不良ギャグ漫画『今日から俺は!!』ドラマ 福田雄一監督起用でファン安堵?

動画「爆笑ヤンキー漫画『今日から俺は!!』を、『銀魂』監督・福田雄一が、主演・賀来賢人で連ドラ化!!左江内スタッフ日テレで再び!」

POPなポイントを3行で

  • 不良ギャグ漫画『今日から俺は!!』がドラマ化
  • 主演は賀来賢人、監督を福田雄一がつとめる
  • 公式サイトには、番宣動画やコメントも
西森博之さんによる不良ギャグ漫画『今日から俺は!!』がドラマ化し、日本テレビで10月より放送スタートする。

主演は俳優の賀来賢人さん、脚本・監督を福田雄一さんが担当。2人はドラマ『スーパーサラリーマン左江内氏』でも共作しており、今回再タッグを組む。

公式サイトでは、賀来さんと福田さんが登場する番宣動画も公開。

発表に当たってコメントが寄せられ、賀来さんは「本当に僕ですか??山﨑賢人と賢人まちがいじゃないですか?」としながら小学生の頃にハマった作品への意欲を見せる。福田さんは「どの世代が見ても笑ってもらえる作品にします」と語った。

伝説の不良漫画『今日から俺は!!』とは?

『天使な小生意気』『お茶にごす。』などでも知られる西森博之さんの代表作『今日から俺は!!』。

『今日から俺は!!』/画像はAmazonより

1988年から1997年まで、『増刊少年サンデー』から『週刊少年サンデー』本誌にかけて約10年連載され、累計4000万部を超える大ヒットを記録した。

「どんなコトをしても勝つ!」ことが信条の主人公・三橋貴志と、男気あふれるツンツン頭の相方・伊藤真司のコンビがさまざまな敵と戦ったり、珍事に巻き込まれるストーリー。不良漫画ながら、愉快なコメディー要素が強いのも特徴となっている。

余談だが、筆者が最も好きな漫画でもある(中学生の時にハマって全巻読破)。

そんな『今日から俺は!!』は、過去にもOVA版や映画の実写版などが公開されているが、今回は初のテレビドラマ化となる。

福田雄一監督に、原作ファンも期待

しかも、監督をつとめるのは、今をときめく福田雄一さん。

左より福田雄一さん、賀来賢人さん/画像は『今日から俺は‼︎』公式Instagramより

福田監督と言えば、大ヒット作品「勇者ヨシヒコ」シリーズで演出をつとめ、2017年には監督・脚本として『銀魂』を実写映画化。漫画原作の実写化は原作ファンから批判されがちだが、作品の世界観やギャグを映像に昇華した福田監督の手腕は高く評価され、結果大ヒットに。すでに今夏続編の公開が決まっている。

実写映画『斉木楠雄のΨ難』も手がけるなど、絶大な人気を誇る『今日から俺は!!』を実写化するにあたってこれ以上適任な人選はないと言っても過言ではない。

「なぜ今になって?」「古い作品のリメイク増えすぎ」といった声はあるものの、少なくとも現時点では、福田監督の起用については原作ファンからも好意的に受け入れられているようだ。

また、3月5日(木)には、追加キャストも発表される予定だという。

1980年代の不良の世界をコメディー要素も交えて、どう実写化するのか楽しみにしたい。

なお、公式サイトには、主演の賀来さん、監督の福田さん、原作者の西森さんよりコメントが寄せられている。

主演をやらせていただけると聞いたときは、「本当に僕ですか??山﨑賢人と賢人まちがいじゃないですか?」と凄く驚きましたが、自分自身、役者として“主演”を意識し始めていた時期だったというのと、それを福田監督と共にできる、という喜びが驚き以上にありました。
原作は、小学生の頃に親友から貸してもらい、数ページに一度は笑ってしまうくらい、どハマりした作品です。そんな作品の主演・三橋貴志を演じられて非常に光栄です。高校生役ですので、若さを見せられるよう、体作りはもちろん、アクションシーンもあるので、今からしっかり準備していきたいです。

「悪知恵天下一の卑怯者、でも仲間の為には熱く、喧嘩はめちゃくちゃ強い」という規格外のヒーローを、どこか憎めない、愛される、子供たちが真似したくなるようなキャラクターにしたいと思っております。視聴者の皆さんが日曜夜を笑って過ごせる作品にしますので、是非お楽しみに! 主演 賀来賢人さんコメント

ここ最近、ヤンキー物をやりたい!と言い続けていたタイミングでこの話をいただきました。
30代~40代の方々が世代の、伝説のヤンキー漫画だと教えていただき、実際読んで見ると、これは今まで見てきたヤンキー漫画とは違うなと、これなら絶対面白いドラマになる、と思いました。この先発表される他キャストも、今一番見てみたい!
そして、数年後には日本の役者の中心にいるであろう人達が集まっていますので、是非、そちらもご期待ください。

1980年代が舞台になっていますので、小中学生から見ると、 「この髪型なんだ?」「この服装は?」という不思議なものを見るような、新鮮な気持ちで、そして、30代、40代の方々にとっては、懐かしの映像、世界を楽しんでいただけると思います。どの世代が見ても笑ってもらえる作品にしますので、10月まで是非楽しみに待っていてください。 脚本・演出 福田雄一さんのコメント

今日俺がドラマ化するかも…。そう言われたのはいつの頃だったか。
実は『お茶にご』と『道士郎』で何度もそう言う話があったのです。しかし、やっぱり無しになりました。そんなドラマはしません。他のにします。(そっちの方がいい 作品ですからヒヒヒ)
何度もそう言われ続けた僕は、今回もそのパターンだろうとまるで期待していませんでした。
しかし、コメントとか…やるのかな?本当に? なんでも、時代性をまんまでやりたいとか!?ぐ、具体的だなあ。本当にやるのかなあ。

【賀来賢人と福田監督のコメントを受けて】
むう、このコメントは…。歳下のお兄さん達がやる気になってる。
(歳下のお兄さんとは、自分より若いのに思わず敬語で話しかけてしまうような、頼りになりそうな人のことである。)<西森談>
これはやるな、本当に今日俺が帰って来るな。僕が怒らなくてもこの兄貴達が怒るだろう。
彼らに任せておけば安心だ! あとは寝て待つばかりだ。 原作者 西森博之さんコメント

今、ほんとに2018年か…?

この記事どう思う?

この記事どう思う?

関連キーフレーズ

0件のコメント

※非ログインユーザーのコメントは編集部の承認を経て掲載されます。

※コメントの投稿前には利用規約の確認をお願いします。