こんにちは、山下智也.comです。気づけば6月。
サッカー・ワールドカップの開幕を前に、皆さんブブゼラの準備はできているでしょうか?
さて、前回の実施で巷を騒がせた大人気企画がかえって参りました。
拍手!!
本企画は、先月1カ月を編集部が振り返って、思ったよりも伸びなかった良記事を紹介していくというもの。なかなかリスキーですね。 本来隠したいはずの振るわなかった結果ですが、読者に届いていないのが一番まずい←
ということで、今回も編集部の4人が推薦する記事を1本ずつ選び、それぞれの思いの丈を語ってもらいましたよ。
ぜひご覧ください。
そもそも『レディ・プレイヤー1』は、どんな作品なのでしょうか?
新見 GW前、鳴り物入りで日本でも封切りとなった作品で「絶対に今観るべき」という意見があったから、編集部クロスレビューを行ったけど、蓋を開けてみたら、編集部の大半が、全く同じ部分に違和感を覚えているという。俺もそうだった。 山下 違和感というのは、具体的にどんなところだったんですか?
新見 もちろん、そうではない意見も上がったけど、全体としては多様性に欠けてしまった感は否めなかった。
リアルとフィクションとの対立軸という切り口では語りきれない、余剰の“なにか“が『レディ・プレイヤー1』にはあると思ったんだよね。
山下 だから、たかくらさんに寄稿をお願いしたんですね。
新見 そう。反響がなかったわけではないし、アクセス数としては好調ではないとは言えないのだけど、オマージュや過去作の参照ばかりが取り沙汰される傾向にある『レディ・プレイヤー1』に新しいテーマや視点を持ち込んでくれたのがこの記事だった。
希望としてはもっと多くの人に読まれてほしい! あと、記事のかわいいドット絵も、たかくらさんがつくったのでぜひ観て欲しいな。
藤木 いまロック様こと「ドウェイン・ジョンソン」主演作を見ないのは嘘だよ。それほど彼の出演映画は圧倒的な爽快感と快楽を与えてくれるから。
山下 ドウェイン・ジョンソンさんは、どんな人なんですか?
藤木「ロック様VSレーサー」ワイルド・スピード、「ロック様VSデスゲーム」ジュマンジ、「ロック様VS大地震」カリフォルニア・ダウン……。え、知らんの?
山下 すみません…
藤木 もともとプロレスラー「ザ・ロック」として花形を努めていただけあり、どんなに無茶な設定でも、一身に受け止め演じきってくれるという抜群の安心感がある。 ちなみに9月公開の新作『スカイスクレイパー』では「超高層ビル」と戦うよ。
山下 戦ってる相手が常に規格外ですね。
藤木 そうそう。そんな確変に入ってるロック様の魅力を余すことなく伝えたのが『ランペイジ』であり、このレビューだね。
映画の内容と同様に一瞬のもたつきもなく、ただただ「ロック様」のかっこよさ、面白さが伝わってくる。内容なんてもはやなんでもいい。大事なのは「面白いことが伝わるか、そうでないか」だと思う。
山下 じゃあ、なんでこの記事は伸びなかったんですかね?
藤木 その反省は編集部の自戒を込めてすべきだね。
だって「観たいものを観せてくれる。それが『ランペイジ』だ」という内容のレビューにもかかわらず、メイン画像がロック様ではない。
ロック様が見たくて『ランペイジ』を見るのに、ロック様を見たくて「ランペイジのレビューを見る」という形にできていないからね。これでは伸びないよ。
山下 あえてこれを選んだのはなぜでしょうか?
恩田 この記事以降『ウマ娘』関連の記事を出せなかった。その間、アニメは放送するたびに盛り上がり、ネットでは競馬ファンが「今回のエピソードは現実のこのレース」みたいに解説してくれて、自分は完全にファンの1人としてそれらを楽しんでしまった。反省だね。
山下 春アニメのレビュー会(外部リンク)でぼくも観ましたが、レース後にライブがはじまる展開など印象的でした。
恩田 史実とフィクションを効果的に取り入れることで、競馬ファンとアニメファン、双方から高評価されているんだよね。
自分としても、いったいどんな内容になるのか、人気が出るのかどうか、放送されるまでは半信半疑。 ただひとつ、かつて「アイドルマスター」シリーズのディレクターだった人が手がけているという点において注目していた。
山下 恩田さんは、競馬がもともと好きだった訳ではないんですか?
恩田 俺の競馬体験は子供の頃に父親がちょっとハマっていた記憶があるくらい。
いまも忘れられないのは、俺と弟の名前をかけ合わせような名前のウマ「ダイユウサク」に賭けて、実際にそのウマが勝利して大喜びしていた出来事。
この前ふと思い出して調べてみたら、ダイユウサクが勝利したのは1991年の有馬記念、14番人気だったにも関わらずレコードタイムで優勝したらしい。でもその後は勝てず、「史上最強の一発屋」と呼ばれていたみたい。
山下 その馬、キャラが立ちすぎですw
恩田 そうなんだよね。だからこそ『ウマ娘』に登場していないのが残念でならないね。
山下 先日、競馬にも行ってきたって話してましたね。
恩田 『ウマ娘』をライターとして語るからには、モノホンの競馬も観ないとね。
山下 休日まで使って……。恩田さんは、なんでそんなに意識高いんですか?
