洞窟物語の開発室Pixel、最新作「ケロブラスター」発売を発表

洞窟物語の開発室Pixel、最新作「ケロブラスター」発売を発表
洞窟物語の開発室Pixel、最新作「ケロブラスター」発売を発表

「ケロブラスター」トレーラーのスクリーンショット

フリーゲーム「洞窟物語」で知られる開発室Pixelが、5月11日(日)から、最新作の2Dアクションゲーム「ケロブラスター」をiOSとWindows向けに有料配信することを発表した。

価格はApp StoreからiPhone版が500円、インディーズPCゲームプラットフォーム・PLAYISMからWindows版が720円で販売される。

対応言語として日本語と英語が用意されている。

インディーズゲームシーンの雄・Pixelの新作

本作は、開発室Pixelが、2013年に行われたインディーズゲームの祭典「BitSummit」で発表した「Gero Blaster」に、ストーリーをはじめとする内容に大幅な変更を加え、タイトルを「ケロブラスター」として改めてリリースされるもの。

内容は、二足歩行をするカエルのサラリーマンが主人公で、いろいろな武器を手に入れ、ユニークなモンスターと戦いながら、出張で訪れた未知の大地を冒険するというストーリーとなっている。

また、現在YouTubeでは「ケロブラスター」のトレーラー動画がアップロードされており、ゲームの雰囲気をつかむことができる。
ケロブラスター - トレーラー (日本語) by 開発室 Pixel
トレーラー動画では、「洞窟物語」の様に、多種の武器を切り替えながら敵を倒しながら進むカエルの姿や、Pixelが開発したピストンコラージュという音楽環境で制作されたであろう独特の楽曲の一部が確認できる。

また、4/11からアメリカ・ボストンで開催されるゲームイベント「PAX East」にて、「ケロブラスター」が、アスタリズムの「LA-MUALANA 2」やえーでるわいすの「アスタブリード」と併せて、日本インディーゲームシーンを代表する作品として出展される。

「洞窟物語」の語り継がれる魅力

「洞窟物語」とは、2004年にPixelからWindows向けに発表された2Dアクションゲーム。

ドットで描かれたキャラクター、オルガーニャという独自の音源、主人公に台詞がなく、表面的には語られて背景にあるストーリーなど、ファミコンを彷彿とさせるレトロな雰囲気が特徴的。

その高い完成度から、ファンの有志の手によって、MacOSやLinuxをはじめとした多言語化が行われた。海外では「Cave Story」という名前で親しまれている。
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