ラッパーの宇多丸さんがパーソナリティをつとめるラジオ番組「ライムスター宇多丸のウィークエンド・シャッフル」(タマフル)が3月に終了する。
2007年の4月より続いた同番組が11年の歴史に幕を降ろすことになる。
なお、「タマフル」終了後の4月2日(月)からは、宇多丸さんの新番組「アフター6ジャンクション」がスタート。毎週月曜日から金曜日までの18時から21時まで生放送される。RHYMESTER 『ONCE AGAIN』
冠番組のTBSラジオ「ライムスター宇多丸のウィークエンド・シャッフル」(タマフル)は、2007年のRHYMESTER初の武道館公演直後となる4月からスタートした。
「ちょっとひねった音楽情報番組」をコンセプトに映画やゲーム、文学、コアな音楽の発掘……などさまざまなジャンルを横断。2008年にはギャラクシー賞ラジオ部門DJパーソナリティ賞を受賞するなど、多方面から絶賛された。
映画評論コーナーをまとめた『ザ・シネマハスラー』、無神経な母性(通称:母シズム)を告発する『ババァ、ノックしろよ!』など番組から生まれた関連書籍も多数。2015年には番組の軌跡をまとめた『ライムスター宇多丸のウィークエンド・シャッフル “神回”傑作選 Vol.1』も刊行。
さらに、2012年には「SRサイタマノラッパー」シリーズの入江悠監督のもと『タマフル THE MOVIE ~暗黒街の黒い霧~』として映画化も果たしている。
そんなリスナーから愛され続けてきたラジオ番組が3月をもって終了。11年の歴史に幕をおろす。
この新番組は仕事終わり学校終わりの時間帯に、趣味や嗜好を共通点として聴取者が繋がる場となるようにと命名。内容はこれまで同様、映画や音楽、本など、カルチャーを中心に扱う番組になる予定だ。
それもそのはず、パーソナリティの宇多丸さんだけでなく、スタッフ(通称:タマフルクルー)もそのまま引越しする形となると語られており、「タマフル」リスナーは安心して、引き続きラジオを楽しめそうだ。
放送時間は、月曜日から金曜まで18時から21時にかけての3時間。週1回の2時間放送だった「タマフル」から比較すると15時間と、単純に7倍以上の放送時間と考えられるが、宇多丸さん本人は「適度に希釈して2、3倍の濃度にします」と語った。
一方で、平日3時間の帯番組を持つことによってRHYMESTERのツアーは可能なのか? 映画を見る時間が減ってしまい、ひいては評論コーナー「ムービーウォッチメン」に支障が出るのでは…? などただでさえ多忙な宇多丸さんを心配する声も上がっている。
もちろん看板として長く人気を博した「タマフル」終了自体に戸惑うファンの声も。だがまずは、宇多丸さんのさらなる飛躍と新番組のスタートに期待したい。
2007年の4月より続いた同番組が11年の歴史に幕を降ろすことになる。
なお、「タマフル」終了後の4月2日(月)からは、宇多丸さんの新番組「アフター6ジャンクション」がスタート。毎週月曜日から金曜日までの18時から21時まで生放送される。
【タマフル終了のお知らせ】そしてTBSラジオで新番組が始まります。07年ライムスター武道館公演直後にスタート。10年をこえて「一時代を築いた」と胸を張って申し上げたい『タマフル』がこの3月に終了。4月から宇多丸(新)TBSラジオ・ワイド番組『アフター6ジャンクション』が始まります。 #utamaru
— RHYMESTER OFFICIAL (@_RHYMESTER_) 2018年1月27日
11年間がつまった「タマフル」から更なる飛躍
ヒップホップグループ・RHYMESTERのラッパー・宇多丸さん。「ちょっとひねった音楽情報番組」をコンセプトに映画やゲーム、文学、コアな音楽の発掘……などさまざまなジャンルを横断。2008年にはギャラクシー賞ラジオ部門DJパーソナリティ賞を受賞するなど、多方面から絶賛された。
映画評論コーナーをまとめた『ザ・シネマハスラー』、無神経な母性(通称:母シズム)を告発する『ババァ、ノックしろよ!』など番組から生まれた関連書籍も多数。2015年には番組の軌跡をまとめた『ライムスター宇多丸のウィークエンド・シャッフル “神回”傑作選 Vol.1』も刊行。
さらに、2012年には「SRサイタマノラッパー」シリーズの入江悠監督のもと『タマフル THE MOVIE ~暗黒街の黒い霧~』として映画化も果たしている。
そんなリスナーから愛され続けてきたラジオ番組が3月をもって終了。11年の歴史に幕をおろす。
宇多丸さんのラジオはまだまだ続きます!
そして、「タマフル」終了直後の4月2日(月)より新番組「アフター6ジャンクション」がスタート。約65年間続いたTBSラジオのプロ野球中継の後継番組となる。この新番組は仕事終わり学校終わりの時間帯に、趣味や嗜好を共通点として聴取者が繋がる場となるようにと命名。内容はこれまで同様、映画や音楽、本など、カルチャーを中心に扱う番組になる予定だ。
それもそのはず、パーソナリティの宇多丸さんだけでなく、スタッフ(通称:タマフルクルー)もそのまま引越しする形となると語られており、「タマフル」リスナーは安心して、引き続きラジオを楽しめそうだ。
放送時間は、月曜日から金曜まで18時から21時にかけての3時間。週1回の2時間放送だった「タマフル」から比較すると15時間と、単純に7倍以上の放送時間と考えられるが、宇多丸さん本人は「適度に希釈して2、3倍の濃度にします」と語った。
一方で、平日3時間の帯番組を持つことによってRHYMESTERのツアーは可能なのか? 映画を見る時間が減ってしまい、ひいては評論コーナー「ムービーウォッチメン」に支障が出るのでは…? などただでさえ多忙な宇多丸さんを心配する声も上がっている。
もちろん看板として長く人気を博した「タマフル」終了自体に戸惑うファンの声も。だがまずは、宇多丸さんのさらなる飛躍と新番組のスタートに期待したい。
ヒップホップの広がり
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番組情報
TBSラジオ新ワイド番組『アフター6ジャンクション』
- 放送開始
- 2018年4月2日(月)より
- 放送時間
- 月〜金 18:00-21:00 生放送
- メインパーソナリティ
- 宇多丸
- パートナー
- TBSアナウンサー(曜日替わり)
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