。 ご家族、近親者の方々、フランス、そして鳥山先生の作品を愛する世界のすべてのファンの皆さんと、悲しみを分かち合います。フランス大使館が公式Xに投稿した追悼コメント
(※)第九芸術:フランスでは芸術に分類があり、バンド・デシネ(フランス語圏の漫画文化)が9番目の芸術とされている。
世界中で愛され続ける『DRAGON BALL』
鳥山明さんは、『DRAGON BALL』をはじめ、『Dr.スランプ アラレちゃん』『SAND LAND』などで知られている漫画家。
特に代表作『DRAGON BALL』の人気は破格であり、日本だけでなく世界中で愛され続けている。
同作はアニメシリーズも大きな人気を博しており、『ドラゴンボール』『ドラゴンボールZ』『ドラゴンボールGT』『ドラゴンボール改』『ドラゴンボール超』と名称を変えながら長年にわたり放送。
特に『ドラゴンボール』『ドラゴンボールZ』は、放送期間中の平均視聴率が20%超という驚異的な記録を打ち立てた。
その影響は海外まで波及しており、世界80ヶ国以上で放送。各国で絶大な支持を獲得し、日本の漫画・アニメ文化の橋渡し役としても多大な貢献を果たした。
また、2024年秋には新作アニメシリーズ『ドラゴンボールDAIMA(ダイマ)』の世界展開が決定している。
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