恩田 「ケイスケ・ホンダ」だよ。
ちなみに人生初の競馬観戦として、日本ダービーは大舞台すぎたかもしれないけど、競馬場で食べた串カツともつ煮のうまさは格別だった。
新見 『あしたのジョー』の連載開始50周年を記念して制作された作品だね。たしかに編集部によるアニメレビューでも、全員一致で高評価だった。
山下 十数年ぶりにアニメを観た僕でも、面白いと感じました。そんな『メガロボクス』に魅せられた外国人たちが同作挿入歌のビートを使ってラップをしています。 新見 この記事を選んだ理由は?
山下 日本の作品を愛する外国人がいることが嬉しいですね。しかもこの楽曲をつくっているのは、ジャズ/ヒップホップなどの要素を取り入れたバンド・Ovallのメンバーであり音楽プロデューサーのmabanua(マバヌア)さん。
個人的にも、Ovallの音楽性が好きでアルバムをよく聴いていたので、それを知った時にはテンションがかなり上がりました。
新見 動画のタイトルには「#MegaloBoxChallenge」のハッシュタグがついてるんだね。
山下 執筆当時、このタグでSNSを探すと2、3人ほど同様に『メガロボクス』のビートでラップしている外国人がいたのですが、いま調べるともっと多く人が挑戦していました。
なので、これがもっと多くの人に広がって、大きなムーブメントになるのか楽しみ。あと、日本人のラッパーにも挑戦して欲しいですね。
サッカー・ワールドカップの開幕を前に、皆さんブブゼラの準備はできているでしょうか?
さて、前回の実施で巷を騒がせた大人気企画がかえって参りました。
拍手!!
本企画は、先月1カ月を編集部が振り返って、思ったよりも伸びなかった良記事を紹介していくというもの。なかなかリスキーですね。 本来隠したいはずの振るわなかった結果ですが、読者に届いていないのが一番まずい←
ということで、今回も編集部の4人が推薦する記事を1本ずつ選び、それぞれの思いの丈を語ってもらいましたよ。
ぜひご覧ください。
5月の伸びなかった良記事を大暴露!
編集長 新見直の1本!
新見直がもっと読んでほしい記事:『オトナ帝国』から『レディ・プレイヤー1』へ 消費ではない継承者探しの物語 山下 新見さんが選んだのは、たかくらかずきさんによる寄稿ですね。そもそも『レディ・プレイヤー1』は、どんな作品なのでしょうか?
新見 GW前、鳴り物入りで日本でも封切りとなった作品で「絶対に今観るべき」という意見があったから、編集部クロスレビューを行ったけど、蓋を開けてみたら、編集部の大半が、全く同じ部分に違和感を覚えているという。俺もそうだった。 山下 違和感というのは、具体的にどんなところだったんですか?
新見 もちろん、そうではない意見も上がったけど、全体としては多様性に欠けてしまった感は否めなかった。
リアルとフィクションとの対立軸という切り口では語りきれない、余剰の“なにか“が『レディ・プレイヤー1』にはあると思ったんだよね。
山下 だから、たかくらさんに寄稿をお願いしたんですね。
新見 そう。反響がなかったわけではないし、アクセス数としては好調ではないとは言えないのだけど、オマージュや過去作の参照ばかりが取り沙汰される傾向にある『レディ・プレイヤー1』に新しいテーマや視点を持ち込んでくれたのがこの記事だった。
希望としてはもっと多くの人に読まれてほしい! あと、記事のかわいいドット絵も、たかくらさんがつくったのでぜひ観て欲しいな。
オキュラス関西人 藤木涼介の1本!
藤木涼介がもっと読んでほしい記事:【レビュー】娘を嫁がせるなら怪獣映画『ランペイジ 巨獣大乱闘』がいい 山下 藤木さんは、『ランペイジ』のレビューですか。藤木 いまロック様こと「ドウェイン・ジョンソン」主演作を見ないのは嘘だよ。それほど彼の出演映画は圧倒的な爽快感と快楽を与えてくれるから。
山下 ドウェイン・ジョンソンさんは、どんな人なんですか?
藤木「ロック様VSレーサー」ワイルド・スピード、「ロック様VSデスゲーム」ジュマンジ、「ロック様VS大地震」カリフォルニア・ダウン……。え、知らんの?
