フリーゲームの傑作「洞窟物語」、10年越しに制作の裏側公開

世界中のゲーマーを唸らせた「洞窟物語」

「洞窟物語」/画像はPLAYISMより

フリーゲーム「洞窟物語」は、2004年に開発室PixelからリリースされたPC用2Dアクションゲーム。ドット絵レトロな雰囲気に溢れるゲームとなっており、作中ではオルガーニャという独自開発した音源を使用。

基本的にストーリーは明かされておらず、その上主人公にセリフもないが、謎の博士や洞窟内の住人との会話で徐々に謎が明らかになっていく。さらにはプレイヤーの行動によって展開が変わるマルチエンディング仕様にもなっており、見た目からは想像もつかぬストーリーの奥深さが人気を呼んだ。

さらに初心者から熟練者まで楽しめる、バランスの取れた絶妙な難易度も話題を呼び、非公式だが、ファンの有志によってMac OS版や、英語版が制作され、その人気は海外にも及ぶこととなった。

そして待望の新作発表

ケロブラスター - トレーラー (日本語) by 開発室 Pixel
そんな名作「洞窟物語」を生んだ開発室Pixelは、5月11日にiOS/Windows向けに新作「ケロブラスター」をリリースした。サラリーマンの二足歩行するカエルを主人公に、さまざまな武器を駆使しながら、ゲームを進めていく有料2Dアクションゲームだ。

もちろん「洞窟物語」同様、ドット絵となっており、レトロ感溢れるグラフィックやBGMも健在だ。「洞窟物語」が好きな人も、はじめての人も楽しめるような内容になっている。また、全24曲+αとなる約40分に及ぶ、本作のサウンドトラック「ケロリズム」も配信中だ。

さらに本作を記念して制作されたスピンオフゲーム「PINK HOUR」も配信されており、こちらは無料となっている。
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