農業VTuberユニットPeaky Hikers、販売した新米8.3万杯分が1週間で完売

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Yugaming
農業VTuberユニットPeaky Hikers、販売した新米8.3万杯分が1週間で完売
農業VTuberユニットPeaky Hikers、販売した新米8.3万杯分が1週間で完売

収穫した6.3トンの新米が1週間で完売したPeaky Hikers

群馬県を拠点に活動するVTuberユニット・Peaky Hikers(ピーキーハイカーズ)が10月30日から販売した新米6.3トンが、わずか1週間で完売した。

この「ぴきはい米 R7新米」は、Peaky Hikersが田植えから収穫まで携わっており、その数量は約42000合/お茶碗約83000杯分/124年分に相当する(農林水産省統計による日本人1人あたりの年間米消費量約51kgで換算)。

Peaky Hikersは早期の完売を受けて、2026年度は販売量を拡大する方針。さらに、農作業動画の撮影協力農家や農作物の共同販売パートナーを全国から募集する。

群馬から農業と演劇を発信するVTuberユニットPeaky Hikers

ピキハイ”ことPeaky Hikersは、「農業×群馬×演劇」をテーマに活動するメイローさんとアルピナさんによる夫婦VTuberユニット。

販売した「ぴきはい米」

2024年春から協力農家とともに田んぼでの作業を行い、田植え/草取り/稲刈りといった一連の工程を動画で公開してきた。

収穫した新米は群馬県産「あさひの夢」「コシヒカリ」の2種。10月30日の販売開始後、わずか1週間で用意した6.3トンがすべて完売した。

Peaky Hikers、2026年度は生産規模の拡大を目指す

Peaky Hikersによれば、YouTube総再生数500万回、SNSフォロワー合計約5万人という発信力もあり、販売開始後に自治体・農業団体・観光関係者からの問い合わせが急増。

“VTuber×農業”という新ジャンルの取り組みが、地方創生の文脈でも注目を集めているという。

「PeakyHikers」のアルピナさん(左)とメイローさん(右)

Peaky Hikersは今回の完売を受け、2026年度は生産規模の拡大を目指す。

そのため、全国から「撮影協力農家」「共同販売パートナー」を募集し、地域との連携を深めた取り組みへと展開する方針を示している。

■Peaky Hikers コメント(アルピナ)
「今回のお米が1週間で完売したと聞いたときは本当にびっくりしました。
田んぼで過ごす時間や稲の成長を一緒に見てもらえたことが、完売につながったと思っています。
これからはもっと多くの農家さんと一緒に“農業って楽しいんだよ”という気持ちを広げていきたいと思っています。
お米でも野菜でも果物でも、まずは気軽に声をかけてください! 地域の農家さんと一緒に挑戦できる未来が楽しみです。」

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地域に根ざしたVTuberの活躍

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