稲垣、草なぎ、香取、そして森 みんな楽しんだ「72時間」を振り返る

稲垣、草なぎ、香取、そして森 みんな楽しんだ「72時間」を振り返る
稲垣、草なぎ、香取、そして森 みんな楽しんだ「72時間」を振り返る

画像は草彅剛さんのTwitter(@ksngtysofficial)より

元SMAPの稲垣吾郎さん、草なぎ剛さん、香取慎吾さんがパーソナリティをつとめ、11月2日21時から5日21時にかけて放送された「72時間ホンネテレビ」。

ジャニーズ事務所から独立後、3人がはじめて共演したネット配信番組は、歴史に名を残す結果を叩き出しました。

3日間の総視聴数は7400万以上、100組を超えるゲストが参加し、1000人以上のスタッフが関わった同番組。放送中、Twitterには世界トレンド1位を記録した「森くん」を含む100以上のワードがトレンドに入りを果たしました。

3人は番組開始と同時に各SNSへの投稿をスタート。

稲垣さんのブログは3日間連続でアメブロ総合ランキング1位、草なぎさんのYouTubeチャンネルは536万回再生、香取さんのInstagramのフォロワーは100万人を超え、1400万以上の「いいね」を獲得しました。

かつて、ネットへの写真掲載などを厳しく制限された元ジャニーズ所属のアイドルが、まさかこんな記録をつくろうとは。

私とSMAP

突然ですが、少し自分のことを話させてください。僕がSMAPを聴きはじめたのは高校生くらいから。

以降、過去のアルバムをさかのぼったり、季節ごとにSMAPでプレイリストをつくったり、友人とカラオケでSMAPの曲をア行から歌ったり、くせ毛という共通点から稲垣さんに親近感を感じたり──ライブに行かなかったことが唯一の後悔です。

そんな筆者としても、「72時間ホンネテレビ」は楽しみでした。

いざ番組がスタートすると、冒頭から3人が登場。1つの画面に3人が一緒に存在しているという光景はたまらないですね。

森且行さんとの21年ぶりの再会

特に印象的だったのは4日、皆さん同様、SMAPの元メンバーであり現オートレーサー・森且行さんとの再会です。

1996年にグループを脱退した当時は小学生だったため、ことの重大さを認識していませんでしたが、過去のアルバムを聞くようになって以降、「$10」や「がんばりましょう」「KANSHAして」「はだかの王様 〜シブトクつよく〜」などの曲で、その存在感の大きさを感じていました。

脱退前に参加した最後のアルバム『SMAP 008 TACOMAX』のジャケットで、森さんの足にだけ、タコの足が絡まっていたのが、今となっては意味ありげに思えてしまいます。

森さんが脱退した当時を振り返る

話を戻しますね。

21年ぶりの再会では、一番仲が良かったという香取さんが、「脱退を発表した日の帰り、1人で泣いてたかもしれない。ふざけんな、アニキー!!って」と、当時を振り返ります。

稲垣さんも「森くんが抜けてソロパートが増えて、頑張ろうと思った」と、ボーカルとしての影響力の大きさに言及。

一方、草なぎさんは、「今日、森くんがいる勝負の世界を見て、もっと自分に厳しくしていこうと思った」とのこと。 対する森さんはアイドルからレーサーへの転身を問われ、「(後悔したことは)何回かある。レースで勝てなかったり、いい結果が出なかったときに。でもまだ楽しんでるから」「好きなんだろうね」と、オートレーサーへの決意を語っていました。

「森くん」が世界トレンド1位を獲得

なんだかしんみりする一方で、「森くんから北千住駅のホームでバク転させられた」(草なぎさん)、「つよぽんが森くんにボコボコにされて泣いてた」(香取さん)、「(草なぎと香取は僕らを)基本舐めてるから」(稲垣さん)と楽しそうに語る姿を見て、微笑ましくもありました。

前日である3日の夜、堺正章さんとの焼肉が、一部で「圧迫面接」(※)と言われていたこともあり、森さんを囲んだ3人の姿はより多幸感に満ちていました。 そんな森さんが、Twitterの世界トレンド1位を獲得したのは、3人もうれしかったでしょうし、視聴者としてもこれ以上ない結果でした。

(※)ちなみに、堺さんとの食事ですが、個人的には会話が噛み合わなかっただけのような気がします。会場となったのは、2016年末に木村さん以外のメンバーが、森さんとともに集まったお店・An。いまいち何を聞き出そうとしたのかは疑問でしたが、当初表示されていた「あの夜の真相」のテロップは、会話に合わせて「今の3人の活動」「今の3人の未来」へと変化していきました。

3人と絡むとどんな人も「いい人」に

もう1つ印象的だったのが、3人と絡んでいる姿を見ると、どんなゲストも「いい人だなぁ」と思ってしまう現象について。

例えば、SNSの先輩として登場したきゃりーぱみゅぱみゅさんや山崎賢人さんは早速フォロー(山田孝之さんはすでにフォロー済)。 さらに、草なぎさんとコラボレーションしたヒカキンさん、はじめしゃちょーさん、Fischer's-フィッシャーズ-といったYouTuberには、今まで以上に親近感を覚えました。

これは3人というよりも、正確にはSMAPという表現が近いのかもしれません。

スクショも投稿もやり放題の72時間

72時間全体を通して見ると、途中、グダグダになったり、徐々に移動中の中継が少なくなったりした場面も。とはいえ、それは生放送ならではというか、制作側の試行錯誤のような気もします。

それ以上に、出演者が画面の中で写真や動画を撮影して、すぐにSNSにアップするというのは、非常にライブ感がありました(Abemaを見ながらTwitterやInstagramを見るのは忙しかったですけど)。

なおかつ、そこにユーザーも参加できるのは今の時代ならでは。放送中に行われた「#72時間スクショ選手権」はもちろん、稲垣さんの「もしもの結婚式」では参加者に対してブログやSNSへの投稿を推奨。 ラストを飾った72曲ライブでも、集まった観客の撮影を許可しているようでしたし、なんなら中継カメラも、あえて観客がスマートフォンを構えている場面を撮影しているようでした。 ちなみに、公式Twitterには、動画やスクショがたくさん投稿されているので、それを振り返るだけでもだいたいの流れは把握できます。

また、6日からAbemaTV本体でも、ダイジェスト動画がばんばんアップ中。気になるエピソードから、視聴することができますよ。

もう1回見てもスクショが止まらない

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