VTuber事務所・トリリオンステージに所属する七天八十院アエギス(しちてんばっとういんアエギス)さんが11月14日、自身のYouTubeチャンネルが永久削除されると発表した。
Xでの発表によれば、同日をもって「これまでの『天八十院アエギス』の活動を全て終了いたします」と報告。7月のチャンネル削除から復活に向けて尽力していたが、結果は変わらなかった。
しかし、七天八十院アエギスさんは発表で、引退宣言を否定。「今後は全く新しい姿の『七天八十院アエギス』として転生し、皆様の前で新たな活動をさせていただきます」と、“新章”として新たな姿での活動継続を宣言した。
すでに「七天八十院アエギス【VTuber準備中】」というアカウント名で、新たなYouTubeチャンネルも開設されている。
七天八十院アエギス、チャンネル削除は覆らず 引退よぎるも“新章”始動へ
七天八十院アエギスさんは7月15日、突如として登録者数13万人のYouTubeチャンネルが削除されて以降、運営と共に復活に向けて尽力してきた。
今回の発表では、4ヶ月にわたり待たせたファンに対して、「このような不甲斐ない結果となりましたことを深くお詫び申し上げます」と、既存チャンネルの削除という結果を謝罪。
チャンネル永久削除の具体的な理由について伏せるとした上で、「何度も申し上げているようにセンシティブな表現や性的なコンテンツの投稿、第三者にご迷惑をおかけする内容の活動が原因ではないことを申し添えさせていただきます」と説明し、「本件における誤った情報の流布・拡散はお控えください」と呼びかけた。
七天八十院アエギスさんの発表/画像は本人のXから
まるで引退するかのような発表の終盤、自身の引退を否定。「七天八十院アエギスとしての第一章が終わり、今まで誰も挑戦したことの無い新しいチャレンジ──“新章”へ向かうためのお知らせです」と宣言し、前述したように活動の継続を明言した。
最後には「私という存在を根底から揺るがす未曽有の危機に瀕し、一時は活動の完全引退も考えましたが、それでももう一度だけ立ち上がる男気をくれたファンの皆様に心から感謝いたします。まもなく訪れる”新章”を、どうか共に迎えていただければ幸いです」と、一連の削除騒動を振り返りつつファンへの感謝を綴っている。
初配信翌日に登録者数10万人突破、音大首席卒VTuber・七天八十院アエギス
七天八十院アエギスさんはトリリオンステージに所属するVTuber。サキュバスと首のない騎士の妖精・デュラハンのハーフという設定のため、生首だけで浮遊する姿が特徴だ。
2024年11月にデビューすると、翌年2月に行った初配信後にチャンネル登録者数が10万人と突破。“配信デビュー”から1日で10万人の大台を超えたことで、「驚異の新人VTuberの誕生か?」と注目を集めた。
一度見たら忘れないビジュアルが印象的だが、実は音楽大学首席卒業という異色の経歴の持ち主でもある。動画では世界で一番難しい歌といわれるモーツァルトのオペラ「魔笛」を歌い上げる様子なども公開されていた。
また、個人勢VTuberとして長年活動してきたふぇありすさんの実妹であることが判明している。
これまでの「七天八十院アエギス」としての活動を終了し、新章として新たな「七天八十院アエギス」として活動していくことを宣言した七天八十院アエギスさん。所属するトリリオンステージのXによれば、活動第二章の続報は近日中にアナウンスされるという。
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