山下 すみません…
藤木 もともとプロレスラー「ザ・ロック」として花形を努めていただけあり、どんなに無茶な設定でも、一身に受け止め演じきってくれるという抜群の安心感がある。 ちなみに9月公開の新作『スカイスクレイパー』では「超高層ビル」と戦うよ。
山下 戦ってる相手が常に規格外ですね。
藤木 そうそう。そんな確変に入ってるロック様の魅力を余すことなく伝えたのが『ランペイジ』であり、このレビューだね。
映画の内容と同様に一瞬のもたつきもなく、ただただ「ロック様」のかっこよさ、面白さが伝わってくる。内容なんてもはやなんでもいい。大事なのは「面白いことが伝わるか、そうでないか」だと思う。
山下 じゃあ、なんでこの記事は伸びなかったんですかね?
藤木 その反省は編集部の自戒を込めてすべきだね。
だって「観たいものを観せてくれる。それが『ランペイジ』だ」という内容のレビューにもかかわらず、メイン画像がロック様ではない。
ロック様が見たくて『ランペイジ』を見るのに、ロック様を見たくて「ランペイジのレビューを見る」という形にできていないからね。これでは伸びないよ。
元ジャニーズ! 恩田雄多の1本!
恩田雄多がもっと読んでほしい記事:アニメ『ウマ娘』は史実通り? 競走馬サイレンススズカが注目される理由 恩田 この記事は結構伸びたんだけどね。山下 あえてこれを選んだのはなぜでしょうか?
恩田 この記事以降『ウマ娘』関連の記事を出せなかった。その間、アニメは放送するたびに盛り上がり、ネットでは競馬ファンが「今回のエピソードは現実のこのレース」みたいに解説してくれて、自分は完全にファンの1人としてそれらを楽しんでしまった。反省だね。
山下 春アニメのレビュー会(外部リンク)でぼくも観ましたが、レース後にライブがはじまる展開など印象的でした。
恩田 史実とフィクションを効果的に取り入れることで、競馬ファンとアニメファン、双方から高評価されているんだよね。
自分としても、いったいどんな内容になるのか、人気が出るのかどうか、放送されるまでは半信半疑。 ただひとつ、かつて「アイドルマスター」シリーズのディレクターだった人が手がけているという点において注目していた。
山下 恩田さんは、競馬がもともと好きだった訳ではないんですか?
恩田 俺の競馬体験は子供の頃に父親がちょっとハマっていた記憶があるくらい。
いまも忘れられないのは、俺と弟の名前をかけ合わせような名前のウマ「ダイユウサク」に賭けて、実際にそのウマが勝利して大喜びしていた出来事。
この前ふと思い出して調べてみたら、ダイユウサクが勝利したのは1991年の有馬記念、14番人気だったにも関わらずレコードタイムで優勝したらしい。でもその後は勝てず、「史上最強の一発屋」と呼ばれていたみたい。
山下 その馬、キャラが立ちすぎですw
恩田 そうなんだよね。だからこそ『ウマ娘』に登場していないのが残念でならないね。
山下 先日、競馬にも行ってきたって話してましたね。
恩田 『ウマ娘』をライターとして語るからには、モノホンの競馬も観ないとね。
山下 休日まで使って……。恩田さんは、なんでそんなに意識高いんですか?
恩田 「ケイスケ・ホンダ」だよ。
ちなみに人生初の競馬観戦として、日本ダービーは大舞台すぎたかもしれないけど、競馬場で食べた串カツともつ煮のうまさは格別だった。
高千穂峡のつゆを信じる宮崎人 山下智也の1本!
山下智也がもっと読んでほしい記事:『メガロボクス』のビートで外国人がラップ かっこよすぎ← 山下 最後に僕が推薦するのは、『メガロボクス』のビートで外国人がラップしている映像を紹介した記事。新見 『あしたのジョー』の連載開始50周年を記念して制作された作品だね。たしかに編集部によるアニメレビューでも、全員一致で高評価だった。
山下 十数年ぶりにアニメを観た僕でも、面白いと感じました。そんな『メガロボクス』に魅せられた外国人たちが同作挿入歌のビートを使ってラップをしています。 新見 この記事を選んだ理由は?
山下 日本の作品を愛する外国人がいることが嬉しいですね。しかもこの楽曲をつくっているのは、ジャズ/ヒップホップなどの要素を取り入れたバンド・Ovallのメンバーであり音楽プロデューサーのmabanua(マバヌア)さん。
個人的にも、Ovallの音楽性が好きでアルバムをよく聴いていたので、それを知った時にはテンションがかなり上がりました。
新見 動画のタイトルには「#MegaloBoxChallenge」のハッシュタグがついてるんだね。
山下 執筆当時、このタグでSNSを探すと2、3人ほど同様に『メガロボクス』のビートでラップしている外国人がいたのですが、いま調べるともっと多く人が挑戦していました。
なので、これがもっと多くの人に広がって、大きなムーブメントになるのか楽しみ。あと、日本人のラッパーにも挑戦して欲しいですね。
この記事も届いて欲しいのです
この記事どう思う?
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