ジャニーズ事務所から独立後、3人がはじめて共演したネット配信番組は、歴史に名を残す結果を叩き出しました。
3日間の総視聴数は7400万以上、100組を超えるゲストが参加し、1000人以上のスタッフが関わった同番組。放送中、Twitterには世界トレンド1位を記録した「森くん」を含む100以上のワードがトレンドに入りを果たしました。
3人は番組開始と同時に各SNSへの投稿をスタート。
稲垣さんのブログは3日間連続でアメブロ総合ランキング1位、草なぎさんのYouTubeチャンネルは536万回再生、香取さんのInstagramのフォロワーは100万人を超え、1400万以上の「いいね」を獲得しました。
かつて、ネットへの写真掲載などを厳しく制限された元ジャニーズ所属のアイドルが、まさかこんな記録をつくろうとは。
私とSMAP
突然ですが、少し自分のことを話させてください。僕がSMAPを聴きはじめたのは高校生くらいから。以降、過去のアルバムをさかのぼったり、季節ごとにSMAPでプレイリストをつくったり、友人とカラオケでSMAPの曲をア行から歌ったり、くせ毛という共通点から稲垣さんに親近感を感じたり──ライブに行かなかったことが唯一の後悔です。
そんな筆者としても、「72時間ホンネテレビ」は楽しみでした。
いざ番組がスタートすると、冒頭から3人が登場。1つの画面に3人が一緒に存在しているという光景はたまらないですね。
森且行さんとの21年ぶりの再会
特に印象的だったのは4日、皆さん同様、SMAPの元メンバーであり現オートレーサー・森且行さんとの再会です。1996年にグループを脱退した当時は小学生だったため、ことの重大さを認識していませんでしたが、過去のアルバムを聞くようになって以降、「$10」や「がんばりましょう」「KANSHAして」「はだかの王様 〜シブトクつよく〜」などの曲で、その存在感の大きさを感じていました。
脱退前に参加した最後のアルバム『SMAP 008 TACOMAX』のジャケットで、森さんの足にだけ、タコの足が絡まっていたのが、今となっては意味ありげに思えてしまいます。
森さんが脱退した当時を振り返る
話を戻しますね。21年ぶりの再会では、一番仲が良かったという香取さんが、「脱退を発表した日の帰り、1人で泣いてたかもしれない。ふざけんな、アニキー!!って」と、当時を振り返ります。
稲垣さんも「森くんが抜けてソロパートが増えて、頑張ろうと思った」と、ボーカルとしての影響力の大きさに言及。
一方、草なぎさんは、「今日、森くんがいる勝負の世界を見て、もっと自分に厳しくしていこうと思った」とのこと。 対する森さんはアイドルからレーサーへの転身を問われ、「(後悔したことは)何回かある。レースで勝てなかったり、いい結果が出なかったときに。でもまだ楽しんでるから」「好きなんだろうね」と、オートレーサーへの決意を語っていました。
「森くん」が世界トレンド1位を獲得
なんだかしんみりする一方で、「森くんから北千住駅のホームでバク転させられた」(草なぎさん)、「つよぽんが森くんにボコボコにされて泣いてた」(香取さん)、「(草なぎと香取は僕らを)基本舐めてるから」(稲垣さん)と楽しそうに語る姿を見て、微笑ましくもありました。@#ユーチューバー草彅 #ホンネテレビ pic.twitter.com/iMCDtjftfw
— 草彅 剛 (@ksngtysofficial) 2017年11月4日
前日である3日の夜、堺正章さんとの焼肉が、一部で「圧迫面接」(※)と言われていたこともあり、森さんを囲んだ3人の姿はより多幸感に満ちていました。
そんな森さんが、Twitterの世界トレンド1位を獲得したのは、3人もうれしかったでしょうし、視聴者としてもこれ以上ない結果でした。森くん!
— 草彅 剛 (@ksngtysofficial) 2017年11月4日
世界1#ユーチューバー草彅 #ホンネテレビ pic.twitter.com/AIr9ON2Oyk
(※)ちなみに、堺さんとの食事ですが、個人的には会話が噛み合わなかっただけのような気がします。会場となったのは、2016年末に木村さん以外のメンバーが、森さんとともに集まったお店・An。いまいち何を聞き出そうとしたのかは疑問でしたが、当初表示されていた「あの夜の真相」のテロップは、会話に合わせて「今の3人の活動」「今の3人の未来」へと変化していきました。
3人と絡むとどんな人も「いい人」に
もう1つ印象的だったのが、3人と絡んでいる姿を見ると、どんなゲストも「いい人だなぁ」と思ってしまう現象について。例えば、SNSの先輩として登場したきゃりーぱみゅぱみゅさんや山崎賢人さんは早速フォロー(山田孝之さんはすでにフォロー済)。 さらに、草なぎさんとコラボレーションしたヒカキンさん、はじめしゃちょーさん、Fischer's-フィッシャーズ-といったYouTuberには、今まで以上に親近感を覚えました。
これは3人というよりも、正確にはSMAPという表現が近いのかもしれません。
スクショも投稿もやり放題の72時間
72時間全体を通して見ると、途中、グダグダになったり、徐々に移動中の中継が少なくなったりした場面も。とはいえ、それは生放送ならではというか、制作側の試行錯誤のような気もします。それ以上に、出演者が画面の中で写真や動画を撮影して、すぐにSNSにアップするというのは、非常にライブ感がありました(Abemaを見ながらTwitterやInstagramを見るのは忙しかったですけど)。
なおかつ、そこにユーザーも参加できるのは今の時代ならでは。放送中に行われた「#72時間スクショ選手権」はもちろん、稲垣さんの「もしもの結婚式」では参加者に対してブログやSNSへの投稿を推奨。
ラストを飾った72曲ライブでも、集まった観客の撮影を許可しているようでしたし、なんなら中継カメラも、あえて観客がスマートフォンを構えている場面を撮影しているようでした。\稲垣さん、草彅さん、香取さんが新曲『72』を生歌唱✨/
— AbemaTV@今日の番組表から (@AbemaTV) 2017年11月5日
72曲ライブ、最後の1曲は #ホンネテレビ のテーマソングを初披露!
まもなくグランドフィナーレ▷https://t.co/hR5FANoqIW pic.twitter.com/hlOIZWcg4g
ちなみに、公式Twitterには、動画やスクショがたくさん投稿されているので、それを振り返るだけでもだいたいの流れは把握できます。@皆んなありがとう!心から感謝してます。歌は、ボロボロ撃沈でした
— 草彅 剛 (@ksngtysofficial) 2017年11月5日
だけど応援してくれる皆んなのお陰で最後まで歌う事ができました。
また近いうちに、思いっきり遊びましょう!お休みなさい。今から72時間ねます!おやすみ。@#ユーチューバー草彅 #ホンネテレビ
#72 pic.twitter.com/IPCKgBcYZ7
また、6日からAbemaTV本体でも、ダイジェスト動画がばんばんアップ中。気になるエピソードから、視聴することができますよ。
もう1回見てもスクショが止まらない
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